貧乏サラリーマンからの月収200万円成り上がりストーリー②

 

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まだ第1話をお読みでなければ、まずはそちらをお読みください

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第1話:月収200万円成り上がりストーリー① ~TSUTAYAでの出会い~

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私がTSUTAYAで手に取った「セレブと貧乏太郎」というドラマ。

 

実はこのドラマとの出会いこそが、私の人生を一変させ、借金300万円を抱えるドン底人生に突入する引き金だったのだ・・・。

 

まあ、この時はそんなことは知る由もなく、とにかくこのドラマを無性に観たくなった為、早速レンタルして帰宅。

 

そして上映開始。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

こ、これは・・・!

 

面白いじゃないか!!

 

単純にストーリーが面白いということもあったが、このドラマに登場する、「後藤田司」という社長がかなりカッコよく、気づけばその(ドラマの中の)彼に憧れていた。

 

『うお、社長ってメッチャかっこいい!俺もこうなりたい!!あ、っていうか俺も社長になれば、今の貧乏生活ともおさらばだ!よし、社長になろう!』

 

超単純な自分である。笑

 

今まで現状の生活と将来に絶望していて、出口のない迷路に迷い込んだような気持ちだったのに、その気持ちが嘘のように晴れて

 

「起業→社長」

 

という明るい未来が見え始めたのであった。

 

『高卒の俺が成り上がるには、社長になるしかない!』

 

そこからの行動は早かった。

 

社長になる方法すら知らないし、起業のプランなんてなかったものの、自分は必ずできるという根拠のない自信が溢れてきて、まずは毎日のように本屋に通った。

 

起業の知識をつけるためだ。

 

お金がなかったため、もちろん立ち読みではあるが・・・。笑

 

同じ本屋に毎日行って立ち読みするのも気が引けるため、いくつかの本屋をピックアップして、日替わりローテーションで立ち読みしまくった。

 

経営者の書いた本や、起業に関する本などを一通り読み明かし、そこで気づいたのが、

 

『ビジネスプランなんてなくても、営業力さえあれば起業はできる』

 

ということだった。

 

革新的なアイデアなんてなくても、モノを売る力さえあれば、営業会社を立ち上げて、他社の製品の販売代理店になる形で起業できることが分かったのだ。

 

とはいえ、営業は全くもって未経験。

 

でもそんなハンデも自分には関係なかった。

 

『営業経験がないなら、ないなりに営業の勉強をすればいい。よし、営業力をつけるぜ!』

 

そう思い、次の日からはセールスに関する本を読むための本屋通いをし始めた。

 

もちろんそれも立ち読みだが・・。笑

 

昔から他人とのコミュニケーションには結構自信があったため、営業の知識さえつけてしまえば、自分ならそれを応用してコミュニケーションを図り、モノを売ることはできるだろうと思った。

 

本当なら、一度どこかの会社で営業職を経験し、そのスキルを磨くべきと考えるのが普通だと思うが、そんなに遠回りしたくなかったこと、そして自分なら大丈夫という考えから、営業職をやらずに、独学で学んで最短で起業しようと思ったのである。

 

(今思えば、非常に甘い考えだったのだが・・)

 

ただ、それでも営業の練習はしたかったため、昔の友達にお願いして、営業のロールプレイングを手伝ってもらった。

 

『俺、営業力をつけて起業するって決めたんだけど、営業やったことないから、その練習相手になってくんね?とはいっても飯とか毎回おごるお金もないけど、俺が成功したら何倍にしても返すからさ!』

 

持つべきものは友達だった。

 

気前よく私の営業の練習に手伝ってくれた。

 

そういったことを積み重ねるうちに、セールスの本で学んだ知識が自分の血肉となっていき、

 

『よし、今の俺ならいける!!』

 

なんて意味不明な自信が備わっていた。

 

そして本格的に「脱サラ起業」の計画を実行に移し始めた。

 

まずはインターネットで、営業会社で扱うための商材を探した。

 

