輸入ビジネスで作業を外注化する適切なタイミングとは?

ゆのきちです。

輸入ビジネスをやっている人の中には、日々の作業を上手に「外注化」している人がいます。

私自身も、今ではほとんどの作業を外注化してしまっていて、私が普段やる事と言えば「マーケティング戦略を練る事」くらいになっています。

マーケティング戦略を練る事が、一番利益に直結していると私は思っているので、それ以外の作業は全て外注化し、出来る限り、戦略を練る時間を増やせるようにしているんです。

特に、売れた商品を発送する作業や、在庫管理などをしている時間は実質、利益を生んでいません。

ですから、利益を生む作業に時間を使うためにも、利益を生まない作業はなるべく、外注化していくのが、輸入ビジネスで大きく稼ぐポイントだと言えます。

ただ、そうは言っても、輸入ビジネスを始めたばかりの人や、まだ全ての作業を自分一人で行なっている状態の人にとっては、

『どのタイミングで、どの作業から外注化していくべきなのか?』

という部分が、疑問点になっているのではないかと思います。

私自身、作業を全て一人で行なっていた時期は、まさにそういう疑問を感じ、どうしたら良いのか迷っていました。

したがって本日の記事では、

「輸入ビジネスで作業を外注化する適切なタイミングとは?」

というテーマのもと、いつどのタイミングで、どんな作業から、どのようにして外注化していくべきなのかを説明していきたいと思います。

輸入ビジネスの作業を外注化したいと考えている人は、ぜひお読みになってみてください。

なお、この記事の後半では、実際の私の過去にさかのぼり、まだ全ての作業を自分自身でこなしていた状態から、いかに各作業を外注化させていき今に至るのか、具体的な実例なども細かくご紹介しています。

そういった部分も含めて参考にしていただければ幸いです。

それでは、始めてまいります。

輸入ビジネスで作業を外注化する適切なタイミングとは?

外注化は、一体どのタイミングですべきなのか、その結論から述べます。

『忙しくて手が回らなくなるくらいに売上が立つようになった時』

これが、外注化の適切なタイミングです。

これ以外のタイミングでは、基本的には外注化をすべきでは無いと、私は考えています。

たまにお見かけするケースとして、輸入ビジネスでまだ大して利益が出ていない段階から、

『外注化をしてみたいのですが、どの作業を外注化すればいいですか?』

という感じで、興味本位で外注化を考えていたり、「外注化する事自体が目的」になってしまっている人がいます。

ですが、こういう考え方は、やめた方が良いです。

なぜなら、「必要性に駆られていない段階」で外注化しても、大抵は上手くいかないからです。

ここで言う「必要性に駆られていない段階」とは、

「まだ自分だけで輸入ビジネスを回せる余力がある状態」

を指します。

つまり、まだあまり売上も立っておらず、自分一人の力でビジネスを回せる状態であれば、無理をして外注化を進める必要はないのです。

というのは、もし現時点で、自分一人で輸入ビジネスを回せるのであれば、厳しい言い方をしますが、「大して商品は売れていない」状態だと思います。

商品がバンバン売れているなら、自分一人では対応しきれないはずだからです。

現時点で、一人の力で輸入ビジネスを回せているとすれば、まだあまり稼げていない状態なんですから、やるべき事は、「外注化を進める事」ではなく、「売上を伸ばす事」です。

売上が大して立っていないなら、外注化なんて考えるのではなく、売上を伸ばす事だけを考えるべきだという事です。

順序としては、こんな感じになります。

  1. 売上を伸ばす事に全力を尽くす
  2. 商品がたくさん売れてきて手が回らなくなる(=外注化の必要性に駆られる)
  3. 外注化を検討する

これが、外注化をしていく時の正しい順序であり、自然な流れです。

というのは、この順序で外注化を検討していくからこそ、「何の作業を外注化すべきなのか」も明確になってくるからです。

必要性に駆られていない状態(あまり売上が立っていない状態)で外注化しようと思っても、そもそも輸入ビジネスの作業には色んな種類がありますから、

「どの作業から外注すればいいんだろう?」

という迷いが、必ず生じるはずです。

商品リサーチ、商品登録、商品画像の加工、商品発送、問い合わせ対応、受注対応、在庫管理などなど、輸入ビジネスでやるべき作業は多岐に渡ります。

ですから、特に必要性に駆られていない段階で作業を外注化しようとしても、どの作業から外注化すれば良いのか迷って当たり前なのです。

ところが、売上を伸ばす事だけにフォーカスし、その結果として商品がどんどん売れるようになっていけば、

『商品が売れすぎて、もう一人では輸入ビジネスを回す事ができない』

という状態が必ず訪れるはずです。

そして、そうなってくると、

『どの作業がボトルネックになっているか』

も見えてきます。(ボトルネック=円滑な進行の妨げとなる要素)

