ゆのきちです。
私が講師を務めている「NSC」という無在庫ネットショップの実践講座の方では、無在庫ネットショップの集客方法として
「検索エンジン集客」
のノウハウを指導させていただいています。
Googleなどの検索エンジンから、ネットショップの方へお客さんを集める集客方法ですね。
ですが、最近では、「インスタグラム」を集客に使うようなネットショップも増えてきています。
実際、インスタグラム集客を行なって、上手くいっているネットショップなども沢山あります。
むしろ、最近では、検索エンジン集客よりもインスタグラム集客の方が、集客方法としてポピュラーな立ち位置になりつつあるような気配もあるくらいです。
ただ、私がNSCの方で指導しているのは「検索エンジン集客」の方であり、それには、ある「明確な意図」があります。
つまり、「あえて検索エンジン集客を教えている」という事ですね。
インスタグラム集客で結果を出しているネットショップもあるように、インスタグラムでの集客がダメだとか、決してそういうわけではありません。
インスタグラム集客はインスタグラム集客なりのメリットが、しっかりとあります。
ですが、「無在庫ネットショップ」というビジネスモデルの特性を考えた時に、
「検索エンジン集客の方がメリットは大きい」
と感じているからこそ、あえて検索エンジン集客を指導させていただいているんです。
要するに、
- インスタグラム集客のメリット
- 検索エンジン集客のメリット
を両方とも理解した上で、私は検索エンジン集客を無在庫ネットショップでの集客方法として採用していますし、実際にそのノウハウなどをNSCの参加者さんの方に提供させてもらっているわけです。
なんとなく、そうしているわけではなく、両者の集客方法のメリットを完全に理解した上で、意図的にそのような選択をしています。
ということで、本日の記事では、そのあたりの話をさせていただこうかと思います。
題して、
「無在庫ネットショップにおけるインスタ集客と検索エンジン集客の違いについて」
です。
もしあなたが、無在庫ネットショップを運営していて、集客に関して迷っている事や、良く分かっていない部分などあれば、この記事は何らかの参考になるんじゃないかと思っています。
それでは早速、始めてまいります。
無在庫ネットショップにおけるインスタ集客と検索エンジン集客の違いについて。
検索エンジン集客とインスタグラム集客には、それぞれメリット・デメリットが存在します。
ですので、まずはそこから説明をしていきたいと思います。
- 購買意欲の高い見込み客をピンポイントで集客できる
- 軌道に乗ってしまえば半永久的な集客効果がある
- 結果が出るまでに時間を要する
- 文章を書く必要がある
- 即効性がある
- 文章を書かなくても集客できる
- 常に更新を続ける必要がある
- 写真を用意する必要がある
それでは、これらのメリット・デメリットをさらに詳しく見ていきたいと思います。
検索エンジン集客のメリット
検索エンジン集客には、
- 購買意欲の高い見込み客をピンポイントで集客できる
- 軌道に乗ってしまえば半永久的な集客効果がある
このようなメリットがあります。
まずは「購買意欲の高い見込み客をピンポイントで集客できる」の方から説明します。
これがどういう事かというと、とりあえず大前提として知っておきたいのが、
「検索エンジン=ユーザーが自ら情報を取りに行く媒体」
という事です。
検索エンジンを利用する時は、ユーザーは必ず何かしらの「キーワード」を入力します。
例えば、腰痛を治したいと考えるユーザーは、
「腰痛 治す 方法」
「腰痛 治し方 おすすめ」
といったキーワードを入力するわけですが、これによって「腰痛を治すための情報をユーザー自らで取りに行く」という事が行われるわけです。
要するに、検索エンジンを利用するという事は、解決したい問題や、得たい情報がユーザーの中で明確になっていて、それを解決、得るためにユーザーが「主体的」に利用するものだという事です。
これが、インスタグラムなどの「SNS」と大きく違う点になります。
