ゆのきちです。
最近は減りましたが、一昔前までの転売業界では、こんな主張をしていた人が沢山いました。
「転売ビジネスの経験が無い人や、まだ転売で大して稼げていないような人が無在庫ネットショップをやるのはNG。まずはメルカリとかヤフオクを使った転売ビジネスで稼げるようになる事が先決。無在庫ネットショップをやるのはそれからでも遅くはない。」
多くの情報発信者が、このような主張をしていたわけです。
もちろん、今でもこういう主張をしている人もいなくはないですが、そうは言っても、数としてはかなり減ってきていますね。
これは非常に良い変化だと思います。
なぜなら、そもそもこういう主張自体が、
「時代遅れだし、ずいぶんと的外れな主張だよなあ・・・」
と思わずにはいられないからです。
要するに、
「転売経験がない人や、大して転売で稼げていない人でも無在庫ネットショップを始めるのは大いにアリ」
という事であり、
「無在庫ネットショップに興味があるけど、転売で大して稼げていない自分が始めるのはまだ早い」
と考えてしまう事自体が、ハッキリ言って「ナンセンス」だという事です。
今日の記事では、その事について話していこうと思います。
もしあなたに、何か思うような節があるようでしたら、この記事がお役に立てれば幸いです。
それでは早速、いってみましょう。
転売経験がない人や、大して転売で稼げていない人が無在庫ネットショップを始めるのはアリか?
まず先に、今回の記事のテーマとなる「転売」と「無在庫ネットショップ」の定義をハッキリさせておきたいと思います。
- 転売=メルカリやヤフオク、アマゾンなどのいわゆる「プラットフォーム」に商品を出品して販売するビジネス
- 無在庫ネットショップ=自前でネットショップを作って、そのネットショップで無在庫販売を行なうビジネス
このように認識いただければと。
俗に「プラットフォーム」と呼ばれる販路に商品を出品する稼ぎ方が、今回の記事で言う「転売」であり、逆に、プラットフォームを使わず自前のネットショップで無在庫販売をしていく稼ぎ方を「無在庫ネットショップ」と、この記事では定義します。
というわけで、その前提、定義のもとでお話を進めていきたいと思います。
今回の記事で、私があなたにお伝えしたい事。
それは、たとえ転売の経験がなくても、また、転売の経験はあるけれど現状で「大して稼げていない」という人でも、無在庫ネットショップを始めるのは
「大いにアリ」
だという事です。
前述したように、
「無在庫ネットショップを始めるのは、転売で稼げるようになってからにすべきだ」
というような主張が見受けられる事もあったりしますが、その主張自体がズレていると私は強く感じています。
まあ、このような主張をしたくなるのも、分からなくもないんですけどね。
というのは、
- 転売⇒プラットフォームを使う
- 無在庫ネットショップ⇒プラットフォームを使わない
という違いがあるからです。
転売の場合はプラットフォームを使うので、売りたい商品さえあればすぐにビジネスを始める事ができます。
つまり、無在庫ネットショップのように「ネットショップを自分で作る」という必要が無いんです。
ですから、パソコンの「パ」の字も知らないような初心者の方に対しては、
「すぐに始められる転売からスタートしましょう」
という主張をしたくなるのも分からなくもないわけです。
それこそ、無在庫ネットショップの場合は、ネットショップを「作る」という事から始める必要がありますから、初心者の方にとってはハードルが高く感じられる事もあるかもしれません。
そういった理由から、
「無在庫ネットショップを始めるのは、転売で稼げるようになってからにすべきだ」
という主張をしているブロガーさんなどもいらっしゃるのだと思います。
ただ、それを踏まえてもやはり、こういった方々の主張に対して、
「時代遅れだし、ずいぶんと的外れな主張だよなあ・・・」
と私は思ってしまいます。
まず第一に、ネットショップ自体、非常に簡単に作れる時代になっているからです。
何の知識もない初心者でも簡単にネットショップを作れるようなサービスが、今は沢山あります。
「カラーミーショップ」や「BASE」などがその典型ですね。
こういったサービスは「ASP」と呼んだりしますが、この手のASPは利用するユーザー(お客さん)を増やすためにも、
「知識ゼロの初心者が、いかに簡単にネットショップを作れるか」
に心血を注いでいます。
そこに心血を注がないと、ユーザーを増やせないからです。