そしたら、そのボトルネックとなっている作業を、外注化すればいいんです。

これが外注化の自然な流れだと言えます。

ただ、どの作業がボトルネックとなっているかは、その人の作業のやり方、取り組んでいる手法によって変わってきます。

例えば、

『商品リサーチは順調なんだけど、在庫管理に時間を取られすぎている』

と感じているのであれば、それは「在庫管理を外注化すべき」というサインですし、

『在庫管理は効率よくできているんだけど、商品登録に時間がかかって仕方がない』

となれば、その人は「商品登録を外注化すべき」なんです。

これも結局は、やってみないと見えてこないものなので、「どの作業を外注化しよう・・・」と迷う暇があったら、もっと輸入ビジネスの売上を伸ばす事にガンガン取り組んでください。

そうすれば、自然と外注化すべき作業も明確になってきて、最適な形で外注化を進める事ができるようになります。

ここまでの話を一旦まとめると、

  • どのタイミングで外注化すべきか⇒外注化の必要性に駆られたタイミング(=商品が売れすぎて手が回らなくなった時)
  • どの作業から外注化すべきか⇒外注化の必要性に駆られたタイミングにおいて、もっともボトルネックになっていると感じる作業から外注化していく

という感じですね。

これが自然な外注化の流れだと言えます。

では次に、実際に私の過去を振り返り、

「私がどのような流れで、各作業を外注化させていって、今に至るのか」

という部分について触れておきたいと思います。

あくまでこれは、私のケースではありますが、何らかの参考にはなるかもしれませんので、一応話しておこうと思った次第です。

私が輸入ビジネスを外注化させていった実際の流れ

まだ私が輸入ビジネスを副業として取り組んでいた時まで話をさかのぼります。

昼間は本業をこなし、帰宅してからの限られた時間で輸入ビジネスに取り組んでいました。

とは言っても、これはメルマガなどでも話している事ですが、私が取り組んでいたのは輸入ビジネスの手法の一つである「無在庫ネットショップ」という手法でした。

ですので今から話す事は、無在庫ネットショップにおける各作業を、どうやって外注化させていったのか、という事についての説明になります。

結論から言うと、以下の順で外注化をしていき、今に至ります。

  1. 商品登録
  2. 商品発送
  3. ショップ運営(問い合わせ対応や仕入れなど)

このように外注化を進めてきた事で、今では完全に無在庫ネットショップの運営が私の手を離れており、私が日々やる事と言えば、この記事の冒頭に述べた「マーケティング戦略を練る事」くらいになっています。