インスグラムなどのSNSの場合、どちらかというと、流れてくる「投稿」に、ただなんとなく「目を通していく」ような使い方をするユーザーが大半だと思います。
意図的に何かの情報を得るためではなく、暇つぶしも兼ねて、流れてくる情報、投稿を「受動的」に目を通していくに過ぎないのです。
したがってインスタグラムなどのSNS上では、腰痛に困っていない健康体の人が、腰痛を治すための情報(投稿)を目にしてしまう事も普通にあるわけです。
しかしながら、腰痛のない人が、そういう投稿を見たところで、何の興味を抱く事もありませんよね。
つまり、SNSを使う以上は、どうしてもピンポイントな集客ができない傾向にあります。
この点、検索エンジンであれば、「ユーザー自らが知りたい情報に関するキーワードを打ち込む」のが前提なので、ピンポイントな集客が可能になります。
そういう意味では、検索エンジン集客においては、腰痛に困っていない人が、腰痛の治し方の情報に目を通してしまうという事は、まずありません。
なぜなら、検索エンジンは、ユーザーが入力した検索キーワードに沿った検索結果を表示するものだからです。
例えば、おすすめの旅行先を探している人に、「腰痛の治し方」の情報が表示される事は絶対にないのです。
おすすめの旅行先を探している人は、
「旅行先 おすすめ」
「旅行先 安い 楽しい」
などのキーワードで検索するものなので、それに沿った検索結果が表示されますし、間違っても腰痛の治し方のページはヒットしないわけです。
これが、「ピンポイントに集客できる」の意味です。
という事は、検索エンジンを集客に利用する事で、
「購買意欲の高い見込み客」
を、「ピンポイント」で集める事が可能になります。
というのも、購買意欲(買う意欲)の高いユーザーというのは、
「商品名(ブランド名) + 通販」
「商品名(ブランド名) + 購入」
などのキーワードで検索する傾向にあるため、そのキーワードに対して「対策」をしたネットショップを構築する事で、そのようなキーワードで検索するような「購買意欲の高い見込み客」を集める事ができるからです。
これが、検索エンジン集客の大きなメリットですね。
インスタ集客と違い、検索エンジン集客は「買う気のあるお客さん」を集める事ができるので、実際に購入にも繋がりやすいです。
まあ、そういうピンポイントな集客を行うためにも、ただ漠然と検索エンジン集客を行なうだけではダメで、しかるべきノウハウがあります。
そのあたりの集客ノウハウに関しては例の「NSC」の方で、しっかりと提供させてもらっていますが、いずれにせよ、しかるべきノウハウで取り組む事を前提とするならば、やはり「購買意欲の高い見込み客をピンポイントで集客できる」という大きなメリットを享受できるのが、検索エンジン集客なわけです。
あと、もう一つのメリットとしては、
「軌道に乗ってしまえば半永久的な集客効果がある」
というメリットもあります。
検索エンジン集客は、軌道に乗るまでに若干時間がかかりますが、いざ軌道に乗り、そのページ(サイト)が検索結果に掲載され始めると、よほどのことがない限り、その集客効果はずっと続きます。
例えば、
「アディダス 通販」
というキーワードで検索結果の10以内に表示させる事ができれば、大きな順位変動やペナルティなどがない限りは、そのキーワードで検索した時には、常に10以内に表示され続けるという事です。
そのサイトが1年前に立ち上げたものでも、5年までに立ち上げたものでも、それは変わりません。
これがもしインスタグラムなどのSNSになってしまうと、過去の投稿はどんどん埋もれていき、新しい投稿が上にきます。
ですので、常に投稿を続けていかなければいけないのがインスタ集客なのです。
検索エンジン集客の場合、一度軌道に乗せてしまえば、頻繁に更新しなくても、集客効果はほとんど落ちません。
月に数回、更新するだけで、その集客効果はずっと続くのです。
というわけで、検索エンジン集客には、
- 購買意欲の高い見込み客をピンポイントで集客できる
- 軌道に乗ってしまえば半永久的な集客効果がある
このようなメリットがあるという話でした。
