ゆのきちです。
本日の記事では、
「無在庫ネットショップの集客に苦戦してるなら新規客より既存客を集めてみよう」
という話をしていこうと思います。
無在庫ネットショップに取り組んでいる人の中には、
「集客が上手くいかない」
という人も少なくないはずです。
どんなに素晴らしい商品をショップで販売していても、集客する事が出来なければ、売上が上がる事はありませんので、集客は必要不可欠の作業です。
まあ、そんなのは私が言うまでもなく、あなたも「集客が大事」というのは分かりきっている事だとは思いますが、悲しいかな、頭では集客の重要性を理解していても、肝心の「結果」が伴っていない人は多いです。
集客というのは、やはり一筋縄で行かないことも多いので、苦戦する人が後を絶たないわけですね。
私も、無在庫ネットショップを始めたばかりの頃は、集客には非常に苦戦していましたので、その気持ちは凄く分かります。
今でこそ、1日に1000近いアクセスが集まるような、以下のようなネットショップも複数所有できるまでになりましたが、
最初から、こんなに上手くいっていたわけではありません。
アクセスが全然来なくて打ちひしがれていた時期もあります。
ですので、集客の難しさは誰よりも理解しているつもりですし、過去の私のような、集客が上手くいっていない人に対して、少しでも力になれればと思い、実際に以下のような記事を投稿していたりもするわけです。
ですが、これまで投稿してきた上記のような記事は、基本的に「新規客」を集める集客のノウハウであり、今回の記事でお伝えしていくのは、新規客を集めるお話ではありません。
今回は、
「新規客が集まらないなら、とりあえず既存客を集めてみよう」
というお話です。
集客と言えば、「新規客を集める」という意味で語られる事が一般的ですが、今回はそれとは少し毛色の違う話になります。
新規客を集める事に苦戦しているのであれば、いっそのこと、既存客を集めるのも有りだという事です。
既存客の方が集客はしやすいですし、既存客を集める事が、間接的に新規客を集める事にも繋がっていくからです。
現時点では「どういうこと?」という感じだと思いますが、そのあたりを出来るだけ分かりやすく解説していきますので、
「無在庫ネットショップを立ち上げたが、集客に苦戦している」
という人は、一読する価値のある記事になっているはずです。
それでは、始めてまいります。
無在庫ネットショップの集客に苦戦してるなら新規客より既存客を集めてみよう
まず先に、「新規客」と「既存客」について定義します。
ここで言う新規客と既存客というのは、
- 新規客=まだあなたから商品を買った事のないお客さん
- 既存客=あなたから商品を買った事のあるお客さん
という意味になります。
ですので、この前提に立ってお話を進めていきますが、この記事でお伝えしたい要点は、前述したように、
「新規客が集まらないなら、とりあえず既存客を集めてみよう」
という事です。
つまり、「あなたからすでに商品を買った事のあるお客さん」を集めましょうという事ですね。
この記事を読んでいらっしゃるあなたは、おそらく、新規客を集めようとして様々な集客方法を学び実践したものの、それが上手くいっていない状況なのではないでしょうか。
であれば、一旦、新規客を集める事は忘れてください。
では、それでどうすれば良いかというと、
「既存客を集める」
という事をしてみて欲しいのです。
あなたからすでに商品を買った事のあるお客さんを集客していくわけですね。
その方が、新規客を集めるよりも、よっぽど簡単だと言えます。
ですが、この話をすると、
「そもそも、まだ無在庫ネットショップから1件も売れてないので既存客も何もありません」
などと考える人もいらっしゃいますが、私が今話しているのは、そういう意味ではありません。
どういう事かというと、具体的に言ってしまえば、
「無在庫ネットショップ以外の販路で商品を買ってくれたお客さんを無在庫ネットショップへ誘導する」
というような集客を、私はおすすめしているわけです。
おそらく、無在庫ネットショップをやっているくらいであれば、ヤフオクやメルカリやアマゾンやBUYMAなど、「無在庫ネットショップ以外の販路(いわゆるプラットフォーム)」で、すでに何かしらの商品を販売するビジネスをされているのではないでしょうか?