どんな業界でもそうですが、知識のある上級者の方が圧倒的に少数派で、知識のない初心者が大多数を占めています。
ですから、「カラーミーショップ」にしても「BASE」にしても、圧倒的な母数を占める「初心者」をいかに取り込めるかに心血を注いでいるわけで、そのためにも、
「知識ゼロの初心者が、いかに簡単にネットショップを作れるか」
が至上命題にさえなっています。
それが出来れば、新規ユーザーを大幅に増やす事ができるからです。
したがって、そういったASPを利用すれば、パソコンのパの字も知らないような初心者の方でも、簡単にネットショップを作れる時代になっているんです。
そういう意味でも、
「無在庫ネットショップを始めるのは、転売で稼げるようになってからにすべきだ」
という主張自体が、何と言うか「おかしい」とすら感じます。
無在庫ネットショップなんて、今すぐにでも始められる時代になっているのに、わざわざ「転売で稼げるようになる」というステップを踏む必要なんてなくね・・・?というのが、率直な私の意見ですね。
更に言えば、以下の記事でも触れているように、そもそもビジネスの稼ぎ方には「向き」「不向き」があります。
無在庫ネットショップが向いている人もいれば、転売の方が向いている人もいるわけで、どっちが向いているかなんてのは
「やってみないと分からない」
というのが実際のところだと思います。
そして、これはあくまで私の経験上ですが、
「転売よりも無在庫ネットショップの方が向いているという人は意外と多い」
です。
つまり、
「転売ではそんなに稼げなかったけど、無在庫ネットショップをやったら普通に稼げるようになった」
というケースも少なくないという事です。
転売で稼げなくても、無在庫ネットショップなら稼げるという事も大いにあり得る
転売って確かに簡単に始められますし、言ってしまえば「商品を右から左に流すだけで稼げる」という側面もありますから、簡単と言えば簡単かもしれません。
ところが、転売のメリットって「それだけ」なんですよね。
割と簡単に利益を出せる反面、
- 常に在庫リスクがある
- 稼げる金額が資金力に左右される
- 利益率が薄い傾向にある
という懸念もあって、それなりの利益を狙おうとすると、こういった懸念が色濃く影響してきます。
稼ぐ金額を大きくしようと思ったら、その分だけ在庫リスクも増えます。
それに何より必要な資金も増えますし、利益率が薄いので資金繰りも大変になります。
ですから、人によっては、
「稼ぐ事に対して、攻めの姿勢を貫けない」
と感じる事もあるはずです。
攻めれば攻めるほど、先ほど挙げたような「懸念」が強くなっていくため、どこかで自然と「守り」に入ってしまうのです。
しかしながら、利益を伸ばすためには必要なのは「攻め」であり、「守り」に入っているうちは利益は伸びません。
したがって、転売で稼ぐ事が向いている人というのは、
- 資金力のある人
- お金を回転させる事に抵抗やストレスを感じない人
という感じで、言ってしまえば「お金に強い人」だと言えるかもしれません。
転売というのは、多くのお金を投じて、そのお金を回転させればさせるほど、リターンも大きくなるビジネスですから、お金に強い人であれば転売で稼ぐ事が向いていると思いますし、そういう人はかなり早い段階から結果を出す事ができます。
ですが、大抵の人は、そういうわけでもないと思います。
何より、私自身が
- 資金力がない(なかった)
- お金を回転させるような稼ぎ方に抵抗やストレスを感じる
という状況だったものですから、いくら転売が「簡単」なビジネスだとは言え、目標とする月収を大きく掲げるほど、その目標に対して攻めきれない自分がいました。
利益を伸ばすためには攻める必要がありますが、攻めれば攻めるほど、お金に関するストレスも強くなってしまうので、結局は守りに入ってしまい、思うような金額を稼ぐ事ができなかったんです。
ところが、私の場合、無在庫ネットショップとの出会いによって、全てが変わりました。
無在庫ネットショップの場合、在庫リスクがないのはもちろんですが、
「自分のポケットマネーを仕入れに使う必要が一切ない(お客さんから先に商品代金をいただいて、そのお金で仕入れができる)」
という決定的なメリットがあるおかげで、資金繰りという概念がなくなり、お金を稼ぐ事に対して100%、「攻めの姿勢」を貫く事ができるようになりました。
そもそも、お金に関するストレスが完全にゼロになるので、「守り」を考える必要がないからです。