それでは次に、デメリットの方にも触れていきたいと思います。
検索エンジン集客のデメリット
検索エンジン集客のデメリットには、
- 結果が出るまでに時間を要する
- 文章を書く必要がある
このようなものがあります。
まず、「結果が出るまでに時間を要する」ですが、これは検索エンジンの仕様上、ネットショップを公開(オープン)してから、そのショップが検索結果にインデックス(掲載)されるまでには、最低2〜3ヶ月ほどの時間を要します。
したがって、「ネットショップを立ち上げて、その日からお客さんを呼び込みたい」という場合には、検索エンジン集客は向きません。
その日からお客さんをネットショップに呼び込みたい(集客したい)のであれば、広告を出すか、それこそインスタグラムなどのSNSを使うしかないですね。
広告を出すのであれば、広告費を払った瞬間からネットショップにお客さんを集客できる可能性がありますし、インスタグラムに関しても、その投稿はインスタグラム上に即公開される事になるので、その日からお客さんを集める事ができます。
ですので、「その日から」というのを求めるのであれば、やはり検索エンジン集客は向きません。
ただ、ある程度、時間がかかるからこそ、積み上げたものは崩れにくいわけで、それこそ前述した、「軌道に乗ってしまえば半永久的な集客効果がある」というメリットと、このデメリットは、トレードオフの関係にあります。
時間がかかる反面、一度軌道に乗ってしまえば、それが半永久的に続いていくわけですね。
あとは、もう一つのデメリットである「文章を書く必要がある」ですが、検索エンジンからの集客を考えるならば、文章を書くという必要は必ず出てきます。
基本的に検索エンジンは、
「そのサイトにどんな情報が掲載されているか」
を判断した上で、検索順位などを決めているのですが、検索エンジンが「どんな情報が掲載されているか」の判断指標としているのが、「サイトに掲載されている文章」だからです。
つまり、どんな文章が掲載されているかを判断して、検索順位などが決まってくるわけですね。
ですので、インスタグラムのように、「ハッシュタグさえ付けておけば集客が成立する」というほどの気軽さはありません。
ある程度、頭を使って文章を「創作」していく必要はあるんです。
その部分が、デメリットと言えばデメリットですね。
ですが、これも考え方次第だと思います。
というのは、文章を書く事ならば、どんなにクオリティにこだわっても、コストはゼロだからです。
文章を書く事自体は、何のお金もかけずに実践する事ができます。
ところが、これがインスタグラムの場合、「質の高い写真(投稿)」を行うためには、それなりにお金がかかります。
質の高い機材(カメラなど)を揃えたり、撮影するための商品(素材)を用意したりと、インスタグラムで「集客できるレベルの投稿」を保つためには、必ずお金がかかるわけです。
写真の初心者がお金もかけずに撮った写真のクオリティでは、まず集客などできません。
しかし、検索エンジン集客であれば、文章を書く事自体は無料です。
あなたが、どんなに一流の文章術を身につけていたとしても、文章を書く事自体には、コストは一切かかりません。
機材も必要なければ、物理的な素材を用意する必要もない。
文章を書く力さえあれば、無料でどんどん文章を生み出し、無料でお客さんを集めていく事ができます。
写真であれば、一流の機材を揃えるほどお金がかかります。
ですが、文章であれば、一流の文章を書いても、お金はかかりませんよね。
そして、文章というのは、ある程度書き続けていけば、必ず上達します。
私自身、最初は文章が苦手で、パソコンのタイピングすらまともにできず、文章を書き始めるだけで頭痛がしたり、めまいがしたりと、文章(執筆)アレルギーでした(笑)。
しかしながら、今では、それなりに読める文章は集客できる文章も書けるようになっています。
それは、あなたがこの記事を、ここまで読み進めてくれているという事実が証明していますよね。
あなたがこの記事をここまで読んだということは、私自身、検索エンジンで集客できる文章・読んでもらえる文章を書けている何よりの証拠です。
