ゆのきちです。
『どうしたら貯金が増えますか?』
という質問をこの前メールでいただきました。
面白いご質問だなあと思ったのと、私自身、それこそ10年くらい前までは同じような悩みを抱えていたものですから、ふと、その時を思い返すきっかけにもなりました。
そんなこともあって、今日はそれをテーマに記事を書いてみました。
いつものメールとは一風変わった記事になっていると思いますが、興味があればお読みになってみてください。
題して、
「ゆのきち流!貯金を増やす方法」
です。(笑)
ゆのきち流の貯金(資産)の増やし方。
おそらくほとんどの方は、
「貯金を増やすぞ!」
と思い立った時、
「節約」
を実行するのではないでしょうか。
生活費や遊興費などを切り詰めて支出を減らせば、たしかにその分、お金は増えていきますからね。
ただ、私はこの「節約」という方法をこの記事でおすすめするつもりではいません。
『節約なんかしている暇があるなら、稼いで収入を伸ばせってことですか?』
と思うかもしれませんが、別にそういうことを言いたい訳でもないんです。
どんなに収入が伸びても、支出の管理ができていなければ、お金はザルから流れ出ていくかのごとく消えていきます。
ですので、支出を管理することを否定するわけではありません。
むしろ支出の管理は貯金を増やす上で大事だと思います。
ただ、それでも
「節約」
というのは、個人的にはあまりおすすめできないかなあと。
なぜかというと、お金を増やしていきたいなら「節約」ではなく
「倹約」
であるべきだと思っているからです。
節約も倹約も、どちらも支出を管理するための手段ですが、その意味合いという点では異なります。
節約も倹約も、意味の解釈の仕方はさまざまあると思いますが、その”度合い”みたいなものを一般的なイメージで話すのであれば、
倹約 < 節約
このような形になると思います。
倹約が「不必要な出費を省く」という意味であれば、節約は「あらゆるものを切り詰める」という意味で捉えるのが世間一般の多くの方のイメージなのではないでしょうか。
その前提でここから先を書いていきますが、それで私が何を言いたいかというと、私個人の経験としてモノを言わせていただけるなら、
「節約よりも倹約」
という意識でいた方が貯金(資産)は増えていきやすいです。
節約よりも倹約の方が貯金(資産)は増えやすい。
節約の方が「切り詰める度合い」みたいなものは大きいという前提で言うならば、「節約の方がお金が貯まりやすいでしょ?」と思うかもしれません。
確かにそう考えるのが自然なのですが、私の経験でお話しすると、決してそういうわけでも無いんですね。
私自身もそうだったのですが、「節約」ばかりを意識していた時期は、お金など大して増えていきませんでした。
なぜなら、あまりにも節約・節約のマインドでいると、メンタル的にも徐々に疲弊していくはずだからです。
最初のうちは良くても、「切り詰め」を続けていくうちにどんどん疲れていきます。
そうなると、いつかその反動で”暴走(浪費)”が始まるか、そもそもその節約自体が続かなくなります。
また、それだけでなく、そもそもあまりにも節約を意識してしまうと、
「必要なことへの投資」
が手薄になっていきます。
ここで言う「投資」とは、インデックスファンドを買いましょうとか、日経平均を買いましょうとか、そんな小手先なことを言いたいわけではありません。
- 人間関係
- 自己向上
こういったことにお金を使うことが、ここで言う「投資」です。
そして、これらを手薄にしてまでお金を増やそうと思っても、なかなかそうはいかないんですね。
たとえば「人間関係」への投資をケチって、全く投資しなかったらどうなりますか?
同居の家族に一切お金を使わず、外食にも連れて行かない。
大事な恋人の記念日や誕生日すら、節約を理由に出し惜しむ。
大切なビジネスパートナーへの贈り物さえケチる。
そうやって「自分の節約」を第一優先に生きていると、「出品を削った分の表面上のお金」は増えるのかもしれませんが、それ以上に大事なモノを失っていくはずです。
結局、人間関係が優良であるから、自分も気分良く生きれるし、気分良く生きれるから、憂さ晴らしに浪費することもなくなったり、「もっとお金を稼ごう」という前向きな気持ちにもなれます。
人間関係が最悪な人生だと、それだけでストレスですし、そんなストレスにまみれた状態では、お金なんて大して増えてもいかないですよ。
また、「自己向上」への投資も、節約を理由にケチっていたら意味がありません。
貯金の本質は、
入ってくる金額 > 出ていく金額
です。
出ていく金額に気を取られるばかりで自分へ何も投資せず、極端ではありますが、毎日カップラーメンばかりの節約生活を送っていたらどうなると思いますか?
