ゆのきちです。
先日、とある方からメールでご質問をいただきました。
そのご質問というのが
輸入転売に関して質問です。
ネットショップで稼ぐ場合もそうですが、ネットショップでなくプラットフォームの輸入転売で稼ぐためにも”広告”はかけた方がいいのでしょうか?
ゆのきちさんの見解など伺えましたら幸いです
というものでした。
すごく良いご質問だと思ったので、今回の記事ではこのご質問に対する私の見解をシェアしたいと思います。
輸入転売で売上を伸ばすためには広告をかけるべきなのか、それとも広告費をかけるくらいなら、もっと別のことにお金を使って売上を伸ばすべきなのか。
そこには色々な疑問があると思いますが、この件に関する私の見解をまとめてみましたので、興味があれば読んでみてください。
それでは始めてまいります。
輸入転売で稼ぐためには広告をかけるべきか?
まず、輸入転売で稼ぐためには「アクセス数を集める」ことが大事なのは、あなたも理解されているのではないでしょうか。
同じ商品を同じ値段で同じように売った場合、アクセス数が多ければ多いほど、売れる確率も上がるからです。
そして実は、このアクセス数というのは、広告をかけることでいくらでも増やせます。
つまり、「お金でアクセス数を買う」ということができるわけですね。
例えば、ヤフオクで輸入転売をされているのであれば、1日あたり20円から設定できる「注目のオークション」という「広告」を使うことで、その商品の上位表示が可能になり、結果的にアクセス数を増やせます。
アマゾンで輸入転売をされているのであれば、「スポンサープロダクト広告」や「スポンサーディスプレイ広告」などを使うことで、やはりアクセス数を増やすことができるわけです。
また、ご自身のネットショップで輸入転売をされるのであれば、グーグルの「PPC広告」や、「インスタグラム広告」などを使えばネットショップへのアクセス数を増やすことができます。
楽天市場やYahooショッピングなどで輸入転売をしている場合でも、そのプラットフォームに用意されている広告を利用すればアクセス数はいくらでも増やせます。
ですから、「お金でアクセス数を買う」というのは間違いなく「可能」なのですが、その上で、
「広告をかけるべきなのか?(お金でアクセスを買うべきなのか?)」
というのが、今回の記事の本題になります。
それで、結論を書きますが、
「広告をかける”べき”とは言わないが、かける分には問題ない」
というのが私の見解です。
この辺りをもう少し掘り下げていきます。
広告をかける”べき”とは言わないが、かける分には問題ない
広告というのは、広告をかけるほど「売上」を伸ばせる確率は上がります。
なぜなら、一般的には広告にお金をかければかけるほど、アクセス数も比例して増え、アクセス数が増えるほど、商品が売れる確率も高まるからです。
かといって、それが「利益」に必ずつながるかと言えば、そうでもありません。
「売上」が増えても、肝心の「利益」が増えないことは普通にあるということです。
ビジネスというのは「利益」を稼ぐために行なうものなので、どんなに「売上」が増えても、利益(実収入)が増えなければ何の意味もないわけです。
すごく極端な話ですが、100万円の広告をかければ、30万円や50万円といった売上なら多分誰でも作れると思います。
(逆に、100万円の広告をかけて1円も売れないとすれば、そんな需要の無い商品は扱うべきではありません・・・)
ただ、100万円の広告をかけて、売上が50万円だとすれば、利益としては「赤字」ですよね。
とくに輸入転売は「仕入れ」でもお金が発生していますから、100万円の広告をかけたなら、200万円くらいは最低でも売れてくれないとおそらく赤字になると思います。
つまり、広告をかけるにしても、「払った広告費以上のリターンを得られるかどうか」が「不確実」なんです。
もちろん、広告をかけるからには
『どうすれば払った広告費以上の利益を出せるか』
を考えるのが経営者の仕事であり、そこが腕の見せ所でもあるのですが、ただやはり、払った広告費以上の利益が得られるかは、やってみないと分かりません。
となると、広告をかけるのはリスクが伴うわけです。
利益を伸ばせる可能性はあるけれど、赤字になるリスクもある。
言うまでもないと思いますが、そういう一長一短の性質があります。
それを踏まえて考えた時に、
「広告をかけるべきです」
なんていうことは私の口からは「言えない」んですよね。
広告をかけて赤字になったとしても責任が負えないからです。
それに、そもそもの話ですが、「広告をかけずに稼ぐ」ことはいくらでもできます。
だからこそ、その人の「自己責任」の範囲で広告をかけていただく分には問題ないというか、別に「否定」をするつもりも「ない」のですが、私の口から、
「広告をかけるべきです」
と言うつもりはありません。
私自身がやっているビジネスの話で言えば、広告をガンガンかけている商品もあれば、ちょっとだけ広告をかけている商品、まったく広告をかけない商品もあったりします。
つまり、その商品の特性に応じて広告をかけるかどうかを判断しながらやっていますが、その”試行錯誤”の中で赤字を出したことは、これまでにも数え切れないほどありました。