文章アレルギーだった私でも、検索エンジンが成立する文章を書けているんですから、あなたにできない道理なんてないと思います。
それと、集客するための文章の書き方にはコツやノウハウがあり、それを覚えてしまえば、あとは練習するだけです。
例のNSCの方では、そのへんのコツやノウハウなども全て提供していますが、今の時代、インターネットで調べれば、検索エンジン集客のための文章術などは、いくらでも参照できます。
ですので、「文章を書く必要がある」というのは、デメリットではあるものの、考え方次第では、プラスに捉えることもできるという事です。
写真と違って、文章を作り出すのには、一切お金はかからないため、どんなにこだわっても無料集客ができるのと、書き方のコツさえ掴んでしまえば、どうにでもなるという事ですね。
以上、検索エンジン集客のデメリットの説明でした。
次に、インスタグラム集客のメリット・デメリットについても説明していきます。
インスタグラム集客のメリット
インスタグラム集客には
- 即効性がある
- 文章を書かなくても集客できる
というメリットがあります。
まず何と言っても「即効性がある」のは大きなメリットだと思います。
検索エンジン集客の場合、どうしても集客できるようになるまでに2〜3ヶ月を要しますが、インスタグラム集客の場合は、その日からでも集客する事が可能です。
なぜなら、インスタグラムでは写真を投稿したその瞬間から、インスタグラムユーザーにその写真が閲覧される可能性を秘めているからです。
検索エンジン集客の場合は、ネットショップを作って、商品ページを公開しても、その商品ページが検索エンジン上に掲載されるのは、2〜3ヶ月後です。
ですが、インスタグラムであれば、その写真は、すぐにでもインスタグラム上に掲載されます。
もちろん、掲載されたからといって、必ずしもその写真を見てもらえるわけではありませんが、見てもらえる可能性は普通にあるわけです。
ですから、適切なハッシュタグを付けた写真を投稿する事ができれば、その日からでもお客さんをネットショップへと誘導(集客)する事ができます。
これが一つ目のメリットです。
2つ目のメリットとしては、「文章を書かなくても集客できる」が挙げられます。
インスタグラムは、「写真」をメインの媒体としたSNSです。
検索エンジンは「文章」がメインですが、インスタグラムは「写真」がメインです。
したがって、質の高い、映える写真や興味を惹く写真さえ投稿する事ができれば、これといって文章を書く必要はありません。
文章を書かずとも、質の高い写真を投稿できるのであれば、それだけで集客が成り立つという事です。
ですから、
「文章は苦手だけど、写真は得意」
という人にとっては、インスタグラム集客の方が向いているとは思います。
それでは次に、インスタグラム集客のデメリットについても説明します。
インスタグラム集客のデメリット
インスタグラム集客のデメリットは、
- 常に更新を続ける必要がある
- 写真を用意する必要がある
という点です。
まず「常に更新を続ける必要がある」ですが、これは文字通り、常に写真を投稿(更新)していかなくてはいけません。
なぜなら、インスタグラムでは、過去の投稿はどんどん埋もれていき、最新の投稿が上に並ぶようになっているからです。
検索エンジン集客であれば、軌道に乗せてしまえば、更新しなくても集客効果は半永久的に続きますが、インスタグラム集客では、そうもいきません。
つまり、「放置が厳禁」なのがインスタグラム集客なのです。
これはインスタグラムの仕様上、仕方のない事なので、
「集客の仕組みを作ったら後は放置しておきたい」
という考えの人には、インスタグラム集客は向きません。
「放置」を目指す人は、検索エンジン集客を選ぶべきですね。
それに、そもそもの話ですが、仮にインスタグラムで更新を続けずとも集客効果を保てたとしても、更新していないアカウントは明らかに「印象」が悪いです。
例えば、最後の写真の投稿が1年前とかになっていたら、あなたはどういう印象を持ちますか?
