ゆのきちです。

私のこのブログやメルマガの読者の方から時々いただく質問に、こんなものがあります。

『輸入転売が儲かるって本当ですか?関税とか国際送料、販売手数料とか入れたら、利益出ないんじゃないですか?』

こういった質問を頂いたのは1度や2度だけじゃないので、それなりに多くの方がこのような疑問を抱えているのだと思います。

ただ、これに関しては結論から言うと、

『輸入転売は普通に儲かります。もちろん、関税や国際送料、販売手数料を考慮したとしても、普通に儲かります。』

というのが私の答えなのですが、それだけお伝えしてもあまりピンとこない人もいるはずなので、本日はそのあたりの理由をしっかりと説明していきたいと思います。

それでは早速いってみましょう。

「輸入転売って儲かるの?関税や送料入れたら利益出ないでしょ?」という質問に対する回答。

まず輸入転売というビジネスでは、この質問にある通り、その商品の仕入れ価格以外にも、もろもろの諸費用というのが発生してきます。

  • 関税
  • 国際送料
  • 販売手数料

こういった費用ですね。

「関税」というのは、輸入品に課せられる税金の事で、法律で定められているものです。

関税は商品によっても発生する金額が変わってくるので、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

>輸入転売における「関税」と「消費税」について解説。

そして「国際送料」というのは、海外の仕入れ先から私たちの手元に商品を届けるまでの送料の事ですね。

これはほとんどの場合、仕入れる商品を決済するときに、その商品代金にプラスされる形で表示されますので、決済の時点でその国際送料の金額というのは把握する事ができます。

なお、「販売手数料」というのは、ヤフオクやアマゾン、バイマなど、各プラットフォームで商品を販売する際に発生してくる手数料の事です。

これを別名、「成約手数料」とも言いますが、商品が成約(売れた)際にプラットフォームに収める費用の事であり、その金額はプラットフォームによっても変わってきます。

詳しい販売手数料の金額は、各プラットフォームの利用規約に書いていますので、そちらを参考にしてみてください。
(※商品の売値の5%~10%程度の金額が販売手数料である事が一般的)

ここまでは宜しいでしょうか?

そしてこの記事の本題である、

『輸入転売が儲かるって本当ですか?関税とか国際送料、販売手数料とか入れたら、利益出ないんじゃないですか?』

という質問は要するに、こういった費用を商品の仕入れ費用にプラスした際、その費用が利益を圧迫し、国内で販売しても利益が出ないんじゃないか、という意味合いなわけですね。

ただ、こういった質問をされる事自体が、そもそもちょっと的外れなのかなと思ってしまいます。

なぜなら、輸入転売というのは、

「海外からの仕入れに発生する諸費用をあらかじめ考慮した上で、それを踏まえても利益の出る商品だけを仕入れる」

というやり方で利益を出していくビジネスだからです。

つまり、関税とか国際送料、販売手数料といったものをプラスして利益が出ないような商品なら、そもそも輸入転売というビジネスにおいては、仕入れ対象ですらないという事なんです。

そのため、そういった諸費用を加えても利益が出る商品”だけ”を仕入れるのが輸入転売というビジネスであり、仕入れ時に諸費用がかかって赤字になってしまうような商品を仕入れているのであれば、

「そもそも、それはやり方が間違っている(そのビジネスのやり方は輸入転売とは呼べない)」

という事になります。

輸入転売は、海外からの仕入れで発生する諸費用を、仕入れる前にあらかじめ考慮して利益計算をするビジネス

そのため、仕入れる前にそういった諸費用も考慮した上で、それでも国内で販売して利益が出る商品かどうかを”あらかじめ”見極める必要があります。

「関税」・「国際送料」・「販売手数料」といったものをしっかりと算出し、それをその商品の仕入れ値にプラスして、それでも利益が出る商品だけを仕入れるようにしてください。

そして、それこそが本来の輸入転売というビジネスなんです。

仕入れ時に発生する諸費用を加えて、それで利益が出ないような商品は仕入れるべきではなく、それを仕入れるのは、そもそも正しい輸入転売ビジネスのやり方ではありません。

そういった諸費用を考慮しても儲かる商品だけを仕入れるわけですから、当然、輸入転売は普通に儲かるビジネスという事ができます。

じゃあ、そういった儲かる商品をどう探せばいいかって事ですが、それを探すのが、

「商品リサーチ」

という作業です。

商品リサーチのやり方に関しては、以下の記事でそれぞれまとめていますので、リサーチのやり方が分からなければ、こちらを参考にしてみてください。

このような方法で商品リサーチをし、そこで儲かりそうな商品を見つけた後に、

  • 関税
  • 国際送料
  • 販売手数料

といったものを加えてみて、それでも利益が取れそうであればそのまま仕入れればいいわけです。

そこで利益が取れないようであれば、そもそもその商品は仕入れるべきではありませんので、普通にスルーしてください。

こういった計算もろくにせずに仕入れをするから、その商品が赤字になってしまい、

「輸入転売は稼げません」

なんて言い出す人もいるんですが、それはそのやり方が間違っているだけで、輸入転売自体が稼げないっていうわけじゃありませんからね。

何度も言うように、輸入転売というのは、儲かる商品だけを海外から仕入れて販売するビジネスです。

諸費用に利益が圧迫されて利益が取れないなんてのは、輸入転売というビジネスが稼げないのではなく、やり方を間違っているために「その人が稼げてない」ってだけです。

という事で、しっかりと商品リサーチをして、仕入れ時にかかる諸費用も見込んだ上で、それでも利益が出る商品だけを仕入れるようにしましょう。

そうする事で、「輸入転売は稼げない」なんて事態には、まずならないはずなので。

では本日の内容は以上となります。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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