ゆのきちです。
ネットショップと一言で言っても、その形態は大きく分けて2つあります。
- 在庫を持って販売するネットショップ(普通のネットショップ)
- 在庫を持たずに販売するネットショップ(無在庫ネットショップ)
この2つですね。
在庫を持つ形態なのか、在庫を持たない形態なのか、まずはその2つに分けることができるわけです。
それこそ、このブログで主に提唱しているネットショップは、後者の、在庫を持たない形態である「無在庫ネットショップ」が該当しますが、世の中のネットショップには、在庫を持つ形態のネットショップも多数存在します。
そして、そういう状況だからこそ、
『ネットショップをやるならば、どちらの形態を選ぶべきなのか?』
『どちらの形態のネットショップがおすすめなのか?』
という事を疑問視している人もいらっしゃると思うのです。
そこで今日の記事では、その件に関して、私なりの意見を述べていこうと思います。
それでは早速、始めてまいりましょう。
普通のネットショップと無在庫ネットショップはどちらが良いのか?
これに関しては正直、どちらの形態のネットショップにも「一長一短」があるので、一概に『こっちの方が良いです』という事は言えないと思っています。
両者には、それぞれ異なるメリットが存在するので、ビジネスに対する価値観や、何を優先するのかによっても、どちらが良いかは変わってくるわけです。
ただ、もしあなたが、
「とにかく大きく稼ぎたい」
という価値観で、「売上の大きさ」が何よりも優先というスタイルならば、
「在庫を持つ普通のネットショップの方がおすすめ」
だと私は思っています。
では、これを少し掘り下げて話していきます。
在庫を持つネットショップの方が大きく稼げる可能性を秘めている
普通のネットショップと、無在庫ネットショップを比べた場合、大きく稼げる可能性があるのは前者の「普通のネットショップ」の方です。
もちろん、無在庫ネットショップでも、やり方次第では大きく稼げますし、そもそも「大きく稼げる」の基準がどのくらいの金額を指すのかによっても話は変わりますが、それこそ、「月間売上で1000万円を超えたい」という基準でネットショップをやるつもりであれば、在庫を持つ普通のネットショップの方が達成できる確率は間違いなく高いと思います。
つまり、「何千万円」や「億」を目指すような規模でネットショップに取り組む場合においては、普通のネットショップの方がおすすめだという事ですね。
なぜなら、単純に、在庫を持つネットショップの方が「顧客の満足度を高めやすい」からです。
無在庫ネットショップの場合、注文が入ってから商品を仕入れて発送しますが、普通のネットショップならばすでに在庫を保有しているので、注文が入ったらすぐに商品を発送する事ができます。
要するに「普通のネットショップの方が納期が早い」ので、その分だけ顧客も満足しやすいわけです。
そして、顧客満足度が上がると何が起こるかというと、「リピート購入」につながりやすくなります。
もちろん、どんなに納期が早くても、届けた商品自体に満足してもらえなければ意味がありませんが、商品にも満足、納期にも満足だと、リピートもしてもらいやすくなるわけですね。
リピート客が増えていけば、ビジネスも安定するので、結果的には、そうやって顧客満足度を高めるようなビジネスをした方が、間違いなく大きく稼げるようになっていきます。
これが、大きく稼ぎたいならば、普通のネットショップがおすすめである理由です。
あのアマゾンがこれだけ伸びているのも、全ては顧客満足にフォーカスしたからです。
損して得とれ、ではないですが、いかに顧客を満足させるかが、そのビジネスの成功の度合いを決めます。
そういう意味で、全く同じ商品を扱うにしても、納期の早さによって顧客満足度を高めやすい普通のネットショップの方が、より大きく稼げる可能性を秘めていると言えます。
まあ、とは言っても、大きく稼げる可能性がある分、普通のネットショップには、それ相応の「デメリット」も存在するのも事実です。
そのデメリットとは、他でもなく「在庫リスク」がある事ですね。
普通のネットショップは大きく稼げる可能性があるが、在庫リスクもある
在庫を持って販売するという事は、注文が入ったらすぐに届ける事ができますが、そもそもその商品に注文が入らなければ、それは「売れ残り」と化します。
つまり、在庫リスクがあるという事です。
売れ残るという事は、その仕入れ資金も回収できないので、その商品が売れるまでは「赤字」という事になります。
1つや2つの売れ残りなら良いかもしれませんが、売れない商品が多いほど、そのダメージは大きくなります。
ですから、普通のネットショップは、大成功できる可能性を秘めている反面、赤字に転落するリスク(在庫リスク)も秘めているという事ですね。
