無在庫販売というビジネスのデメリットについて。

ゆのきちです。

先日、読者さんからこんなご質問をいただきました。

『無在庫販売って、オイシイ事だらけに見えますが、デメリットとかないんですか?』

そこでこの記事では、

「無在庫販売というビジネスのデメリットについて。」

と題して、そのあたりに触れていこうと思います。

興味がありましたら、お付き合いください。

それでは、始めてまいります。

無在庫販売というビジネスのデメリットについて。

「在庫を抱える必要がなく、金銭的リスクもない」

というのが、一般的に言われている無在庫販売の「メリット」なわけですが、どんな物事にも、メリットとデメリットがあるように、無在庫販売というビジネスにも少なからず「デメリット」があります。

では、それがどんなデメリットなのかというと、以下の部分に集約されてくると思います。

「在庫型販売に比べて、手間がかかる傾向にある」

上記こそが、無在庫販売のデメリットだと私は考えます。

そのあたり、さらに詳しく補足していきますね。

デメリット:在庫型販売に比べて、手間がかかる傾向にある

「在庫型販売」というのは、要するに、通常の転売ビジネスのことです。

通常の転売ビジネスは、先に商品を仕入れて、在庫を持つ必要がありますよね。

だから「在庫型」というわけです。

そんな「在庫型販売」ですが、「無在庫販売」と比べた時に、

「かかる手間の少なさ」

という点では、在庫型販売の方に軍配が上がる傾向にあります。

つまり、「無在庫販売の方が手間がかかる」傾向にあるというわけです。

これがどういう事かというと、無在庫販売は基本的に、

「1注文⇒1仕入れ」

という感じで、一つの注文が入るたびに、毎回仕入れを行なう必要があります。

つまり、作業の一つ一つが独立しているので、在庫型販売のように「まとめて仕入れる」という事ができないのです。

在庫型販売であれば、同じ商品を1度に20個や30個をガツっと仕入れてしまう事で、少なくとも「仕入れ」という作業に関しては「一括化」する事ができます。

ですが、無在庫販売は、注文が入ってそこで初めて仕入れるスタイルなので、基本的にまとめて仕入れるという事ができません。

そういう意味で、在庫型販売に比べて無在庫販売は、手間がかかる傾向にあるという事なんです。

それが、無在庫販売の唯一のデメリットという感じでしょうか。

とはいえ、これは作業の仕方などを工夫すれば、いくらでもカバーできますし、その「手間」と「在庫リスク」を天秤にかけた時に、私なら間違いなく「手間」の方を選ぶと思います。

要するに、在庫型販売における「在庫リスク」というデメリットを受け入れるよりも、無在庫販売における「手間」というデメリットを受け入れた方が何倍もマシだと私は思っているわけです。

そもそも、在庫型販売で、まとめて仕入れて作業を効率化できたとしても、それが売れなければ丸々在庫を抱えるだけですからね。

そういった意味で、一応、無在庫販売にもデメリットはあるものの、在庫リスクに比べればデメリットとすら呼べないと思います。

どんなビジネスにも、メリットもあればデメリットもあるわけですが、

「そのデメリットを比較した上で、どちらを受け入れた方がマシか?」

という基準でビジネスを選んでみるのも良いんじゃないかと思います。

デメリットゼロのビジネスなんて存在しませんので。

というわけで、以上ここまでが、本日のテーマである、

「無在庫販売というビジネスのデメリットについて。」

の解説でした。

在庫型販売に比べて手間がかかる傾向にあるというのが、無在庫販売のデメリットだという内容でした。

以上、参考にしてみてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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