無在庫ネットショップに取り組む大半の人は、特定のプラットフォームで転売などのビジネスをされていて、そのステップアップのためや、販路を増やしてリスクヘッジするという目的のもとで無在庫ネットショップを始めているケースが多いはずです。
という事は、無在庫ネットショップではまだ商品が売れていなくても、他の販路では商品が売れていたりするのが実際のところだと思います。
したがって、そのような「既存客」を、あなたが運営する無在庫ネットショップに誘導すれば良いわけです。
とは言っても、どのプラットフォームも、その商品の販売ページ上に外部サイトへの誘導文を貼る事は禁止しているので、あなたが商品を販売しているプラットフォームの商品ページ上に、
「ネットショップを運営しております。アドレスはこちらです⇒」
のような、あからさまな誘導を行なう事はできません。
ですので、ちょっとした「小技」を駆使する必要があります。
それがどういう小技なのかというと、あなたが販売しているプラットフォームで何かしらの商品が売れたなら、その商品を発送する際に、
「ネットショップの案内」
を商品に同封して発送するわけです。
それによって、その商品を受け取った「既存客」は、あなたのネットショップの存在を知る事ができます。
このような誘導(集客)を行なうというわけですね。
ですが、これは難しく考える必要はなくて、ざっくりと言ってしまえば、以下のような文言を記載した紙を、商品に一緒に同封してあげれば問題ありません。
この度はお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
◯◯◯(プラットフォーム名)の出品者の◯◯◯◯◯(アカウント名)と申します。お届けしました商品の方は、いかがでしょうか?
万が一、何かありました際は遠慮なくお問い合わせいただけますと幸いです。なお、当店では◯◯◯(プラットフォーム名)の他に、以下のようなネットショップも運営しております。
http://~~~(ネットショップのURL)
◯◯◯(プラットフォーム名)で扱っている商品は勿論の事、ネットショップでしか扱っていない商品などもございますので、興味がありましたら、気軽にお立ち寄りくださいませ。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
このように、『ネットショップやってますよ~』という「案内」を同封するわけですね。
これによって、そのプラットフォームで商品を買ってくれた「既存客」を、ネットショップへと誘導(集客)する事ができます。
そのプラットフォームで買い物をした既存客が、あなたの商品に満足してくれれば、あなたのファンになってくれる可能性は十分にあるわけで、ファンになってくれたならば、
「どれどれ、ネットショップをやってるなら見てみようかな?」
と、ネットショップへアクセスしてくれる可能性は大いにあり得ます。
そして、ネットショップの方に気に入った商品があったなら、そのネットショップから購入してくれる事だってあるわけです。
これが、「既存客を集める」の意味です。
それこそ、プラットフォームで商品が購入された場合、基本的には必ず販売手数料というものが発生してきます。
例えば「BUYMA」であれば、商品が売れるたびに、商品価格の7.7%が販売手数料として発生する事になるんです。
5万円の商品ならば、およそ4000円を販売手数料としてBUYMAに上納する必要があるという事ですね。
ですが、もしこれが無在庫ネットショップなら基本的に販売手数料なるものは発生しませんので、その4000円が浮く事になります。
(※どのサービスで無在庫ネットショップを作るかにもよりますが、私が推奨するカラーミーショップの場合は販売手数料はゼロです。流行りのBASEの場合は3%ほどの販売手数料がかかります。)
このように販売手数料が浮くというだけでも、既存客を集める事にはメリットがあるわけです。
しかしながら、私がこの記事で再三、
「新規客が集まらないなら、とりあえず既存客を集めてみよう」
とお伝えしているのは何も、そんな理由ではありません。
「販売手数料が浮く」というのは、どちらかというと副産物的なものであって、私が「既存客を集めましょう」と言っているのには、もっと別の理由があります。
ズバリ、その理由というのが、
「既存客を集める事が、新規客を集める事につながっていく」
というものなんです。
これについて詳しく説明していきます。
既存客を集める事が、新規客を集める事に繋がる理由
先ほども書いたように、既存客を集める事が、新規客を集める事につながっていきます。
だからこそ、新規客の集客に苦戦しているなら、まずは既存客から集めていくべきなんです。