もちろん、しっかりと市場をリサーチして扱う商品を決めれば、在庫リスクを極限まで抑える事はできますが、それでもやはり、売れ残りが発生する可能性をゼロにする事はできません。
それが、普通のネットショップのデメリットだと言えます。
結局、どんな物事も「表裏一体」で、良いところもあれば、その分だけ悪いところもあるという事ですね。
そういう意味では、在庫を持たない「無在庫ネットショップ」に関しては、普通のネットショップほどビジネスを大きく成長させる事は難しいですが、その反面、在庫リスクはありません。
無在庫ネットショップは「売れてから仕入れる」というビジネスモデルなので、基本的には売れ残りが発生する事もないのです。
それに、無在庫ネットショップだからと言って、決して大きく稼げないわけではなく、それこそ月の売上にして300万円〜500万円、利益で言えば月収100万円とか月収200万円程度のレベルであれば、無在庫ネットショップでも達成する事は十分に可能だと言えます。
無在庫ネットショップでも金銭的な成功は十分に可能である
月商1000万円とか、億越えとか、そういうレベルを目指すならば無在庫ネットショップだと少々厳しいと感じますが、そこまで大きな売上を目指さないのであれば、無在庫ネットショップでも十分だと私は思います。
月収100万円、月収200万円レベルで良いのであれば、必ずしも在庫を持ってまでネットショップをする必要はないかなと。
というのは、実際、私自身がネットショップの知識がゼロの状態から始めて、1年で月収200万円を達成した際も、取り組んでいたのは無在庫ネットショップでしたし、私が直接指導をしているようなクライアントさんにも、月収100万円、200万円レベルを稼ぎ出す方は普通にいらっしゃいます。
そういう実体験からも、そのレベルの金銭的成功を目指すのであれば、わざわざ在庫リスクと向き合う必要なんてなくて、別に無在庫ネットショップでも良いのでは…?と思っているわけです。
無在庫ネットショップならば在庫リスクは基本的にゼロなので、精神的にもすごく楽にビジネスができます。
ですから、大成功したいと考えている野心むき出しのイケイケな人でもない限り、「無難な成功」を目指すのなら、とりあえず無在庫ネットショップから始めてみれば良いんじゃないかと思います。
いきなり在庫を持ってネットショップをやるなんて、リスクが大きすぎますからね。
それに、無在庫ネットショップからスタートしても、「あえて在庫を持つ」という「戦略」を組み合わせる事によって、在庫を持つ事による「売上増大」というメリットを有効的に受け取る事もできるんです。
無在庫ネットショップでスタートし、あえて在庫を持つという戦略を組み合わせるのアリ
やはり、同じ商品を扱うのであれば、在庫を持った方が売上を伸ばしやすいのは前述した通りです。
とはいえ、いくら売上を伸ばしたいからと言って、売れるかも分からない商品の在庫を最初から持つのも、あまり現実的ではありません。
そこで有効になってくるのが、
「あえて在庫を持つ」
という戦略を組み合わせる事です。
どういう事かというと、無在庫ネットショップを運営していて、注文が入ってくるようになれば、その注文が入る商品の中でも「特に売れる商品」というのが出てくると思います。
要するに「売筋商品」の事ですね。
そうしたら、その売筋商品に関しては、あえて商品を仕入れておき、在庫を持った状態でそのネットショップ上で販売するわけです。
というのは、無在庫の状態で売れてるという事は、在庫を持つ事でさらに売れると考える事ができます。
納期が遅いのにも関わらず注文してくれたという事は、それだけ需要のある商品だという事です。
そういう売筋商品であれば、その商品に関しては在庫を持ち、『在庫ストックがあるので即日発送できます』とアピールすれば、さらに注文は加速するはずです。
たとえば、無在庫の状態でも1ヶ月に10個売れているとするなら、あえて在庫を持って販売する事ができれば、1ヶ月に20個や30個売れるというのも、決して不思議な事ではありません。
在庫を持って納期を早めるという事には、それだけのパワーがあるのです。
ですから、無在庫ネットショップを運営していて、売筋商品が分かってきたら、その商品に関してはあえて在庫を持つという戦略も、大いに検討してみると良いんじゃないかと思います。
実際、そういう戦略を取り入れる事で、売上が爆発的に増加したケースを、私は何個も知っていますので。
そういう意味では、無在庫ネットショップというのは「テストマーケティング」的な立ち回りもできるビジネスだと思います。
要するに、無在庫販売をしてお金を稼ぎながらも、売筋商品の「データ」が取れてしまうわけですね。