では、ここをさらに深掘りして説明していきます。

商品登録の外注

まず、私が一番最初に外注化を行なったのは「商品登録」の作業でした。

ネットショップに商品を出品登録する作業を、外注さんにやってもらうようにしたわけです。

当初は自分で商品登録を行なっていましたが、ある程度、ネットショップに注文が入ってくるようになると、商品登録に使う時間が足りなくなってくる事に気付いたんです。

当時、コンスタントに1日1件程度の注文が入っていましたので、毎日、商品発送を行なう必要がありました。

昼間は本業をこなし、帰宅してから商品を発送する作業を行なっていたわけです。

とは言え、1日に1件程度の発送だったので、この発送作業に関しては、自分一人の力で何とかこなす事ができていました。

・・・が、商品発送が増えてくるに伴い、商品登録にかける時間がなくなっていったのです。

帰宅して、お客さんから届くメールに対応し、商品を梱包して発送を行なうと、それだけで結構な時間を食います。

下手をすると、商品発送だけでその日の作業が終わってしまう事もありました。

その時、さすがにこれはマズイと思いました。

商品発送という作業自体は、「利益を生まない作業」だからです。

商品発送を行なうのは、利益が確定した後(商品が売れた後)ですから、発送という作業自体は、利益には直結していません。

その、利益に直結しない作業に1日の大半の時間を奪われていたわけですから、売上は停滞してしまいました。

売上を伸ばす為には、利益に直結する作業(利益を生む作業)に時間をかける必要があります。

そして、無在庫ネットショップにおける「利益に直結する作業」の一つが、「商品登録」の作業です。

無在庫ネットショップは、在庫を持たずに商品を販売できる都合上、「取り扱い商品」の数は増やし放題です。

在庫を持たないわけですから、「100商品」扱おうが、「1万商品」扱おうが、リスクはゼロだからです。

そして、無在庫ネットショップは、取り扱い商品が増えれば増えるほど、売上を伸ばせるチャンスが増えます。

「100商品」しか取り扱っていない無在庫ネットショップの取り扱い商品を増やし、仮に「1万商品」を取り扱う事ができたなら、単純に売れる確率は100倍増えると考える事ができるからです。

つまり、無在庫ネットショップは、取り扱い商品の数を増やす事が、売上アップに大きく貢献してくれるビジネスモデルだと言えます。

という事は、その為に重要になってくるのが「商品登録」の作業なのです。

商品を1件登録するごとに、取り扱い商品が1個増えるわけですから、

「商品登録=利益に直結する作業」

という事になります。

したがって、無在庫ネットショップで売上を伸ばしたいなら、ひたすら商品登録を積み上げていけば良いだけの話なのです。

在庫を持たない以上、どんなに取り扱い商品を増やしても、金銭的リスクはゼロですから、商品登録の作業は、すればするだけリターンがあるという事ですね。

ただ、当時の私は、商品発送に時間を食われ、この肝心の商品登録作業に手が回らなくなっていました。

しかしそれだと、売上は伸びず、ビジネスが停滞してしまう事を意味します。

そこで、商品登録の作業を外注さんにお願いするようにしたわけですね。

結果的に、私が商品発送の作業で1日を終えてしまうような日も、外注さんは私の代わりにせっせと商品登録を進めてくれたので、売上も順調に伸びるようになっていきました。

ところが、次にまた新たな問題が発生する事になります。

それは、

「商品発送に手が回らなくなる」

という問題です。

外注さんのおかげで、日々、商品登録が順調に進んでいったわけですが、取り扱い商品が増えた事によりセールスチャンスが増え、商品もどんどん売れるようになっていきました。

今までは1日に1件の商品発送で済んでいたものが、1日に2件も3件も商品を発送しなくてはならなくなったのです。

多い日だと、1日に5件も商品を発送するなど、この時点で完全にキャパオーバーになっていました。

さすがに本業から帰ってきての、わずかな時間で商品を5件も発送するのは、物理的に厳しいものがあります。

ですので、

「商品発送に手が回らなくなる」

という問題が発生したの機に、商品発送の作業を外注化するようにしたのです。

商品発送の外注

結論から言えば、商品発送の作業は、専門の「業者」にお任せしました。

今の時代、ネット通販の事業を営む個人や会社が急速に増えてきているので、そういった個人や会社のネット通販事業をサポートする為の業者もまた、同様に増えてきています。

特に、ネット通販では商品発送の作業がボトルネックになるケースが多いので、その商品発送作業を専門に請け負ってくれる業者は、かなりの数が存在します。

ですので、私はそういった業者に商品発送を完全に丸投げしてしまったわけですね。

私が運営していた無在庫ネットショップでは、

「仕入先⇒私の自宅⇒お客さん」

という流れで商品が流通していたのですが、商品発送の作業を業者に外注してしまう事で、

「仕入先⇒業者⇒お客さん」

という流通になり、自宅に商品が溜まる事もなければ、帰宅してからわざわざ梱包をして、コンビニまでダンボールを持ち込んで発送するという作業も完全になくなりました。

これを機に、私の無在庫ネットショップのビジネスはさらなる成長を遂げました。

もともと、商品登録の作業は外注していましたし、日々の大半の時間を奪われていた商品発送もノータッチになったので、一気に時間が増え、マーケティング戦略を練る事に時間を使えるようになりました。