そうすれば、やがて新規客も自然と集まるようになっていくからです。
では、なぜ既存客を集める事が、新規客を集める事につながるのか?そこを疑問に感じている人も多いと思いますが、その理由を端的に述べると、
「既存客から商品レビューをもらう事がSEO対策になるから」
です。
SEO対策とは、検索エンジンの上位に表示させる対策の事ですね。
そして、ネットショップにおいては、商品レビューをもらう事はSEO対策になると言われています。
つまり、商品レビューのないネットショップよりも、商品レビューのあるネットショップの方が検索エンジンで上位表示されやすいという事です。
というのも、検索エンジンは「有益なウェブサイト」を上位に表示させるべく、日々、その検索順位を最適化しており、「有益なウェブサイトとは一体どんなサイトか?」という視点で考えた時に、ネットショップにおいては、
「顧客からの良いレビューがたくさん付いているネットショップ=有益なウェブサイト」
という見方が出来ると考えられるからです。
もちろん、Googleなどの検索エンジンは、検索順位の決め方を公開する事は一切ありませんから、
「顧客からの良いレビューがたくさん付いているネットショップは上位表示させやすくなりますよ」
というアナウンスなどするわけもありませんし、果たして商品レビューが検索順位に影響しているかどうかも、実際のところは誰にも分かりません。
しかしながら、私がこれまで運営してきたネットショップを分析してみても、商品レビューが付けば付くほどSEOに強くなっているのは間違いないと感じており、その事からも、検索エンジンが「有益なウェブサイト」を判断する際に、「商品レビュー」を一つの指標にしている可能性は否定できないと思っています。
と、話が難しくなってきてしまいましたが、私が言いたいのは要するに、
「既存客から商品レビューをもらう事がSEO対策につながる」
と、考える事ができるため、まずは既存客を集客し、商品レビューをもらうように促していく事で、結果的に「新規客の集客」につながっていくという事です。
新規客をいきなり集めようと思っても難しい部分もあるので、まずは前述した方法で既存客を集客し、商品レビューをもらいながらネットショップを「育てていく」というわけですね。
そうやって、地道にネットショップを育てていく事で、新規客からのアクセスも増えていく為、「集客できない」という悩みも自然と解決されているはずですので。
というわけで、以上のような理由から私は、
「新規客が集まらないなら、とりあえず既存客を集めてみよう」
という主張をしているというお話でした。
以上、参考になれば幸いです。
ちなみに、ネットショップを作る際に有名なサービスとしては、
- BASE
- カラーミーショップ
の2つがありますが、どちらも商品レビュー機能に対応しています。
ですので、どちらのサービスを使っていても商品レビューをもらう事は可能ですが、BASEの場合、以下の記事でも話しているように、商品レビューの「掲載・非掲載」を選ぶ事ができません。
つまり、BASEだと、悪意のある商品レビューや、こちらに非が無いのにも関わらず付けられた悪いレビューなども、掲載されたままになってしまいます。
これは正直、かなり欠点だと私は思っていて、だからこそ私は商品レビューの「掲載・非掲載」を自分で選べるカラーミーショップを使っているわけです。
カラーミーショップなら、商品レビューごとに「掲載・非掲載」を選べるので、
- 悪意のある商品レビューは非掲載
- こちらに非が無いのにも関わらず付けられた悪いレビューは非掲載
といった運用の仕方ができます。
BASEだと、有無を言わさず、商品レビューは全て掲載されてしまうため、個人的には「ナシ」という感じですね。。。
以上のような理由から、私はカラーミーショップ を使って無在庫ネットショップを運営しています。
なお、カラーミーショップを使う事を前提とした無在庫ネットショップの作り方や、集客方法、商品の選び方など、そのあたりのノウハウに関しては、私の無料メール講座の方でも解説しています。
ですので、もしそのあたりに興味があれば、無料メール講座の方も活用されてみてください。
それでは本日の記事は以上となります。
もしあなたが無在庫ネットショップを立ち上げていて、集客が中々上手くいかないと感じているのであれば、一旦、既存客をあなたのネットショップに誘導してみてはいかがでしょうか?そこから、新たな道も拓けてくると思いますので。
以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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