無在庫状態でも売れるという事は、かなり需要ありだと判断できるので、そういう現場のリアルなデータを取れるというのは、大きなメリットです。
あとは、その取れたデータをもとに、その商品に関して在庫を持ってガンガン販売していくのも良いですし、もしくは、その無在庫ネットショップ上で「在庫あり」として販売するのではなく、全く新しいネットショップを立ち上げて、そっちの方で在庫を持って販売するというのも面白いと思います。
そうすれば、その新しいネットショップは、どこからどう見ても「在庫を持つ普通のネットショップ」になりますので、この記事の前半で書いたような「大きく成功できる可能性」も帯びてくるわけです。
しかも、「在庫を持つ」と言っても、それはすでに「売れるのが分かっている商品」なので、在庫リスクも極限まで抑えた状態でビジネスができます。
ですから、無在庫ネットショップからスタートしていくというのは、非常に合理的なビジネスの進め方だとも言えます。
無在庫ネットショップからスタートしたとしても、しっかりとデータを取りながらやっていけば、途中からは、在庫を持つ普通のネットショップにシフトしていく事もできますし、別にそれを望まなければ、そのまま無在庫ネットショップとして稼いでいけばいいだけです。
ところが、もし、在庫ありの普通のネットショップからビジネスを始めてしまうと、そもそもその商品が売れ残って在庫まみれになるというリスクだってあるわけです。
そういう意味でも、たとえあなたが
「ネットショップで億を超えるような売上を作りたい!」
という野心ギラギラ状態だったとしても、いきなり在庫を持つネットショップに挑むのではなく、とりあえず無在庫ネットショップから始めてみれば良いんじゃないかなと思いますね。
無在庫ネットショップから始めても、途中から在庫を持つ普通のネットショップの方へシフトチェンジしていく事もできますし、そもそも無在庫ネットショップだって上手くやれば、それなりに大きな金額だって稼ぐ事ができます。
いきなり在庫を持ってネットショップを始めたって、やっぱりリスクが大きすぎるので、目標が何にせよ、無在庫ネットショップから始めてみるのが無難だという話でした。
以上、参考にしてみてください。
それでは最後に、本日の内容をまとめておきます。
本日のまとめ
- 在庫を持つ普通のネットショップと無在庫ネットショップはどちらが良いのか?
⇒どちらのネットショップにも一長一短があるため一概にどちらが良いとは言えない
⇒売上至上主義ならば在庫を持つ普通のネットショップの方がおすすめである - 在庫を持つ普通のネットショップは大きな売上を作りやすい
⇒納期が早いため顧客満足度を高めやすい
⇒顧客満足度が高まればリピートが生まれるため、それが売上増大につながる - 普通のネットショップは大きく稼げる可能性がある反面、在庫リスクもある
⇒無在庫ネットショップであれば在庫リスクをゼロにできる
⇒まずは無在庫ネットショップでスタートして、売筋商品に関しては在庫を持つような戦略がおすすめ
⇒要するに無在庫ネットショップはテストマーケティング的な立ち回り方ができる
⇒無在庫ネットショップでテストマーケティングしてデータを取り、データに基づいて在庫を持つ普通のネットショップを展開していくのが無難
以上が、本日の記事のまとめになります。
ネットショップをやるのであれば、最初のスタートは、やっぱり無在庫ネットショップが良いと思います。
リスクゼロで始められますし、データを取りながらやっていけば、普通のネットショップにも派生していく事ができますからね。
そういう意味では、ネットショップを成功させるためにも、その走り出しとなる無在庫ネットショップで、いかに売上を作っていけるかが重要になります。
無在庫ネットショップで売上を作る事ができなければ、データを取る事もできないため、その後につなげていく事もできないからです。
それに、仮にずっと無在庫ネットショップのまま稼いでいくにせよ、そもそも売上を作れなければ何の意味もありません。
したがって、無在庫ネットショップは正しいノウハウで実践していくのが一番です。
正しいノウハウで取り組むからこそ、最短距離で売上を作っていく事ができるからです。
そういう意味では、私の無料メールマガジンの方で、無在庫ネットショップのノウハウを、これでもか、というぐらい濃い内容で無料配信しているので、無在庫ネットショップで稼ぐ事に興味があれば、ぜひそちらを受講されてみてください。
では、本日は以上となります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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