いつかきっと病気になり、そうなれば職を追われて収入も下がりかねません。
というか、毎日カップラーメンばかりの生活では、パフォーマンスも下がって仕事でもネットビジネスでも結果を出すことができなくなります。
極端ですが、そういうことです。
つまり、「入ってくる金額」が減ってしまったら、どんなに節約で「出ていく金額」をセーブしても意味がないんです。
だからこそ私は、「節約」というよりかは「倹約」を意識すべきだと、そう思っています。
私自身、「出ていく金額」のセーブを否定するつもりはありません。
前述したように、どんなにお金を稼いで「入ってくる金額」を増やしても、同じくらい「出ていく金額」も増えてしまえば、貯金なんて増えませんので。
ですので、「出ていく金額」をセーブすることは賛同しますが、ただその手段をどうするか、ということです。
何がなんでも「節約」という強い意志は、むしろ逆に”足かせ”になることが多いということですね。
それよりなら「倹約」という意識で、
「不必要な出費を省く」
くらいの感覚で「出ていく金額のセーブ」と付き合っていく方が、よっぽどお金は増えていくはずです。
「不必要な出費を省く」という程度の感覚であれば、人間関係への投資や自己向上への投資というのは減ることにならないはずですから。
ただ、ここまで「出ていく金額のセーブ」について書いてきてアレなのですが、実は今回のテーマである「貯金を増やす」という意味では、
「出ていく金額のセーブ(倹約)だけでは不十分」
です。
多くの人は、倹約が大事だと聞くと、
「それなら頑張って倹約するぞ!」
と、”倹約だけ”に意識がいきがちです。
しかし、それではやはりお金ってなかなか増えないものなんですね。
貯金(資産)を増やすなら、「稼ぐ」と「倹約」はセット。
お金を増やすなら「倹約」は重要ですが、それだけでは十分ではありません。
『頑張って倹約しているのにお金が増えません!』
という人は、
「入ってくる金額を増やす」
という点が手薄になってしまっているんです。
つまり、「倹約」だけでなく「稼ぐ」という視点も同時に持っていなければならないんです。
ボクシングでも、バスケットでも、「オフェンス(攻撃)」があって「ディフェンス(防御)」がありますよね。
それでいくならば、
オフェンス = 稼ぐ
ディフェンス = 倹約
ということです。
どんなに強いボクサーでも、ディフェンスばっかりしていたら絶対に勝てません。
オフェンスして、相手を倒しにいくような”攻め”に出る場面が必ず必要です。
また、オフェンスだけしていても、ディフェンスがおろそかだと、やはり勝つことはできません。
ボクシングの世界では、どんなにパンチが強くても、ディフェンスが下手であれば、上に行けば行くほど勝てなくなるんですね。
アマチュアレベルの試合なら別ですが、ある程度のレベルになってくると、ディフェンスが弱い選手はすぐにダメージをもらって、どんどん勝てなくなっていきます。
私自身、キックボクシングを長い間やっていた経験があるので分かるのですが、だからこそ強い選手ほど、オフェンスもディフェンスもどちらも磨いています。
それなりの規模の大会でチャンピオンになるような選手は、オフェンスもディフェンスも、どちらもレベルが高いです。
オフェンスだけ上手いとか、ディフェンスだけ上手いとか、どちらか一方しか取り柄のない選手は、大して勝ち上がることもできないわけです。
何が言いたいかというと、これは貯金(資産)を増やしていく上でも全く一緒のことが言えます。
パンチだけが強くて、ディフェンスがろくにできない選手が勝てないように、稼ぐだけ稼いでも、倹約ができない人は貯金(資産)は増えません。
また、どんなに強いボクサーでもディフェンスだけしていたら勝てないのと同じで、「倹約」ばかりに気を取られている人は、やはり貯金は増えません。
どこまでいっても、攻撃と防御、「稼ぐ」のと「倹約」はセットなんです。
これが今回の記事で伝えたい要点なので、もう一度言います。
貯金を増やすなら、「稼ぐ」と「倹約」はセットなんです。
私が思うに、どうも倹約を頑張っている人ほど、どうしても「稼ぐ」という視点が欠けがちです。
「これだけ自分は頑張って倹約しているんだ」
という感じで、とにかく「努力の矛先」が倹約のみ”に向きがちなんですね。
しかし努力の矛先が、すべて「倹約」に向かってしまっているなら、そのうちの何割かを「稼ぐ」ということに振り向けてみていただきたいんです。