その結果、売上を伸ばすアイデアがポンポンと湧いてくるようになって、それを実行に移して行動し続けた結果、劇的に売上が伸びていったのです。

あっという間に本業の収入を超えてしまい、無在庫ネットショップのビジネスで独立をする事もできました。

ただ、この時点ではまだ、完全に無在庫ネットショップが手離れしていたわけではなく、お客さんからの問い合わせの対応や、商品の発注作業(仕入れ)などの、いわゆる「ショップ運営」そのものは自分自身で行なっていました。

まあ、商品登録も商品発送も既に外注化は済んでいましたし、問い合わせ対応や仕入れの作業なんて、要領さえ掴めばそんなに時間もかかりませんから、そのまま自分自身でショップ運営の作業をやっていても特に支障はありません。

ですが、その頃には、ショップ運営に使う時間さえも惜しいと思うようにもなっていたのです。

なぜなら、マーケティング戦略を練る事に時間を使えば使うほど、アイデアが出てきて、それが売上アップにダイレクトに繋がるという成功体験があったからです。

したがって、ショップ運営さえも外注化してしまい、マーケティング戦略を練る事”だけ”に専念したいと思うようになりました。

そういう背景から、「ショップ運営」自体も外注化する事に踏み切ったわけですね。

このあたりを、もう少し詳しく説明したいと思います。

ショップ運営の外注

私にとって、ショップ運営を外注する事は、心理的なハードルが高いものでした。

商品登録や商品発送であれば、作業自体が割とシンプルなので、誰がやっても大差はないと思いましたが、ショップ運営そのものを任せるとなると、やはり「どんな人に運営してもらうか」によって、結果は大きく変わってしまうと思ったからです。

どこの誰とも分からないような人に、「問い合わせ対応」や「仕入れ」を任せてしまうと、不要なトラブルが発生する可能性も否めません。

特に、「仕入れ」の場合は、「お金」の問題が出てきます。

当然、仕入れ費用は私が負担するわけですが、仕入れ費用を持ち逃げされる可能性だってゼロでは無いわけです。

ですから、ショップ運営の外注に関しては、かなりシビアに考えていました。

それでも、実際にやってみない事にはどうにもならないと思って、外注してみる事にしたんです。

では、具体的にどのように外注をしたのか。

結論としては、商品登録を任せていた外注さんに、そのままショップ運営の方も任せる事にしたんです。

その外注さんは、長い事、商品登録を真面目に頑張ってくれていましたし、その作業を見て、この人なら信頼できそうだと思ったからです。

少なくとも、「新規」でショップ運営者を募るよりも、すでに信頼関係がそれなりに構築できている商品登録の外注さんにショップ運営をお任せした方が、よっぽどリスクは少ないと踏んだわけですね。

それに、その外注さんは、商品登録の作業を通じて、私のショップの商品に対する理解や知識がかなり深まっていました。

やはり、普段から登録作業を通じて、商品と関わっていれば、自ずとそれに対する理解、知識も深まるものです。

したがって、問い合わせ対応も、スムーズにこなしてくれると踏んだのです。

そういう背景から、商品登録をやってくれていた外注さんに、ショップ運営を任せる事にしました。

ショップのメールアドレスのアカウントを渡して、メールの送受信ができるように設定し、問い合わせ対応のマニュアルを作る事で、問い合わせ対応を任せたんです。

また、仕入れに関しては、仕入れ用のデビットカードをそのまま外注さんに渡してしまいました。

デビットカードであれば、その引き落とし口座に入っている現金の範囲内でしか決済できないので、最悪、悪用されたとしても大きな影響は出ないと思ったからです。

ですので、外注さんに渡す用に新規でデビットカードを発行し、都度、必要最低限の資金だけをその口座に入れておく形で、仕入れも完全に任せてしまったんです。

結果的に、その判断は正解でした。

やはり、日頃の商品登録作業を通じて、すでに商品に対して理解や知識が深まっていましたから、スムーズに問い合わせ対応もこなしてくれましたし、仕入れだって問題なくこなしてくれました。

こうして、ショップ運営自体が私の手を離れる事になり、自由な時間はさらに増える事になったのです。

そして、その時間をマーケティング戦略を練る事に充てたりする事で、さらに私の収入は伸びていく事となりました。

以上が、私がショップ運営を外注していった際の流れです。

売上を伸ばす事にフォーカスしたからこそ自然な形で外注化を進める事ができた

さて、私が実際に各作業を外注化してきた流れを、こうして振り返ってみて改めて実感しているのは、やはりどこまで行っても、

「必要性に駆られた時こそが、外注化に踏み切る最適なタイミング」

だという事です。

「外注化ありき」でビジネスを進めるのではなく、「売上ありき」でビジネスを進めてきたからこそ、私は最適なタイミングで、最適な作業をそれぞれ外注化する事ができたんだと思います。