具体的には、

 

「代理店 募集 商材」

 

といったキーワードで検索し、様々な商材をチェックしていったのである。

 

その中でひときわ気になったのが、

 

「ソーラーパネル」

 

の販売代理店募集であった。

 

『未経験でも月収100万円可能!』

『ソーラーパネルを売って君もフェラーリを手に入れろ!』

 

といった、甘い謳い文句が目につき、一瞬で心を奪われたのである。

 

今考えれば、そんな誇大広告に興味を持つ方がどうかしてるのだが、早く社長になりたくてウズウズしていた私からしたら、まさに千載一遇のチャンスだと確信してしまったのだ。

 

早速、その代理店募集にアポを取り、その説明会に行くことに。

 

説明会では、ソーラーパネルの将来性や、販売条件などが説明された。

 

ハッキリ言って、どれも非常に魅力的だった。

 

・ソーラーパネル販売はこれから右肩上がり

・100万円のソーラーパネルを売ったら35万円の報酬

・この代理店営業で成功した人は数え切れないほどいる

 

そういった説明を受けるうちに、どんどん私はそのビジネスに興味が湧いてきた。

 

目標としていた月収100万円だって、月に3台もソーラーパネルを売れば達成できるのである。

 

『月にたったの3台でしょ?楽勝!!』

 

そんなことを考え、説明会の途中から心の中はウキウキだった。

 

ようやくその代理店募集の説明会が終わり、

 

『このビジネスに関して前向きに検討されている方は、個別に相談にのりますので、終わり次第スタッフに声をかけてください』

 

という主催者側のナレーションがあり、私はすでにやる気満々だったため、早速相談をしに行くことに。

 

これが私の転落劇の引き金になる事を、この時は知るよしもなく。

(※以下、過去のやり取りを思い出しながら、可能な限り実際のやり取りに近づけて記載していきますが、実際と一字一句同じではなく、多少のズレはあるかもしれません。)

 

スタッフ「じゃあ、こちらの個室で詳細なお話をしますので、まずはお入りください。」

 

私「はい、わかりました。」

 

スタッフ「今回は弊社の代理店募集にご興味を持っていただきありがとうございます。説明会を終えていかがですか?前向きにご検討されてる感じでしょうか?」

 

私「はい、ぜひともやってみたいと思っています。このビジネスで独立起業したいんです。」

 

スタッフ「・・・。素晴らしいですね。では、代理店加盟の詳細をお話したいと思いますが、お聞きになりますか?」

 

私「よろしくお願いします!」

 

スタッフ「ありがとうございます。一応、こちらがその資料です。」

 

私「・・・!!!。。。」

 

スタッフ「ご覧頂いてる通り、販売代理店の加盟料として、まず100万円の費用が発生します。」

 

私「は、はぁ・・。」

 

スタッフ「ん?どうされました?」

 

私「いや、その。起業はしたいんですけど、実はそんなにお金もってなくて。。」

 

スタッフ「起業したいけどお金がない?みなさんそうですよ(笑)起業する前からお金がある人なんてほとんどいませんからね。みなさん、だいたい借り入れをしたりして、資金を作ってビジネスを開始されるものです。起業ってそういうものですよね?今だと飲食店とかでも500万円とか1000万円かかるのが普通ですよ。それと比べたらはるかに安い金額だと思いませんか?」

 

私「た、確かにそうですね。」

 

スタッフ「ですよね。しかも加盟料なんて、うちの商品を3台も売ったら元を取れるじゃないですか。たった一度その加盟料を支払うだけで、うちの商品をずっと扱える権利が手に入るんですよ。これを高いと思ったら、何やっても起業は成功できません」

 

私「はい、その通りだと思います。(なぜか妙に納得。)」

 

スタッフ「ちなみに、このパンフレットに載っている○○社長。この方はうちの代理店の中でもトップクラスに成功されていまして、その○○社長もビジネスを開始する前は、うちに加盟料を支払える現金持っていなかったんですよ。で、その社長がとった行動がすごくて、消費者金融にいって100万円借りてきて工面したんですよ(笑)今では年商2億円も稼いでいて、笑が止まらないらしいです。(笑)」

