ゆのきちです。
ご存知かもしれませんが、ヤフオクに商品を出品する際、以下の2種類から出品方法を選択する必要があります。
- フリマ出品
- オークション出品
「オークション出品」は以前から存在するスタンダードな出品方法なのですが、2017年に新たにヤフオクに加わったのが「フリマ出品」という方法。
このフリマ出品、以前までは「ワンプライス出品」と呼ばれていたものです。それが今ではフリマ出品という呼称へと変更になっています。
このように、オークション出品かフリマ出品のどちらかを選んで出品する必要があるわけですが、2つの選択肢があるからこそ『どっちを選んで出品すればいいのか?』という疑問をお持ちの人もいらっしゃるはずです。
ただ、これに関して先に結論をお伝えしておくと
『オークション出品を選ぶべき』
というのがその答えになってきます。
そんなわけで、この記事では、「オークション出品を選ぶべき理由」を説明するとともに、「そもそもフリマ出品ってなに?」という部分についても触れていきたいと思います。
それでは早速いってみましょう。
ヤフオクに出品する際、フリマ出品とオークション出品のどちらを選ぶべきか。
先ほどもお伝えした通り、この結論は「オークション出品を選ぶべき」です。
なぜならフリマ出品で出品すると一部の機能が制限されてしまうため、オークション出品を選んだ場合に比べて、商品が売れにくくなる傾向にあるからです。したがって、商品の売れる確率を少しでも高めたいなら、オークション出品を選ぶべきというのが、この記事でお伝えすることの結論となります。
その詳細は後述するとして、まず先に「フリマ出品ってなに?」という部分から説明していくことにします。
そもそもフリマ出品とは何なのか?
フリマ出品を一言でざっくりと表すなら、
「オークションではない、固定価格での出品方法」
というのが適切な表現になってくると思います。通常のオークションのように、一番高い金額を入札した人が落札するのではなく、設定した”固定価格”に入札が入った瞬間に成約(落札)となる出品方法です。
詳しい情報は、以下の公式ページからも確認可能。
冒頭でもお話しした通り、この出品方法は以前まで「ワンプライス出品」と呼ばれていました。2017年からその呼び方が変わり、今は「フリマ出品」と呼ばれています。
その特徴としては以下のような感じです。
オークション出品とフリマ出品には、いくつかの特徴の違いがありますが、最大の違いとしては、フリマ出品で設定できるのは固定価格オンリーであるという点。オークション出品がオークション形式で出品できるのに対して、フリマ出品はオークション形式では出品できません。
あくまで固定価格に特化した出品方法が、フリマ出品です。
ただ、ヤフオクに詳しい方ならお分かりかと思いますが、「オークション出品」でも「フリマ出品」と同様に”固定価格”で出品することは可能なんです。
そういった事情から、
『オークション出品を選んで固定価格で出品するのも、フリマ出品も、結局は同じことじゃないの?』
なんて思われる人もいるかもしれませんが、両者には明確な違いがあります。
どう違うのか?というと、前述した通り、フリマ出品で出品した場合、オークション出品に比べて、一部の機能が制限されてしまうのです。そしてそれが「商品の売れ行き」を悪くしてしまうことにもなるのです。
制限される機能としては幾つかありますが、中でも「商品の売れ行き」に直結してくるものとしては、
- 開催期間が7日間に固定されてしまう
- 有料オプションが利用できない
この2点になります。
これらをもう少し掘り下げてみたいと思います。
フリマ出品の難点1:開催期間が7日間に固定されてしまう
「開催期間」とは、商品を出品する期間のことです。オークション出品であればこの期間を1日〜7日の間で自由に設定できるのが、フリマ出品だと強制的に7日間に固定されることになります。
実はこれが曲者で、ヤフオクは開催期間の残り時間が短いものから順に商品が表示される仕組みのため、7日間の開催期間で出品してしまうと、商品にアクセスの集まらない期間が長くなることになるんです。
そのため、固定価格を設定するのであれば、開催期間を2日間ほどに設定して再出品を繰り返していくのが、商品の売れ行きを良くする上でのセオリーなのですが、フリマ出品ではそれができません。ですから、”商品を売る”という点では、フリマ出品は不利なんです。