ただ、長い目で見た時にプラスになっていればOKなので、採算がとれる商品に関してはしっかりと広告をかけますし、広告をかけると微妙な商品に関しては「広告をかけずに売る努力をする」、というようなことをしています。
また、過去の私の教え子さん(NSC)で、今は私のことを”師匠”と呼んでくださっている、「Aさん」という方がいらっしゃるのですが、このAさんは、どちらかというと、広告をガンガンかけて、その上でしっかりと利益を作っていらっしゃるタイプなんですね。
上のページは、Aさんが運営されていらっしゃるブログであり、Aさんのネットショップでの実績がまとめられていますが、それぞれを見ていただくと、それなりの金額の広告費をかけているのが分かると思います。
まあ、このAさんの場合、かけた広告費の何倍もの利益を出していらっしゃるので、その彼が広告をかけているのは経営判断上、「正しい」と言えます。
極端な話、100万円の広告費をかけて、101万円の利益が出せれば、差し引き「1万円の純利益」なので、その場合は広告をかけるのが正しいと言えます。
ただ、このAさんは、彼のブログでこの私のことをしきりに”師匠”とはやし立てる(?)ものですから、そのAさんのネットショップの実績を見た人から、
「ゆのきちさん(師匠)は広告をかけて稼ぐノウハウを指導をしているんですか?」
というような質問が届いているようですが、そこはちょっと勘違いしてもらうと困るなあと(苦笑)。
私自身、NSCでネットショップを指導する場合には、「広告をかけましょう」というようなアドバイスをすることは基本ありません。笑
基本的には、「お金(広告)をかけずにいかに稼ぐか」を教えていますし、そのための「無料集客」の方法を指導させてもらっています。
なぜなら、「広告ありき」で稼ぐ方法はリスクと隣り合わせだからです。
したがって、まず身につけるべきは「広告をかけずに稼ぐ」という本質的なスキルなんです。
その「広告をかけずに稼ぐ」という”本質的”なスキルの土台があって、そこで初めて「広告ありき」という”応用”も活きてくるわけですからね。
どの世界もそうですが、本質が身についていないと応用も効きません。
だからNSCでは、広告をかけずに稼ぐ本質的な方法を指導させてもらっているんです。
そもそもの話ですが、今でこそ広告をかけて稼いでいらっしゃるAさんも、私が指導していた期間中は、広告をかけずに稼いでおられました。笑
ただ、Aさんは私の指導を卒業した後に、彼自身の自己判断で広告をかけて稼ぐ路線にシフトチェンジしただけの話なんですよね。笑
ですので私が何が言いたいかというと、
「稼ぎたいからといって、必ずしも広告をかける必要は無い」
ということであり、
「広告をかけずに稼ぐ方法はいくらでもある」
ということです。
むしろ、「広告をかけずに稼げる人」が広告をかけるからこそ、さらに大きな利益を得ることができると思っています。
そういう意味でも、前述したように広告は使い方次第では、プラスになる側面もあるので、そこを自己責任と考えて”挑戦”していただく分には、否定をするつもりは一切ありません。
私自身も、広告をかけるときはガンガンかけますから、広告自体を否定するつもりはありませんが、ただやはりそこにはリスクも伴うというだけの話です。
そこが許容できるなら広告をかけて利益を伸ばそうと努力するのは全然ありですし、逆に、そこが許容できないなら、
「広告をかけずに稼ぐ」
という方向で努力してみてください。
広告をかけずに稼ぐためには、本当にいろんな手段がありますが、
- 商品画像をより良いものにする
- 適正な値段で出品する
- ライバル以上の情報を商品説明に盛り込む
- 良い商品レビューを集める
- 適切な集客キーワードを選定する
こういった地道な努力をコツコツと続けることが大切です。
ちなみに、最後の「適切な集客キーワードを選定する」というのは、特にネットショップをやるなら非常に重要です。
このキーワード選定がガッチリとハマれば、広告をかけずともSEO経由でアクセスは普通に集まります。
まあ、このあたりのキーワード選定に関しては、NSCの方でノウハウを提供しているので、ここには詳しくは書けないものの、やはり「キーワード選定」は、広告をかけずに稼ぐ上でかなり大切な要素の一つだと思っています。
ただ、キーワード選定以外にもやれることはたくさんあります。
ですので、やるべきことをしっかりと地道に続けていけば、広告をかけずともアクセスを集めていくことができるのは事実です。
そういう意味で、
「広告をかけずに稼ぐ方法はいくらでもある」
わけですから、必ずしも広告をかける必要は無いというのが私の見解ですね。
広告をかけても”いい”ですが、かける”べき”ということでは無い。
そんなお話でした。
以上、参考にしてみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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