おそらく、ほとんどの人が、
「最後に投稿したのが1年前?ってことは、もうこのネットショップ、やってないんじゃね?」
という考えになりませんか?
そして、そういうネットショップから、何か物を買おうとか、そういう気持ちにはなりにくいと思います。
大切なお金を支払うんですから、信頼できるショップから買おうとするのが当然です。
したがって、仮にインスタアカウントを放置してインスタグラム集客が成り立ったとしても(まあ、成り立ちませんが)、そもそも更新されていないアカウントは心証が良くないので、売上アップを前提としてインスタグラム集客を行なうならば、やはり常に更新を続けていく必要があります。
これが一つ目のデメリットですね。
放置ができないので、常に作業と向き合い続ける必要があるわけです。
また、もう一つのデメリットである「写真を用意する必要がある」ですが、検索エンジン集客に「文章」が必要不可欠なら、インスタグラム集客では「写真」が必要不可欠です。
それで、「写真」と一言で言っても、集客できるレベルの写真というのは、それなりのクオリティの写真である必要があります。
それこそ、初心者の方がスマホでなんとなく撮影したような写真では、まずインスタグラムではその他大勢に埋もれてしまって、集客どころではありません。
ということは、クオリティの高い写真を用意する必要があるわけですが、そのためには、「写真を撮影する技術」だけでは不十分です。
なぜなら、どんなに撮影技術があっても、撮影に使う機材がイケてないなら、それなりの写真しか撮れないからです。
要するに、機材にある程度のお金をかける必要が、どうしても出てくるんです。
良いレンズを買い、良いカメラを買い、良い撮影素材を用意する。
そういう「金銭的な投資」の上に、初めて「撮影技術」が活きてきます。
ですから、インスタグラム集客を考えるのであれば、それなりに「お金」が必要なのです。
検索エンジン集客ならば、「文章」で決まるので、文章力さえ身につければ、お金を一切かけずに集客できます。
極端な話、どんなにボロボロのパソコンを使って文章を書こうと、出来上がる文章に差はありません。
最高級スペックのパソコンで「ありがとう」と書くのと、オンボロのパソコンで「ありがとう」と書くのも、ショップ上にその文章が公開されれば、どちらも全く同じ「ありがとう」です。
最高級のスペックのパソコンで書いた「ありがとう」が、光って見えるとか、高級そうに見えるとか、映えるとか、そういうのは一切ありませんよね(笑)。
文章は文章なので、環境に一切左右される事がないのです。
でも、写真に関しては、撮影技術うんぬんの前に、まずは環境(機材など)によって、集客力が左右されます。
同じ商品を、同じ技術で撮影しても、機材にお金をかけた方が、やっぱり良いものが出来上がりますし、その方が集客もできて当然です。
したがって、インスタグラム集客を行なう場合は、「それ」を覚悟する必要があります。
文章を書かなくても良い分、写真にはこだわらないと集客はできませんし、写真にこだわるためには、どうしてもコストが発生してしまうという話でした。
以上、インスタグラム集客のデメリットの説明でした。
私が検索エンジン集客を推す理由
というわけで、それぞれの集客方法のメリット、デメリットをここまで説明してきましたが、あなたはどうお考えになりますか?