フリマ出品の難点2:有料オプションが利用できない
「有料オプション」が利用できないのもネックです。有料オプションとは、ざっくり言うと、有料の広告費を支払って商品の露出を高めて、商品を売れやすくするもの。
そんな有料オプションですが、フリマ出品では利用できません。
以下の記事でも触れているように、有料オプションは使い方次第では、商品の売れ行きを良くする上で非常に役立ちます。
それを利用できないというのは、結構な痛手です。
だからこそヤフオクに出品するのであればフリマ出品ではなく、「開催期間」を柔軟に設定する事ができ、「有料オプション」も利用できるオークション出品を選ぶことをおすすめします。その方が確実にメリットが大きくなるからです。
ただ、そんなことを言うと、
『じゃあフリマ出品は何のために存在するのか?メリットはゼロなのか?』
という疑問が出てくるかもしれませんが、実はフリマ出品にも一応メリットがあるにはあるんです。そのあたり、さらに掘り下げていきたいと思います。
フリマ出品には、どんなメリットがあるのか?
フリマ出品をするメリットとしては、以下に集約されてくると思います。
- Yahoo!プレミアム会員にならなくても出品可能
- フリマモードに商品が表示される
- オークション出品よりも手軽に出品できる
これらを簡単に補足しますね。
フリマ出品のメリット1:Yahoo!プレミアム会員にならなくても出品可能
従来までのヤフオクは、Yahoo!プレミアム会員にならないと出品ができませんでした。Yahoo!プレミアム会員は月額462円(税抜)の会費が必要であり、ヤフオクに出品するためにはそれを支払う必要があったのです。
参照:https://premium.yahoo.co.jp/info/guidelines.html
ところがフリマ出品の場合、このYahoo!プレミアム会員になっていなくても出品する事が可能。
急な用事などでヤフオクに出品しようと思った場合など、「月額費は負担したくないが出品はしたい」といった事情の人には嬉しいシステムになっています。
ただ、これには少し難点があって、実はYahoo!プレミアム会員にならずにフリマ出品をすると、通常よりもシステム利用料が高くなってしまうのです。
上記は実際のシステム利用料ですが、通常のシステム利用料が「8.64%」に対し、Yahoo!プレミアム会員になっていないと「10%」の利用料がかかることになります。
この利用料は商品の落札額に対してかかってくるものなので、落札額が高い商品ほど、負担が大きくなってきます。その積み重ねが大きな差になっていきますので、システム利用料が高くなるという点だけは忘れないようにしておきましょう。
ただ、これはYahoo!プレミアム会員にならずにフリマ出品をした場合の話なので、Yahoo!プレミアム会員になった上でフリマ出品をするのであれば、システム利用料は通常と変わらない8.64%です。
なので、フリマ出品のシステム利用料が高いというわけではなく、あくまでYahoo!プレミアム会員になっていないのに出品すると高くなるというだけの事です。Yahoo!プレミアム会員であれば、システム利用料が通常よりも高くなってしまう事はありません。
しかしながら、そもそもフリマ出品のメリットは「Yahoo!プレミアム会員にならなくても出品できる」という点にあるので、Yahoo!プレミアム会員になっているのであれば、あえてフリマ出品をする必要もないというのが本音だったりします・・・。
参考にしてみてください。
フリマ出品のメリット2:フリマモードに商品が表示される
フリマモードとは、ヤフオクがメルカリに対抗するがごとくリリースした機能であり、その文字通り、オークションではなくフリマ(フリーマーケット)っぽく買い物できるモードです。
具体的には、即決価格(固定価格)が設定された商品だけを絞り込んで買い物ができるモードになります。したがって、オークション形式の商品は、フリマモードでは除外され、表示されません。買い物の感覚としては、まさにメルカリのそれですね。
そんなフリマモードですが、基本的にフリマ出品した商品は、フリマモードに表示される事になります。
ユーザーがフリマモードを利用する心理としては、
『オークションではなく、今すぐ購入できる商品が欲しい』