というより、そういう考え方でいた方が、お金を増やしていく上でも、逆に「楽」だと思うんですよね。
私自身の経験を振り返っても、倹約ばかりに傾倒していた時期は大してお金は増えませんでしたし、むしろ苦痛でした。
ところが、倹約しながらも「稼ぐ」ということから目を背けないようにしたところ、お金が増えるようにもなりましたし、ある意味「楽」だったんですね。
「稼ぐ」を無視して「倹約」だけに走ってお金を増やすのは逆に大変。
「倹約」って、どうしても「我慢」が発生するものじゃないですか。
何かを省くということは、その分だけ何かを我慢するということになります。
もちろん、我慢も時には大切だと思いますが、たとえば家族がいる人なんかだと、自分だけが我慢するんじゃなくて、ときに自分以外にも我慢を強いる必要があるのが「倹約」です。
たとえ自分一人の身だとしても、倹約というのは頑張れば頑張るほど、その分だけ「我慢」が増えます。
ですので、倹約の方に傾倒すればするほど、どんどん辛くなっていきます。
じゃあ、「稼ぐ」ということについて考えた時に、実は稼ぐことに傾倒するのって、倹約に傾倒するよりも楽だったりします。
どういうことかというと、
「稼ぐ」
というのは、それはつまり、
「仕事(ビジネス)を頑張る」
ということですよね。
仕事(ビジネス)を頑張るというのは、もちろん大変じゃないと言えば嘘になりますが、仕事というのは、頑張れば頑張るほど、
「充実感」
であったり、
「達成感」
が手に入るものでもあると思うんです。
たとえば、いつも以上に仕事を頑張った日というのは、夜ご飯も美味しく感じますし、お酒が好きな人なんかだと、
「いやー今日1日頑張ったぞ!自分おつかれ!」
という感じで、冷たいビールでもクイッと飲み干した日なんかには、かなりの充実を覚えると思います。
その瞬間というのは、控えめに言っても「最高」だと思いますし、「幸せ」を感じられる瞬間でもあるはず。
これが、「稼ぐ」ことの「効用」でもあると思うんですね。
「倹約」は、頑張れば頑張るほど「我慢」も増える。
しかし「稼ぐ」のであれば、頑張れば頑張るほど「充実感」や「達成感」がついてくる。
こう考えた時に、どちらを頑張りますか?という話です。
やっぱり「稼ぐ」ということから目を背けても何も良いことなどないと思うんですよね。
とはいえ、何度も言いますが、「稼ぐ」だけに傾倒してはいけません。
倹約(支出の管理)の方がおそろかになると、どんなに稼いでも、お金はザルから流れ出て消えていきますので。
要はバランスが大切だということです。
私個人の肌感覚で申し上げるなら、
稼ぐ:7割
倹約:3割
くらいの配分で意識するのが、一番お金(資産)も増えていきますし、充実も感じられると思います。
ところが、多くの人は「貯金を増やそう!」と思った時に、
稼ぐ:1割
倹約:9割
くらいの配分になってしまうことがほとんどな気がします。
これだとやっぱり「我慢」も増えますし、思ったほどお金って増えていかないんですね。
というわけで、もしあなたが貯金を増やしたいとお考えであれば、私がおすすめするのは
- 稼ぐ
- 倹約
これをセットにして、どちらも意識するということです。
稼ぐだけに偏ってもダメですし、倹約だけに偏ってもダメです。
オフェンスだけのボクサーが勝てないように、稼ぐだけで支出を管理できなければお金は増えません。
また、ディフェンスがどんなに上手でもオフェンスしなければ勝てないように、どんなに倹約しても、稼ぐという意識が欠如していれば、やはりお金はなかなか増えていかないんです。
そして、稼ぐと倹約の配分としては、
稼ぐ:7割
倹約:3割
このくらいのバランスがベストだというのが、私のこれまでの経験から申し上げられることです。
稼ぐということは、仕事(ビジネス)を頑張るということであり、仕事を頑張るということは、大変だとしても、頑張った分だけ、達成感や充実感もついてきます。
ですので、「稼ぐ」の方が「倹約」よりも比重が多くなるくらいの方が精神衛生的にも好ましいですからね。
以上、私なりに貯金を増やす方法について書かせていただきました。
今日の記事は、いつもとちょっと違った記事になっていましたが、いかがだったでしょうか?
何か意見などあれば、メールをお寄せください。
それでは以上となります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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