ゆのきちです。
無在庫ネットショップで稼ぐ為には、
「どんな商品を扱うか」
というポイントが重要なのは、あなたも理解されているのではないでしょうか。
やはり、扱う商品次第で売上が左右されてくる部分もあるので、どんな商品を扱うかは、無在庫ネットショップで稼いでいく上で大事なポイントの一つです。
ですが、「どんな商品を扱うか」よりも、もっと大事なポイントがあります。
それが、「専門店化しているかどうか」というポイントです。
つまり、無在庫ネットショップで稼ぎたいなら、どんな商品を扱うにしても、商品ジャンルを絞った上で、
「専門店化すべき」
という事ですね。
このポイントさえ守っておけば、どんな商品を扱ったとしても、それなりに上手くいく傾向にあります。
その逆に、「専門店化」が出来ていないと、どんなに素晴らしい商品を扱っていても、中々そのショップは上手くいきません。
本日の記事では、その辺りについて話していこうと思っています。
もしあなたが無在庫ネットショップで稼ぎたいなど、そういう考えがあるのであれば、何かしらのヒントが得られる記事になっているはずです。
宜しければ最後まで読んでみてください。
それでは始めてまいります。
無在庫ネットショップで稼ぎたいなら商品ジャンルを絞って専門店化すべき理由。
「どんな商品を扱うかが売上を左右する」と冒頭で述べましたが、そうは言っても、それが全てではありません。
どんな商品を扱うにしろ、上手くいっているショップは上手くいっているからです。
アパレル商品で成功しているショップ、インテリア商品で成功しているショップ、マニア向け商品で成功しているショップ、ガジェット系商品で成功しているショップ、子供向けおもちゃで成功しているショップ、等々・・・。
挙げればキリがありませんが、どのような商品を扱っても、「戦略」さえ間違っていなければ、いくらでも成功する事は出来るんです。
ただ、戦略が間違っていると、同じようにアパレルを扱おうと、インテリアを扱おうと、マニア向け商品を扱おうと、成功する事は難しいです。
そして、私がここで言う「戦略」こそが、「専門店化する」という事なのです。
要するに、冒頭でも述べたように、
「どんなに素晴らしい商品を扱っていても、専門店化が出来ていなければ、中々上手くいかない」
という事になります。
裏を返せば、多少商品がありきたりだとしても、しっかりと専門店化が出来ているならば、そのショップが成功できる余地は十分にあると言えます。
そのくらい、専門店化という考え方(戦略)が重要だという事ですね。
とはいえ、先ほどから「専門店化」という言葉が出てきていますが、一体これがどういう事なのか、あまりピンと来ていない人もいるかもしれません。
ただ、これはそんなに難しく考える必要はなくて、
「コンセプトを決めて、そのコンセプトに特化した商品ラインナップにする」
というのが「専門店化する」の意味だと思ってもらえればOKです。
例えば、そのショップのコンセプトを、
「北欧系のリーズナブルなインテリア小物が揃うお店」
というものに定めた上で、実際に扱う商品を「北欧系のリーズナブルなインテリア小物」に統一していくというようなイメージですね。
それによって、
「北欧系のリーズナブルなインテリア小物専門店」
というポジションを確立する事ができます。
ここで間違っても、「アメリカンスタイルのアンティークなインテリア小物」などを扱ってはいけません。
決めたコンセプトからズレた商品を扱ってしまう事になるので、専門店では無くなるからです。
特に「無在庫ネットショップ」というビジネスモデルの性質上、在庫を持たずに商品をいくらでも販売できますから、
「売れそうなものは片っ端から扱っていく」
というスタンスになっていきがちな部分もあると思います。
リスクなく取り扱い商品を増やせるんですから、「売れそうなものは扱わないと損だ」と考え、売れそうなものは何でもかんでも販売していこうと思う人も少なくないはずです。
確かに、その気持ちも分かるんですが、そういう事をしてしまうと、一時的には多少の利益が出たとしても、長期的に見れば確実にマイナスの影響が出ると私は思っています。
なぜなら、コンセプトからズレた商品を扱うようになっていくと、「顧客離れ」が進んでいくからです。
お客さんが商品を買う理由の一つに「共感」があります。
そのお店のコンセプトやストーリーなどに共感するからこそ、「ここの商品を買おう!」となるわけです。
もちろん、全てのお客さんが共感を理由に商品を購入するわけではありませんが、それでも共感のパワーは思ったよりも大きく、成功しているネットショップほど、共感のパワーを上手く使っています。
お店にコンセプトやストーリーを持たせて、お客さんに共感してもらい、ファンになっていただき、それを売上アップにつなげているわけですね。
それを考えると、コンセプトからズレた商品を扱う事は、せっかくそのショップのコンセプトに共感して集まってくれたお客さんを「裏切る」事にもなってしまいます。
その結果として、お客さんがどんどん離れていってしまうわけです。
例えば、先ほど挙げた、
「北欧系のリーズナブルなインテリア小物が揃うお店」
というコンセプトでショップを運営しているにも関わらず、商品ラインナップに、
「アメリカンスタイルのアンティークなインテリア小物」
などの、コンセプトと違った商品を扱い始めたら、お客さんはどう思うでしょうか?