まあ、このあたりの詳細に関しては私のメール講座の方でも再三、説明していますので、ここでは割愛させていただきます。
いずれにせよ、そういう風に考えると、私が感じている、
「転売よりも無在庫ネットショップの方が向いているという人は意外と多い」
という感覚は、あながち間違っていないと思うのです。
何度も言うように、転売で稼ぐにはお金に強くなくてはいけません。
資金力があるのはもちろん、その資金を回転させながら稼いでいくだけの「度量」が求められるわけです。
ところが、そういう強さ、度量を持っている人の方が珍しいはずです。
したがって、やはり大抵の人にとっては、
「大きく稼ぎたいなら、転売は向いていない」
というのが真実なんじゃないかと思います。
ですが、ほとんどの人はその真実に気づかず、真面目に転売に取り組んで「消耗」してしまっているのです。
これはハッキリ言って、不毛すぎますね。
もったいないですよ、その時間が。
ですので、まずあなたがどうするべきかというと、この業界にはびこっている、
「無在庫ネットショップを始めるのは、転売で稼げるようになってからにすべきだ」
という風潮を疑う事から始めてください。
無在庫ネットショップなんて、前述した「ASP」を使えば誰でも作れる時代ですし、そもそも転売で稼ぐのと、無在庫ネットショップで稼ぐのは、求められるものがまるで違います。
転売で稼ぐには、前述したように、
- 資金力がある
- お金を回転させる事に抵抗やストレスを感じない
こういう要素が求められます。
したがって、こういった要素を兼ね備えていない人は、正直、転売をやっても大成するのは難しいでしょう。
そういう意味でも、たとえ今、転売の経験がゼロだったり、もしくは転売をやっているけど大して稼げていないという場合でも、無在庫ネットショップに興味があるなら、
「やってみればいい」
と私は真剣に思っています。
なぜなら、その人にとっては無在庫ネットショップの方が向いているかもしれませんからね。
それ以上でもそれ以下でもありまえせん。
そしてそれは、実際にやってみないと分からないんです。
それこそ、本当は無在庫ネットショップの方が向いているのに、
「無在庫ネットショップに取り組むのは、転売で稼げるようになった後じゃないといけない」
という、謎の偏見、風潮に囚われて、不向きな転売にひたすら取り組み、四苦八苦している人たちをたくさん見てきました。
・・・ただ。
そうは言っても、別に私は転売を否定したいわけじゃありません。
転売で大金を稼いでいる人だてたくさんいますからね。
ですが、転売で稼ぐには、転売で稼ぐために必要な要素を身につけている事が絶対条件で、前述した、
- 資金力がある
- お金を回転させる事に抵抗やストレスを感じない
こういった要素が「無い」という場合は、どんなに頑張っても大成するのは難しいというだけです。
したがって、あなたがこういった要素を兼ね備えている自信があるのなら、転売はとても良い選択肢だと思います。
逆に、そういう要素を兼ね備えていないと思うなら、無在庫ネットショップの方が稼げる可能性は高いんじゃないかと思います。
そうは言っても、こればっかりは「やってみないと分からない」が真理ですから、まずは試してみるのが一番です。
いずれにせよ、これだけは間違い無いのは、
「無在庫ネットショップを始めるのは、転売で稼げるようになってからにすべきだという主張自体が時代遅れであり、的外れである」
という事です。
そんな主張に惑わされる事なく、もし無在庫ネットショップに興味があるのなら、ぜひ無在庫ネットショップにもチャレンジしてみてください。
きっと道は拓かれるはずです。
というわけで、今回お伝えしたい事は以上となります。
・・・ちなみに。
もしあなたが、
「無在庫ネットショップには興味があるけど、何からどう始めて良いか分からない」
という場合は、手前味噌ではありますが、私のメール講座の方がお役に立てると思います。
このメール講座の方では、無在庫ネットショップで扱う商品の選び方から、実際のショップの作り方、お客さんを集める集客方法などを全て無料で解説しています。
もし無在庫ネットショップに稼ぐ事に興味があるようでしたら、気軽にメール講座の方を購読してみてください。
無料で購読できて、不要になったらワンクリックで解除できますので。
それでは、本日は以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
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