人によって、どちらの集客方法に魅力を感じるかは分かれると思いますが、やはり私は「検索エンジン集客派」です。
というのは、両者の集客方法には、それぞれ一長一短があって、そこは結局、価値観次第な部分もありますが、それを差し置いても、検索エンジン集客のメリットである、
「購買意欲の高い見込み客をピンポイントで集客できる」
というのは、非常に大きいと私は考えているからです。
このメリットがあるからこそ、私は検索エンジン集客をメインの集客方法として採用しています。
というのは、私が運営しているのは「無在庫ネットショップ」であり、無在庫ネットショップでそれなりの金額を稼ごうと思うと、必然的に「高単価」の商品を扱う必要性が出てきます。
目安としては、3万円〜10万円程度の単価ですね。
このくらいの高単価な商品が、無在庫ネットショップで稼ぐには向いています。
なぜなら、「高単価な商品ほど、1度の販売で大きな利益を得やすい」からです。
低単価な商品を扱ってしまうと、個数を売らなければいけないので、発送などの作業に追われる事になり、相当効率が悪いわけです。
それで、高単価な商品を扱うという事は、購買意欲の高いお客さんを集めないと、売れづらいです。
それこそ、1000円や2000円程度の低単価の商品であれば、
「なんとなく見てたら欲しくなってポチってた(購入してた)」
なんて事も良くありますが、それが数万円の単価になってくると、そういうわけにもいきません。
したがって、高単価な商品を売るためには、「購買意欲の高い見込み客をピンポイントに集客する」というのが重要なのです。
とりあえずランダムにお客さんを集めても売れるのは、低単価商品だけという事ですね。
そう考えると、高単価な商品を売る為には、やはり検索エンジン集客が向いています。
インスタグラム集客だと、購買意欲のないお客さんも集めてしまう事になりますが、そういうお客さんというのは、高単価な商品は中々買ってくれません。
それで、こんな事を言うと、
「だったら高単価の商品にこだわらなくても良いのでは?」
と思う人もいるかもしれませんが、実は、明確な意図があって、
「無在庫ネットショップで稼ぐなら高単価な商品を扱う」
という戦略を私は提唱しています。
というのは、前述したように、それなりの金額を稼ごうと思うと、必然的に「高単価」の商品を扱う必要性が出てくるからです。
これがどういう事かというと、まず大前提として、
「高単価な商品ほど大きな利益を得やすい」
という傾向があります。
5000円の単価の商品と、5万円の単価の商品を比べると、どちらの方が利益が大きくなりやすいかと言うと、5万円の商品の方が利益は大きくなりやすいという事です。
さて、ここで質問です。
1度の販売で1万円の利益を得られる場合と、1度の販売で1000円の利益を得られる場合を比べた時に、果たしてあなたは、どちらが「稼ぎやすい」と思いますか?
ちょっと考えてみて欲しいのです・・・。
答えは出ましたでしょうか?
正解は、前者の「1度の販売で1万円の利益を得られる場合」です。
1度の販売で1000円の利益を得られるよりも、1万円の利益を得られる場合の方が、「稼ぎやすい」のです。
というのは、1度の販売で得られる利益が多いほど、「同じ金額を稼ぐにしても少ない労力で済む」からです。
無在庫ネットショップでは、1度の販売で得られる利益が大きいほど稼ぎやすい
例えば、無在庫ネットショップで月収20万円を目指すとしましょう。
この時、1度の販売で1万円の利益を得られれば、販売個数は「20個」で済みます。
1万円の利益が20個重なる事で、月収20万円となるからです。という事は、商品の発送回数なども20回で済む計算になりますよね。
商品が1つ売れるたびに、発送回数も増えていきますから、20個を販売すれば、発送回数は20回なわけです。
それで、もしこれが、1度の販売で1000円の利益しか得られないとなると、単純に労力は「10倍」となります。
月収20万円を稼ぐなら、1ヶ月に200個の商品を売らないといけないわけです。
当然、商品が売れるたびに発送の必要も出てくるので、200回も発送作業を行わないといけないわけですね。
どちらも同じ月収20万円を稼ぐのであれば、
- 20回の発送で済む場合
- 200回も発送しないといけない場合
を比べると、前者の方が「ラク」なのです。
