ゆのきちです。

 

最近、「無在庫ネットショップ」と呼ばれるネットショップが非常に増えてきていると感じています。

 

そもそも「無在庫ネットショップ」とは、「在庫」を持たずに運営するネットショップの事をそう呼びます。

 

ネットショップ上に商品をとりあえず並べておき、お客様からの注文があった時点で初めて仕入れをするというビジネスモデルが「無在庫ネットショップ」なのです。

 

一般的なネットショップは最初に商品を仕入れて「在庫」を持った状態で販売します。

 

それに比べて無在庫ネットショップは商品を最初に仕入れず、注文があってから仕入れるので、「在庫」を抱えることは基本的にありません。

 

ですので「在庫が売れ残るリスクがない」という理由から、「無在庫ネットショップ」がどんどんと増えてきているのだと思います。

 

そしてその在庫のリスクが「ゼロ」のまま、理論上はその「登録商品数」をどこまでも増やす事が無在庫ネットショップでは可能です。

 

ただし、そこで出てくる疑問として考えられるのが、

 

「登録する商品数はどのくらいが適切なのか」

 

という疑問です。

 

理論上はいくらでも商品を登録できるからこそ、「どのくらい」の商品数を登録するのが適切なのか分からない。

 

そう考える人も少なくないと思います。

 

そこで今日は「無在庫ネットショップの商品数はどのくらいが適切か?」という内容でお話しをしていきたいと思います。

 

無在庫ネットショップの商品数はどのくらいが適切か?

 

まず、これに関しては一概に「◯◯品を登録すればいい」という明確な答えが出しづらいものになります。

 

なぜならそれは、取り扱っている商材の種類によってその適切な「商品数」が変わってくるからです。

 

ただし、一つ言えるのは、

 

「ネットショップの”コンセプトや方向性を変えない範囲の中で最大限”まで商品数を増やすべき」

 

という事が結論になるということです。

 

その理由としては、「ネットショップのコンセプトや方向性を変えない」ことを前提とするなら、

 

「登録商品数」を増やせば増やすほど、売上アップにつながる

 

という事になるからです。

 

登録商品数を増やすということは、その分だけネットショップ上に「商品ページ」が増えることになります。

 

そしてインターネット上のネットショップでは、それぞれの「商品ページ」が、ネットショップのそれぞれの「入口」となります。

 

入口が増えれば、その入口から入ってくることができる人が増えます。

 

つまり、より多くの人にネットショップに入ってきてもらい、より多くの人にそのショップの商品を見てもらうことができるので、それが結果的に売上アップにつながっていくという事です。

 

また、ネットショップの登録商品数を増やすということは、ショップ全体のボリュームが多くなっていくことになります。

 

ボリュームが多いショップ(サイト)=価値のあるサイト

 

上記のような図式を一つの基準としてグーグルが検索エンジンでサイトを上位表示させているので、商品数を増やすことでその上位に表示される確率が上がります。

 

検索エンジンの上位に表示されればされるほど、ネットショップの訪問者は増えていく傾向にあるので、それに比例してショップの売上が上がっていくというわけです。

 

つまり、登録商品数を増やことが売上アップに結びつくのです。

 

しかし、”やみくも”に商品数を増やすだけでは意味がありません。

 

むしろ、それが「ネットショップのコンセプトや方向性」を変えてしまうような商品数の増やし方であれば、それは避けたほうがいいです。

 

売上が低下する可能性があるからです。

 

実は登録商品数を増やしていく上で、「ネットショップのコンセプトや方向性は変えない」ということは、売上をアップしていく上で非常に重要です。

 

ですので、その重要性についてお伝えします。

 

ショップのコンセプトや方向性を変えずに商品数を増やしていくことの重要性

 

まず、ネットショップのコンセプトや方向性を「変えない」ということは、そのショップの「ブランディング」につながります。

 

ブランディングとは、それを「ブランド化させていく」ということ。

 

そしてショップを「ブランディング」してくことで、「顧客からの信頼」が得られ、競合よりも高い価格で売ることができたり、熱心なリピーターが生まれやすいのです。

 

たとえば「ルイヴィトン」なんかは、ブランディングが非常に上手くいっているので、財布やバッグが普通のものに比べて高くてもバンバン売れていきますし、リピーターさんが多いのが実際のところです。

 

ルイヴィトンは「旅を楽しみ、人生を楽しむモノづくり」というコンセプトを掲げ、それに見合うための「品質が良いものだけを提供し続けていく」というスタイルを貫いています。

 

それが「ブランディング」につながっているのです。

 

そしてそのブランディングに大切なのが、ショップのコンセプトを変えないこと。

 

要するに、「コンセプトを一貫させること」にあたります。

 

その「一貫的なコンセプト」こそが、結果的に「売上アップ」に結びついてくるということです。

 

だからこそ、商品数を増やしていくとしても、「ネットショップのコンセプト」を変えないように配慮しながらそれを増やしていく。

 

それが大切なわけです。

 

ですが、ショップのコンセプトを変えてしまうのは本当に駄目なのでしょうか?