 

私「そ、それはすごいですね。(なるほど、その手があるか)」

 

スタッフ「やっぱり、そのくらいの覚悟があった方が成功しやすいですからね。で、今回の件、どうされます?」

 

私「やりたいんですけど、ちょっと検討してもいいですか?」

 

スタッフ「一応、この代理店ビジネスはかなり人気があるので、枠が埋まり次第ご案内できない可能性が高いんですよ。なので、もしやるなら今月中に連絡いただけますか?」

 

私「わかりました。」

 

このようなやり取りだったと記憶している。

 

私の心は揺れ動いた。

 

『加盟料として100万円さえ支払えば、自分もビジネスを開始して社長になれるんだ!』

 

という前向きな考えもあるものの、

 

『100万円なんてどうやって用意したらいいんだ』

『このビジネスは確実に上手くいくのだろうか?』

『騙されているんじゃないか?』

 

というように、不安も当然のようにあった。

 

考えても考えても答えが出ない。

 

このビジネスに賭けるべきか、それともやめておくべきか?

 

答えは二つに一つなのだが、どうしても決断できなかったのだ。

 

刻々とこの回答期限が迫る。

 

結局、悩みに悩んで出した答えが、

 

『よし、100万円を支払ってこのビジネスに挑戦しよう』

 

というものだった。

 

このビジネスで独立開業する道を選んだのだ。

 

昔とある本で見つけた「迷ったら、それはGOのサイン!」という言葉が私を後押ししてくれた。

 

そうなったら、あとは100万円を用意して加盟料を支払い、今の会社に辞表を叩きつけるだけだった。

 

で、よくよく考えると、この100万円はすぐに用意できそうだった。

 

なぜなら、当時私はクレジットカードを計8枚所持しており、全てのキャッシング枠を合計すると300万円ほどの借り入れができる見込みだったからだ。

 

財テクということで、カードのポイントなどを考慮して、用途に分けてクレジットカードをそれぞれ作っていたのが救いだった。

 

安月給の貧乏サラリーマンのため、貯金などはあるはずもないが、キャッシングさえすれば資金を作ることができると考えた。

 

そして早速100万円をキャッシング。

 

キャッシングの際は、ATMの前で手足がブルブルと震えた。

 

当時の私にとっては、100万円なんて見たこともない大金だったのだ。

 

そして代理店の加盟料を支払い、会社に辞表を叩きつけた。

 

『起業するんで会社やめます』

 

そう伝えて、業務の引き継ぎということで1ヶ月間だけ働き、その会社をあとにした。

 

それと同時に法人登記。

 

株式会社を設立し、晴れて社長になったのだ。

 

登記にかかった費用は手数料なども入れて30万円ほどだったが、これも当然キャッシングで工面した。

 

この時すでに、借金は130万円。

 

何度も不安な気持ちが襲ってくるものの、

 

『大丈夫。俺ならできる。ソーラーパネルを売りまくって、そんな金なんてすぐに返済するんだ。』

 

そう言い聞かせ、自分を奮い立たせた。

 

ソーラーパネル代理店の募集元の会社の担当者と打ち合わせをし、販売に関する講習を受けたり、販売に必要な一通りのパンフレットやマニュアルをもらい、ビジネス開始の準備を淡々と続けていった。

 

ソーラーパネルの営業の仕方は自由だったが、法人向けにテレアポでアポイントを取り、そこにセールスをかける流れが成功しやすいとのことだった。

 

『よし、絶対成功してやる!!』

 

そうして勢いよくビジネスを開始。

 

ここから、私の転落劇が始まっていくのだった・・・。

 

第3話に続く・・・

 

第3話はこちら↓↓

>月収200万円成り上がりストーリー③  ~初めての起業、そして挫折~