ゆのきちです。
最近では、ネットショップを開業する為の「ASP」と呼ばれるサービスがとても充実しています。
ASPで代表的なものは「カラーミーショップ」や「BASE」などが挙げられますが、そのASPのおかげで、誰でも簡単に「少ない資金」でネットショップを開業できるようになりました。
【参考記事】ネットショップを開業するのに資金はどのくらい用意すればいい?
ただ、ネットショップをこれから開業するにしても、
「無在庫販売という販売スタイル」
を選択する事を、私は強く推奨しています。
要するにネットショップをやるなら、「無在庫販売型のネットショップを開きましょう」という事なんです。
では、どうして無在庫販売という方法にてネットショップを開業すべきなのか?
そもそも無在庫販売とは何なのか?
そのあたりを、今からご説明していきたいと思います。
それでは早速いってみましょう。
ネットショップは無在庫販売型で開業すべき3つの理由
まず、無在庫販売というのは、いわゆる「受注販売」の形態の事です。
もっと分かりやすく言うと、
「お客さんからの注文を受けた後で、商品を仕入れる」
というビジネスモデルです。
一般的なネットショップの場合、「先に商品を仕入れて、注文が入ったら発送する」という「有在庫販売」のスタイルで販売するのが普通だと思いますが、私が推奨しているのは、注文が入ってそこで初めて仕入れを行なう「無在庫販売」のスタイルになります。
それを踏まえた上で、ネットショップをやるなら無在庫販売型にすべきだと私が考える3つの理由というのが、以下です。
- 在庫リスクがない
- 仕入れ資金を用意する必要がない
- SEOに有利
これらを一つずつ掘り下げていきたいと思います。
在庫リスクがない
この「在庫リスクがない」というのは、要するに、
「売れるかも分からない在庫を抱えるリスクがない」
という事です。
無在庫販売というのは、お客さんの注文があってから、そこで初めて仕入れをするビジネスモデルになります。
そのため、売れない在庫を抱えるというリスクを背負う必要は一切ないという事なんです。
ビジネスをする以上、リスクが低いに越した事はありませんので、そういう観点からも、どうせネットショップを開くのであれば「無在庫販売型」で開業すべきだと私は考えています。
では、次の補足に移ります。
仕入れ資金を用意する必要がない
無在庫ネットショップでは、これといった仕入れ資金を用意する必要がありません。
なぜなら、開業するに先立って「あらかじめ在庫を仕入れておく」という必要が「ない」からです。
もちろん、注文が入ってから仕入れをする際は、仕入れ資金を支払う必要があります。
ただし、お客さんに先に商品代金を頂いてから仕入れる事で、自分自身で仕入れ資金を用意する必要がないわけなんです。
どういうことかと言うと、運営するネットショップの方に、
「ご入金確認後に、海外からお取り寄せをさせていただきます。」
というような文言を記載しておけば、先にお客さんから代金を頂いた上で、それを仕入れ資金に充てる事が可能になるという事です。
『え、先にお金を頂いてから仕入れるなんて、そんなのアリなんですか?』
という風に思われる人もいるかもしれませんが、「入金確認後に海外から取り寄せる」という文言を記載した上で注文を受け付ければ、お客さんも「その気」で注文する事になりますので、全く問題ありません。
だからこそ、無在庫ネットショップでは「仕入れ資金を用意する必要がない」という事が言えるわけなんです。
では次の補足に移りたいと思います。
SEOに有利
SEOというのは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化の事です。
要するに、Google等の検索エンジンで上位表示させるための対策をSEOと呼ぶわけです。
そして無在庫ネットショップは、
「SEOに有利 = 検索エンジンで上位に表示させやすい」
というメリットがあります。
つまり、集客という面でも、有在庫型のネットショップに比べて、無在庫型のネットショップの方が優れているというわけです。
では、なぜ無在庫ネットショップがSEOに有利かというと、
「ネットショップの登録商品数を増やしやすい」
というものが、その理由として挙げられます。
では、商品登録数がなぜSEOに関係してくるのか?と言うと、サイトを上位表示させるためには、
「そのサイトの規模の大きさ」
というのがその一つの基準になっていると言われています。
要するに、ショップの商品数が多ければ多いほど、そのサイトの規模が大きいと判断されやすくなり、それが結果的にショップの上位表示に繋がってくるわけです。
では、どうして無在庫ネットショップの方が登録商品を増やしやすいのか?
もうお分かりかもしれませんが、無在庫ネットショップは在庫を仕入れる必要がない為、登録する商品数を増やし放題だからです。
有在庫型ネットショップの場合、登録できる商品数は、基本的にはその仕入れた在庫の数だけになります。
そうなると、登録商品数を増やすためには、その分の在庫を仕入れなければなりません。
ですが、無在庫ネットショップの場合は仕入れをしておく必要がないので、資金力に関係なく、いくらでも登録商品数を増やす事ができるというわけです。
だからこそ、無在庫ネットショップは「登録商品数を増やしやすい」という事が言えます。
また、登録商品数を増やす事のメリットは、上位表示されやすくなるだけではありません。
商品数を増やす事で、ネットショップの「入口」も増えるわけですから、その分、ネットショップにアクセスしてくる人数も多くなるというメリットがあるんです。
要するに、ネットショップの登録商品数を増やすという事は、
- 検索エンジン上位表示によるアクセス数アップ
- ショップの入口が増える事によるアクセス数アップ
というように、集客面で2つのメリットを狙う事ができるわけです。
そのような理由からも、ネットショップを開業するならば無在庫で開業すべきというのが私の結論になります。
以上、参考にしてもらえたらと。
《最後に》ネットショップで在庫を持つのはバカなのか?
ここまで、散々、無在庫ネットショップの利点について説明してきましたが、
「ネットショップで在庫を持つのはバカなのか?」
と言われると、決してそんな事はない、というのがその答えになってきます。
つまり、有在庫ネットショップには有在庫ネットショップなりのメリットがあるという事なんです。
そのメリットというのは、
「無在庫販売よりも、有在庫販売の方が商品が売れやすい」
という点になります。
単純に、同じ商品を同じ値段で同じように販売した場合、有在庫販売の方が売れやすいんです。
その理由は簡単で、納期が遅い「無在庫販売」よりも、納期が早い「有在庫販売」の方が、お客さんにとって価値があるからです。
同じ商品が同じ値段なら、普通は早く到着する方を選びますよね?
無在庫販売に比べて有在庫販売が売れやすいというのは、そういう事なんです。
そのため、最初は無在庫でネットショップを開業し、その中でも安定して売れている商品があれば、その商品に関しては在庫を持って販売していくという方法が、売上アップの点から考えるとおすすめだと言えます。
無在庫の状態でも売れるのであれば、有在庫として扱えばさらに売れる可能性があるからです。
そのあたりを頭に入れ、無在庫販売の良いところと有在庫販売の良いところを組み合わせて販売できれば理想的ですね。
ぜひ頑張ってみてください。
という事で、今回の記事は以上となります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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