というものが挙げられるわけで、そういったユーザーに対して即決価格の商品だけが絞り込まれて提示されるフリマモードへ自分の商品が表示されるのは、出品者側にとっては嬉しいメリットになるんです。
フリマモードに商品を表示させる事ができれば、「今すぐ購入できる商品が欲しいユーザー」から買ってもらえる確率が高くなるからです。
とはいえ、実はフリマモードに商品を表示させる事ができるのは、なにもフリマ出品をした場合だけではありません。
オークション出品をした場合でも、「即決価格」さえ設定しておけば、フリマ出品した場合と全く同じようにフリマモードにも商品が表示されるのです。
それを踏まえると、あえてフリマ出品を選ぶ必要性はないと思います。フリマモードに商品を並べたいなら、オークション出品で即決価格を設定すればいいだけの話だからです。
確かに、”フリマモードに表示させる”という目的を果たすのであれば、オークション出品で即決価格を設定しようが、フリマ出品を選択しようが、どちらでも結果は同じと言えます。
しかし、前述したようにフリマ出品は機能が制限されることによって、商品の売れ行きが悪くなるという欠点がある以上、フリマモードに表示させる為にわざわざフリマ出品を選ぶ理由はどこにもありません。
フリマモードに商品を表示させたいなら、普通にオークション出品を選んで即決価格を設定するようにしましょう。
フリマ出品のメリット3:オークション出品よりも手軽に出品できる
フリマ出品は、商品の出品が手軽です。オークション出品に比べて、出品時の入力項目が少なくてシンプルになっているので、サクッと出品できてしまうのがフリマ出品の強みだと思います。
そのため、普段はヤフオクで商品を販売していないような人が、一時的に商品を出品する必要性が出てきた場合などは、フリマ出品を選ぶのはメリットなのかもしれません。やはり、ヤフオクに慣れていない人からすると、手軽に出品できるのは便利だからです。
とはいえ、その便利さの代償として、一部の機能に制限がかかることによって、オークション出品に比べると”商品を売る”という点では不利なのも事実。
そのあたりを天秤にかけて判断していって欲しいのですが、基本的にフリマ出品を選ぶ方がメリットがあると言えるのは、
- Yahoo!プレミアム会員になってまでヤフオクを利用しようとは思わない
- あくまで一時的にヤフオクを利用するだけであり、お金稼ぎとして定期的に利用するわけではない
といった人達だけだと思います。
輸入ビジネスの販路としてヤフオクを利用する場合など、お金稼ぎを目的とするならば、間違いなくオークション出品を選んだ方がメリットは大きいです。
以上、参考にしてもらえればと。
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以上、簡単な宣伝でした。
まとめ
- ヤフオクの出品方法には、フリマ出品とオークション出品の2種類がある
- フリマ出品はYahoo!プレミアム会員にならなくても出品できる(その代わり、システム利用料が高くなる)
- フリマ出品は手軽に出品できる反面、一部の機能が制限されてしまい、商品を売るという点では不利
- フリマ出品を選ぶとフリマモードに商品を掲載できるが、オークション出品で即決価格を設定した場合でも、全く同じ結果を得る事ができる
- ゆえに、お金稼ぎを目的とするなら、オークション出品を選ぶべき
以上が、この記事でお伝えしたことのまとめとなります。
フリマ出品のメリット方が大きくなるのは、普段ヤフオクを使用しておらず、あくまで一時的に利用する必要が出てきたといった人達です。
それ以外は、基本的にはオークション出品を利用した方がメリットは大きくなると思いますので、ご自身の状況に合わせて判断してもらえればと思います。
なお、ヤフオクを利用してお金を稼ぐ上での知識やノウハウは以下の講座にまとめていますので、興味があれば参考にしてみてください。
それでは以上ここまでが、今回のテーマである、
「ヤフオクではフリマ出品とオークション出品、どちらを選ぶべきか?」
でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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