 

以下に、別の例でさらに示していきます。

 

ネットショップでコンセプトを変えてしまうと、、

 

たとえばのお話ですが、あなたが、

 

「挽きたてコーヒー専門店 カフェゆのきち」

 

というお店を経営していたとします。

 

これはネットショップではなく実店舗ですが、ネットショップも実店舗も「ビジネス」である以上、その原理は変わらないと思いますので、実店舗で例を示していきます。

 

さて、そのお店は挽きたてコーヒーを求める熱心なリピーターさんと、興味本位で利用してみたコーヒー好きの新規客によって支えられていたとします。

 

ただしある日突然、その近くに大手のショッピングセンターが建ち、自分たちのお客さんをそれに奪われ、そのお店を利用するお客さんが少しずつ減ってきたとします。

 

「どうしよう、なんとかしないとお店がピンチ。商品ラインナップをとにかく増やそう」

 

そのように考え、商品数を増やすことで、下記のようなお店にリニューアルしたとします。

 

「コーヒー&ラーメンショップ ゆのきち」

 

その狙いとしては、挽きたてコーヒーの種類はこれ以上増やせなかったので、逆にランチタイムを狙ってラーメンも提供し始めたという程度でお考えください(笑)

 

コーヒーの種類はそのままで、ランチタイムを狙ってラーメンを提供し、商品を増やす。

 

果たしてこのリニューアルは、お店にとって上手くいくでしょうか?

 

おそらくですが、かなりの確率でリニューアル前よりも売上は下がると思います。

 

挽きたてコーヒーを飲みながら、やすらぎを感じるためにそのお店に通っていたリピーターさんが、もし隣の席で他のお客さんがラーメンをズルズルとすすっていたら、どう思うでしょうか。

 

ほとんどの確率でそれは不快だと思います(笑)

 

そのような状況だと、リピーターさんが離れていってしまうのも時間の問題でしょう。

 

また、興味本位で利用しようとしていた新規顧客も、「ラーメン&コーヒー」という文字を見た瞬間、そのお店に入るのすら、ためらってしまうのではないかと思います。

 

お店側の一方的な都合で、ラーメンとコーヒーという、非常にミスマッチな商品を一緒に提供してしまっているからです。

 

これでは完全にお店の「コンセプト」が変わってしまっています。

 

ですので、上記はあくまで極端な例ですが、ショップのコンセプトを変えてしまう事で、そのコンセプトを楽しんでくれていた顧客すらも離れていき、どんどんと売れないお店になってしまう。

 

まさにそういう状況になるわけです。

 

ネットショップで置き換えても、コンセプトの変更は売上を下げる原因になってしまいます。

 

ショップの登録商品を増やせば増やすほど、売上が比例して上がっていくわけですが、コンセプトを変えてまで増やしていくのは意味がありませんし、それが逆効果になる場合もあるのです。

 

ですので、あなたのネットショップの登録商品数を増やしていくとしても、「今のコンセプトと全く関係のない商材」を増やすことで、やみくもに「商品数稼ぎ」みたいな行為をしていくのは避けるべきです。

 

これこそが、

 

「ネットショップの”コンセプトや方向性を変えない範囲の中で最大限”まで商品数を増やすべき」

 

という結論につながってくるわけですね。

 

まとめ

 

・ネットショップのコンセプトを変えない

・その上で、商品数をできる限り増やしていく

 

この2点を心がけているネットショップこそが、売上アップを目的とした場合の、「無在庫ネットショップの商品数が適切」となっているネットショップ。

 

 

ネットショップのコンセプトを変えてはいけない理由
→「顧客の信頼」がなくなり、顧客が離れていく
→それが売上を下げる原因になる

 

その上(コンセプトを一貫させる)で、商品数をできる限り増やしていく理由
→登録商品が多い方が、ショップの入り口が多い
→ショップの入り口が多いと、ショップへの訪問者が多い
→訪問者が多くなればなるほど、買ってくれる人も比例して増えていく
→すなわち商品を増やせば増やすほど売上が上がる