貧乏サラリーマンからの月収200万円成り上がりストーリー④

 

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まだ第3話をお読みでなければ、まずはそちらをお読みください

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第3話:月収200万円成り上がりストーリー③ ~初めての起業、そして挫折~

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この日は自然と朝5時半に目が覚めた。

 

そう、この日は私がネットビジネスをスタートさせる日であり、Kさんからそのマニュアルがメールで送られてくる日でもあった。

 

冷蔵庫から冷たいお茶を取り出し、ゴクリと飲み干す。

 

一気に眠気が覚め、全身にパワーがみなぎる。

 

『よし、今日からネットビジネスで俺は復活を果たすんだ!』

 

そう意気込んでメールをチェックすると、早くもKさんから転売のマニュアルが届いていた。

 

転売はネットビジネスの中でも一番稼ぎやすいらしく、まずは転売から始めてみるように言われたのであった。

 

早速その添付されたマニュアルをダウンロードし、むさぼるように読み進める。

 

そのマニュアルに一通り目を通して私が感じた事は、

 

『これなら俺にもできる!』

 

という前向きなものだった。

 

体からみなぎる自信。

 

その自信が自分を行動へと駆り立てた。

 

まずは手始めに、家にある不用品をヤフオクに出品して売りさばくという事から始めた。

 

そのマニュアルにも、最初はチャレンジしやすい不用品転売から始めるといいと書かれていたからだ。

 

家にあった不用品を片っぱしからマニュアル通りにヤフオクに出品してみた。

 

不用品とは言うものの、いち早く成功したかった私は、必要な品まで泣く泣く出品したのはここだけの話である。

 

そして2日後・・・

 

早くも出品していた商品が売れる。

 

飛び上がるほど嬉しかった。

 

たかだか3000円くらいの売値ではあったが、雇われではなく、自分の力で収入を生み出したのは人生初だったからだ。

 

ほどなくして、落札者から落札金額が振り込まれる。

 

銀行口座を確認すると、口座残高が増えている。

 

『やったー!!これはいける!!』

 

自信が確信に変わった瞬間だった。

 

モチベーションがさらに高まり、ヤフオクに出品していて未だ売れていない商品も、値段を変えたり商品説明文をテコ入れしたりして、なんとか全てを売りさばいた。

 

こうして私は総額で5万円ほどの収入を得る事に成功した。

 

この時点で出品できる商品が家には無くなってしまったので、Kさんから頂いたマニュアルの第二部に書かれていた「フリマ転売」を開始する事に。

 

フリマ転売とは、フリーマーケットやバザーなどに出向き、転売できる商品を仕入れてきて、「ヤフオク」や「モバオク」などに出品していく転売である。

 

ここで初めて、「仕入れ」という最初の関門が立ちはだかる。

 

家にあった不用品などを転売していた当初は、「仕入れ」という概念はなかったのだが、フリマ転売になると、先に自分のお金を支払って仕入れをする必要があるからだ。

 

『ちょっと不安だな。でも、転売をやるなら誰でも通る道だ。』

 

そう言い聞かせ、とにかくやってみる事にした。

 

Kさんのマニュアルには、フリマ転売におけるリサーチ方法と、儲かる定番商品などが書かれており、リサーチをしっかりとすれば、まず失敗する事はないとの事だった。

 

そのマニュアルを信じ、何度もマニュアルを読み込み、イメージトレーニングを重ねた。

 

そして、いざフリーマケットに出向いた。

 

Kさんのマニュアルが分かりやすく、私も入念にリサーチしたおかげか、儲かるであろう商品が結構サクサクと見つかった。

 

レディースアパレルや雑貨系の商品ではあったが、とりあえず不用品転売で作った5万円のうちの3万円を仕入れに充てた。

 

フリーマーケットからの帰宅後、早速、仕入れてきた商品を全て出品した。

 

『頼む・・!売れてくれ・・・!』

 

マニュアルの方法に従い、ある条件を満たした商品はオークション形式で出品し、その他の商品は即決形式で出品した。

 

オークション形式の場合、その商品を欲しい人たちが希望価格で入札し合うため、人気商品であれば予想以上の高値で売れる事もあるが、その反面、赤字で売れてしまう事もある。

 

即決形式の場合、設定した価格以下で入札される事はないため、赤字にはならないが、確実に落札されるという保証はどこにもない。

 

そういった一長一短があり、その商品に見合った出品方法を選ぶのがヤフオクやモバオクでの稼ぎ方である。

 

で、フリマから仕入れてきて出品した商品に、早くも動きがあった。

 

オークション形式で出品していた商品が見事に落札されたのである。

 

『ヤッター!!俺、いけるじゃん!!』

 

なんて思っていたのも束の間。

 

なんと、落札されたは良いものの、その商品の落札価格が、その仕入れ値よりも安い価格だったでのある。

 

要するに、赤字になってしまったのだ。

 