もし私が、大して売上が立っていない段階から、

「どの作業を外注化しようかな?」

なんて考えていたとしたら、まず上手くいっていなかったと思います。

なぜなら、外注する必要すらない(=自分一人でも十分にビジネスを回せる)というタイミングで外注しようとしても、そもそも必要性に駆られていないんですから、

「本当に外注化すべき作業」

も見えず、結果的に的外れな作業を外注してしまっていた可能性が極めて高いからです。

やはり、輸入ビジネスの作業も多岐に渡りますし、その中でどの作業から外注化していくべきかは、その人の取り組んでいる手法や、作業のやり方によって千差万別です。

したがって、どの作業から外注化すべきなのかに正解は無いと思っています。

唯一、正解があるとすれば、

「商品が売れすぎて、もう一人では輸入ビジネスを回す事ができない」

という状況に陥って、そこで初めて見えた「ボトルネック」こそが、外注すべき作業としての正解だと言えます。

私の場合は、商品登録に手が回らないというボトルネックに気づき、それをきっかけに商品登録を一番最初に外注化しました。

ただ、これも結局は、「売上を伸ばす事」にフォーカスしたからこそ見えてきたものなんです。

ですから、「どの作業を外注すべきか」を見極めるためにも、まだ一人でビジネスを回せる余裕があるのであれば、外注化の事を考える必要なんてありません。

その暇があったら、ビジネスが一人では回らなくなるくらい商品が売れるようになる事だけを考えて、ビジネスに取り組んでみてください。

そうすれば、本当に外注すべき作業も見えてくるはずです。

そういう意味では、私の場合は「商品登録」が一番最初に外注化すべき作業だったわけですが、人によっては、他の作業を外注化すべきという判断に至る可能性も十分にあります。

その人の取り組んでいる手法、作業のやり方によって、ボトルネックになる作業は変わってくるからです。

私に関して言えば、

  1. 売上を伸ばす事に全力を尽くす
  2. 商品が売れるようになってきて手が回らなくなる
  3. 商品登録を任せるべきだと気づく
  4. 商品登録を任せたらさらに商品が売れるようになる
  5. 今度は商品の発送が間に合わなくなる
  6. 商品発送を外注化する
  7. ショップ運営を任せようと思いつく
  8. 誰にショップ運営を任せていいか悩む
  9. 商品登録をしてくれている外注さんが適任なのではと気づく
  10. ショップ運営を外注化する

という感じの「展開」を辿ってきましたが、人によってこの展開は変わってくるという事です。

ただ、一つ言えるのは、「売上を伸ばす事」にフォーカスしたからこそ、「点」と「点」が「線」で繋がるような形で、各作業を最適な形で外注化していく事ができたんです。

ショップ運営を任せる相手を探すにしても、大して売上が上がっていないうちから、

「誰かに運営を任せようかな」

と考えて、「新規」でパートナーを募っても、上手くいっていなかった可能性が高いと感じています。

そうではなく、今できること(売上を伸ばす事)にフォーカスしたからこそ、商品登録を任せるという考えに至り、その延長線上に、

「商品登録の外注さんにショップ運営を任せてみよう」

というアイデアが閃いたわけです。

別に、商品登録の外注さんを募集した段階では、

「将来的にはショップ運営も任せよう」

なんて事は、みじんも考えていませんでした。

でも、目の前の必要な作業を一つずつ、必要なタイミングで外注していったからこそ、それらの点と点が線でつながり、最終的には各作業を自然な形で外注化することに成功したわけですね。

ですから、何度もしつこく言いますが、

「必要性に駆られた時こそが、外注化に踏み切る最適なタイミング」

であり、もし現時点で、特に外注の必要性に駆られていないのであれば、それは外注化を考える時期ではなく、「売上を伸ばす事」を考える時期だという事です。

以上を参考にしながら、外注化を検討してもらえたらと思います。

それでは今回の記事は以上となります。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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