「あれ?なんか違うなあ」
と落胆してしまうはずです。
なぜなら、
「北欧系のリーズナブルなインテリア小物が揃うお店」
というコンセプトが気に入ったからこそ、お客さんはそのショップに足を運んでいたからです。
それにも関わらず、それに反する商品ラインナップが増えていったなら、確実にお客さんは遠のきます。
だからこそ、コンセプトに沿った商品だけを並べた「専門店」を目指すべきなんです。
そうすれば、そのコンセプトに共感したお客さんが絶えず足を運んでくるお店を作ることができます。
これが、専門店化すべき理由です。
しかしながら、専門店化すべき理由は、これだけではありません。
ここからは、もっとテクニカル寄りな話になりますが、専門店化した方が「集客」の面でも有利だからです。
そういう部分を考えても、やはり無在庫ネットショップで成功したいなら、「専門店化すべき」だと言えます。
これについて詳しくご説明していきます。
無在庫ネットショップを専門店化する事によって集客に強くなる
以下の記事でも話しているように、無在庫ネットショップの集客には「検索エンジン集客」を私は推奨しています。
なぜ検索エンジン集客を推奨しているかというと、検索エンジン集客は「購買意欲の高い見込み客をピンポイントに集める事ができる」からです。
その仕組みなどは、先ほどの記事を確認していただきたいのですが、実は専門店化するという事は、検索エンジン集客に対して強くなる事を意味します。
つまり、無在庫ネットショップを専門店化させる事で、
「検索エンジンからお客さんを集めやすくなる」
わけですね。
なぜなら、昨今の検索エンジンでは、「専門性のあるウェブサイト」を上位表示する傾向にあるからです。
たくさんの商品を雑多に扱うような「何でも屋さん」よりも、特定のコンセプトの商品だけを取り揃えた「専門店」の方が「専門性」がある為、そういうネットショップの方が検索エンジン集客に強くなるという事です。
だからこそ私は、無在庫ネットショップを専門店化すべきだと考えています。
専門店化する事によって、
- 共感されやすくなる(前項で解説済み)
- 検索エンジン集客に強くなる
というメリットが得られる為、当然、売上アップにもつながりやすいからです。
例えば、
「北欧系のリーズナブルなインテリア小物専門店」
という専門店を作り、実際に取り扱う商品もそのコンセプトに沿った商品だけにする事ができれば、検索エンジンにて、
「北欧家具 通販」
「北欧系 インテリア」
などのキーワードで検索した時に、そのショップが上位表示されやすくなります。
逆に、
「北欧系のリーズナブルなインテリア小物専門店」
と謳っておきながら、アメリカテイストな家具なども雑多にラインナップに加えていってしまうと、専門性が薄れますので、
「北欧家具 通販」
「北欧系 インテリア」
などのキーワードでは、そのショップが上位表示されにくくなります。
要するに、以下のような商品ラインナップのネットショップが存在するとします。
- 北欧系インテリア100商品
- アメリカ系インテリア100商品
- 北欧系インテリア100商品
上記のショップをそれぞれ比べた場合、「北欧 インテリア」などのキーワードで検索エンジンの上位に表示されるのは、「ショップB」の方なんです。
ショップAの方は、商品数こそ多いものの、アメリカ系インテリアの商品を多数に加えてしまった事によって、北欧系インテリアとしての「専門性」が薄れ、「北欧 インテリア」などのキーワードで上位表示する事が難しくなります。
無在庫ネットショップを運営していると、在庫リスクなく無限に商品ラインナップを増やしていける事から、
「1つでも商品数を増やした方が売上アップのチャンスが増えるのでは?」
と考えて、コンセプトと関係ない商品を登録し、商品数を水増しするような事をしているショップも沢山ありますが、それは売上アップの観点からすれば、「逆効果」になっています。
確かに、商品数を増やせば増やすほど、そのショップへの「入口」も増えますし、セールスチャンスも増える事になるのですが、それはあくまで、
「コンセプトから外れない範囲で商品数を増やした場合」
に得られる利点です。
商品数を増やしたいがあまり、コンセプトから外れた商品まで扱ってしまうと、顧客離れが進み、専門性も薄れて集客力が低下します。
当然、売上も下がります。
したがって、商品数を増やしていくにしても、コンセプトから外れない商品を増やすようにしていってみてください。
以上が、無在庫ネットショップで成功する為のコツですね。
ちなみに、この話をすると、
「どんな専門店にしたらいいですか?」
という質問をしてこられる人がいます。
結論から言えば、どういう専門店にしてもOKです。
冒頭にも書いたように、アパレルでも、インテリアでも、ガジェットでも、マニア向け商品でも、どんな商品を扱おうと成功しているショップは成功しているので、
「どんな専門店にするか(どんな商品に特化するか)」
は、究極的に言えば、そこまで深く考える必要はありません。
どこまでいっても大事なのは、
「専門店化しているかどうか」
ですので、そこさえ守ってもらえれば、大きく外す事は無いはずです。
一応、私が講師を務めている、無在庫ネットショップのコンサル企画である「NSC」の方では、
「特定のブランド」
に特化し、その1つのブランドだけを扱った専門店の作り方を指南していますが、その方法だけが全てではありませんし、専門店化の選択は無数にあります。
何度も言うように、どういう専門店を作るかよりも、専門店化しているかどうかが重要なので、そのポイントをぜひ意識するようにしてみてください。
というわけで、本日の記事は以上となります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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