だからこそ、労力を減らして効率よく稼ぎたいのであれば、「高単価の商品を扱う」のがポイントになります。
高単価な商品ほど、1度の販売で得られる利益は大きくなりやすいからです。
もちろん、利益というのは「単価−仕入れ値」で決まるので、単価が高くても、仕入れ値が高ければ利益は残りませんが、5000円の商品と5万円の商品を比べたら、やはり5万円の商品の方が、利益は大きくなりやすいです。
なぜなら、「5000円」の商品を「500円」で仕入れたとしても、利益は「4500円」です。
ところが、5万円の商品を、4万円で仕入れた場合、利益は「10000円」です。
ただ、「5000円」の商品を「500円」で仕入れるというのは、「9割引」で仕入れるという事ですが、9割引で仕入れるというのは、転売の世界ではまず無理な話です。
せいぜい3割引が良いところでしょう。
それに対して、5万円の商品を、4万円で仕入れた場合であれば、2割引での仕入れですし、そのくらいの仕入れ値であれば、十分に現実的です。
それでいて、利益額は10000円ですから、「5000円」の商品を「500円」で仕入れるような9割引での仕入れが成立した場合よりも、利益は大きくなります。
つまり、仕入れ値の大体の割引率が決まっている以上は、単価が高い商品の方が、利益は残りやすいという事ですね。
だからこそ私は、
「無在庫ネットショップで稼ぐなら高単価な商品を扱う」
という戦略を提唱しています。
高単価な商品ほど、利益も大きくなりやすく、利益が大きいほど、ラクに効率よく稼げるからです。
そして、高単価な商品を売る為には、購買意欲の高い見込み客を集める必要があり、それに最も適した集客方法こそが、検索エンジン集客だという話でした。
そういう理由で、インスタグラム集客ではなく、検索エンジン集客をおすすめしているという事です。
以上が、私が検索エンジン集客を推している理由です。
最後に
ここまで長々と、検索エンジン集客とインスタグラム集客について説明してきましたが、なぜ私が検索エンジン集客を推しているのかは、ご理解いただけかと思います。
明確な理由があって、意図的に検索エンジン集客をメインの集客方法として採用しているわけですね。
そして、私自身が検索エンジン集客を使って無在庫ネットショップで利益を上げているからこそ、やはり「NSC」の方で伝授しているのも検索エンジン集客をメインとしたものになります。
私自身、検索エンジン集客だけでも、この程度の売上ならば、割と普通に作る事ができています。
(※画像をクリックすると拡大できます。)
私はこの他にも複数の無在庫ネットショップを所有していますが、どのショップも基本的には全て検索エンジン集客を採用し、こういった売上を軒並み達成しているので、やはり検索エンジン集客と無在庫ネットショップの相性は、非常に良いと感じています。
ただ、ここで勘違いして欲しくないのは、インスタグラム集客を「やってはいけない」というわけでは「無い」という事です。
検索エンジン集客と並行して、インスタグラム集客にも取り組む分には、全然OKだと思ってます。
ですが、当然、両方の集客方法を同時に実践していくには、それだけの時間と労力が発生する事になりますので、
「どちらか片方の集客方法しか選べないのであれば、検索エンジン集客がおすすめ」
という事です。
片方しかできないのであれば、まずは検索エンジン集客をやるべきですね。
インスタグラム集客をやる事自体は全然OKですが、それをやるにしても、まずは検索エンジン集客でしっかりとベースを作るべきだと思っています。
そのベースができているのであれば、二刀流的な感じでインスタグラム集客に手を出しても構いませんが、そのベースができていないのに、
「とりあえずインスタグラムで集客してみるか」
と考えても、まず上手くいかないと思います。
前述したように、無在庫ネットショップで、ある程度の金額を稼ぎたいのであれば、「高単価」の商品を扱うべきですし、高単価な商品を扱うほど、購買意欲の高い見込み客を集める必要があります。
そして、購買意欲の高い見込み客を集めるのに最も適している集客方法が検索エンジン集客なので、やはり「どちらか一つを選ぶ」となった場合は、検索エンジン集客を選ぶ事を私はおすすめしています。
というわけで、本日の内容は以上になります。
参考にしてみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。