確か1200円程度で仕入れた雑貨商品だったのだが、それが600円で売れてしまった。

 

『うお・・・マジか。。。なんでだろう』

 

冷静に分析した結果、おそらくリサーチミスだろうという結論に至った。

 

マニュアルにも、「商品によっては赤字になる事もあるが、トータルで黒字であれば問題ない」と書かれていたし、フリマ転売も最初だから仕方がないと自分に言い聞かせた。

 

内心は不安でいっぱいだったが・・・。

 

ただ、そんな不安も取り越し苦労だった。

 

次に落札された商品はしっかりと利益の出る価格で落札され、それ以降の商品も黒字が続いた。

 

時々、赤字になってしまう商品もあるにはあったが、トータルで見れば全く気にならない程度のものだった。

 

蓋を開けてみれば、3万円で仕入れてきた商品が全て売れて、7万円ほどの売上が上がったのである。

 

利益4万円オーバー。

 

『お、俺って天才!?』

 

なんて調子に乗りそうになってしまったが、この程度で舞い上がっているようでは成功も程遠いと思い、ここはその気持ちをグッとこらえる。

 

なお、この時点で転売を始めてからの資金は合計で9万円になっていた。

 

不用品転売:+5万円

フリマ仕入れ:-3万円

フリア転売:+7万円

トータル:+9万円

 

という感じである。

 

早速、この結果をKさんに報告した。

 

私『フリマ転売でもきちんと結果出せました。転売開始してからトータルで9万円ほど儲かっています。このままフリマ転売で稼ぎまくろうと思います!』

 

Kさん『とりあえず、利益が出たみたいで良かったな。ただ、こういうのもアレだけど、フリマ転売だけだと、お前の借金返すほど稼ぎまくるのはキツイと思うぜ?』

 

私『え?どうしてですか?』

 

Kさん『あくまでフリマ転売は、転売の基礎をつかんでもらうために、やってもらったんだ。だけど、フリマっていっても、毎回同じ規模のフリマが開催されるわけでもないし、毎回同じくらの商品が必ず仕入れられるわけじゃないだろ?』

 

私『そうなんですかね?』

 

Kさん『まあ、このままやっていけば分かるよ。フリマ転売も稼げるけど、仕入れが安定しないから、お前が300万円っていう借金を返していくビジネスとしては不向きかもな。』

 

私『は、はあ・・・。まあでも、イケそうな気がしますし、とりあえずこのままやってみます!』

 

Kさん『出た、お前の言い出したら引かないクセ(笑)昔から変わらないな(笑)まあ、それなら、フリマ転売続けてみなよ。いつか俺の言うことが分かる時が来るからさ』

 

私『・・・・。頑張ってみます!!!』

 

内心、ちょっと意地になっている自分がいた。

 

「フリマ転売は初めて取り組んだにも関わらず、ここまで利益を出せたんだし、このまま続けてもっとスキルが付いて来れば、もっと稼げるに決まっているんだ。」

 

そう思っていたのだ。

 

フリマ転売でがっつり稼いで、Kさんを見返してやろう。

 

変な見栄を張っている自分がいて、とにかくフリマ転売で稼ぎまくってやろうと決心した。

 

だがしかし・・・。

 

Kさんの言っていた事は確かだった。

 

2回目に繰り出したフリマは前回よりもかなり規模が小さく、儲かる商品をほとんど仕入れることが出来なかった。

 

結局その日は利益が8000円程度。

 

初回の利益4万円に比べると、かなり見劣りした金額だった。

 

『ま、まあ、こんな日もあるさ。』

 

そう強がって、また次回のフリマに希望を託したものの、なんと次は直近で都合の良さそうなフリマが開催されていない。

 

一応、フリマはあるにはあったのだが、日中のバイトのシフトと重なっており、そのフリマには仕入れに行くことができなかった。

 

仕入れが安定しないとは、こういう事だったのか。

 

フリマの開催日程が都合よく重なれば、それなりに稼げるのは確かなものの、月によってはそうはいかない時もある。

 

よって、毎月安定して稼げるビジネスではなかったのだ。

 

ただのお小遣い稼ぎや、数万円の副収入を求めるならフリマ転売は向いているのだが、少なくとも借金300万円を抱えた人間が、その返済のために取り組むビジネスではなかった。

 

『このままフリマ転売を続けても、借金なんて到底返していけない。どうすればいいんだ?』

 

またしても大きな壁が立ちはだかったのであった・・・。

 

こんな私が、ここから1年以内に月収200万円を稼げるようになったわけだが、この時はまさかそんなに自分が化ける事になるとは知る由もなく。

 

さて、またまた追い詰められた「ゆのきち」は、どのようにして稼げるようになっていくのか?

 

この後も、私の月収200万円成り上がりストーリーは続く。

 

第5話はこちら↓↓

>月収200万円成り上がりストーリー⑤ ~新たなる挑戦~