ゆのきちです。
『どうしたらモチベーションが上がりますか?』
『輸入ビジネスを実践しておりますが作業に身が入らないです。モチベーションを上げる方法が知りたいです。』
といったご質問を定期的にいただきます。
まあ、私自身もこの「モチベーションをどう上げるか問題」については、これまでにかなり悩んできましたし、試行錯誤もしてきた経験があるので、そういったご質問をしたくなるお気持ちもよく分かります。
ですので本日の記事では、
「輸入ビジネスのモチベーションを上げる方法」
についての、私なりの「結論」を述べたいと思います。
作業などに対するモチベーションが上がらずに悩んでいる方にとっては、きっとヒントになる内容だと思いますので、よければお読みになってみてください。
それでは始めてまいります。
輸入ビジネスのモチベーションを上げる方法について。
結論を言います。
モチベーションを上げる方法は、実は存在しません。
モチベーションというものは上げようと思って上げられるものではないんです。
・・・どうでしょう?
がっかりしてしまいましたか?
『答えになってねーよ!』
なんてお声も聞こえてきそうです(汗)。
なぜモチベーションを上げる方法が存在しないかというと、その理由は簡単です。
モチベーションは「上げる」ものではなく「上がる」ものだからです。
大事なことなのでもう一度言います。
モチベーションとはそもそも「上げる」ものではありません。
モチベーションは「上げる」ものではなく「上がる」ものだと考えていただきたいのです。
ですから、モチベーションを「上げる」ことこそできないものの、ただしかしモチベーションが「上がる」という状態を作ることは可能ですので、私たちはその「上がる」という状態を目指すべきなんです。
そのための方法について書いていきます。
モチベーションは「上げる」ものではなく「上がる」もの。
もちろんこの記事を読んでくださっているあなたなら、日本語もバッチリだと思いますので、
- 上げる
- 上がる
この2つが異なるものだというのは、説明するまでもなくお分かりだと思います。
「上げる」と「上がる」では、その意味するものは全くの別ものですよね。
そして「モチベーション」というものに対しては、「上げる」というよりも「上がる」という捉え方・考え方をしていただきたいのです。
これは、心の動きの学問である「心理学」の観点からも説明がつきます。
というのも心理学の世界においても、モチベーション(意欲)というものは「上げる」ものではなくて「上がる」ものだということで、その見解はおおよそ一致しています。
どういうことかというと、まずそもそも「モチベーション」とは何かというところから話したいと思いますが、モチベーションとは要するに
「感情」
の一種です。
『絶対にやってやる!』
『なんとしてでも成し遂げてやる!』
『よし頑張るぞ!』
こういった前向きな「感情」こそが、モチベーションの正体なわけですね。
逆に、こういった前向きな感情が湧かずに、
『めんどうくさい』
『やりたくない』
『できる気がしない』
といった後ろ向きで消極的な「感情」が湧いてきてしまうようであれば、それはすなわち「モチベーションが低い」という状態を指すわけです。
ここまではよろしいでしょうか?
つまり、「モチベーション=感情」ということになりますが、ここで非常に厄介なのが、
「感情を直接的にコントロールすることはできない」
ということです。
感情を直接的にコントロールすることはできない。
感情とは、そもそも自分で直接コントロールすることができないものなのです。
たとえばあなたが、どうしようもなく「イライラ」するような怒りの感情に見舞われた時、
「イライラするな」
と言われて、そのイライラを鎮めることってできますか?
もしくは自分自身に
「イライラしてはいけない」
と言い聞かせて、そのイライラを鎮めることはできますでしょうか?
どちらも、かなり難しいのではないでしょうか?
「イライラするな」と言われてイライラを鎮めることができるなら、もしくは「イライラしてはいけない」と言い聞かせてイライラを鎮めることができるなら、誰も苦労しませんって話ですからね。
そもそもそんな単純なことでイライラが鎮まるくらいなら、それは本当の意味でのイライラではないでしょう。
他にもたとえば、好きな異性と結ばれるなど、すごくハッピーなことが起こって、思わず飛び上がるくらいに嬉しくなって喜んでいるときに、
「喜ぶな」
と言われて、その喜びの感情を抑えることはできますか?
多分できませんよね。
一度溢れ出した喜びの感情は、まず抑えることはできないと思います。(そもそも喜びとは良い感情ですから抑える必要もないとは思いますが)
いずれにせよ、このことからも分かるように、私たち人間は、
「感情を直接的にコントロールすることはできない」
のです。
そして、感情を直接コントロールできない以上は、感情の一種である「モチベーション」もまたコントロールすることはできません。
だからこそ私は冒頭で、
「モチベーションを上げる方法は、実は存在しない」
という”結論”を申し上げたわけです。
ただこんなことを書くと、
『じゃあモチベーションが低いときは一体どうしたらいいんだよ?』
というお声も聞こえてきそうですが、これに関しては安心して欲しいのです。
前述したように、モチベーションを「上げる」ことこそできなくても、
「上がる」
という状態を作ることは十分に可能だからです。
私自身、ビジネスのモチベーションが極端に低いという日も、普通に今もありますが、こういう日はモチベーションを上げようとはしません。
「モチベーションは上がるもの」だと理解しているので、無理に「上げる」のではなく「上がる」という状態を作るようにしているんです。
では一体、どうすればモチベーションが「上がる」という状態になるのか?
この答えは実は「行動」が鍵を握ります。
行動が感情を作る。
心理学の世界では
「行動が感情を作る」
というのは、もはや定説になりつつあります。
まず行動することによって、あとから感情が作られるということです。
感情によって行動が生まれるのではなく、行動によって感情が生まれる(作られる)ということ。
やる気が起きないから行動しないのではなく、行動しないからやる気が起きない。
めんどうと感じるから行動しないのではなく、行動しないから面倒と感じる。
要はこういうことです。
ここで大事なのは
感情 ⇒ 行動
という順番は間違いだということです。
正しいのは、
行動 ⇒ 感情
この順番なんですね。
つまり、
モチベーション ⇒ 行動
では「ない」んです。
正しくは
行動 ⇒ モチベーション
なんです。
分かりますでしょうか?
よく、
『モチベーションが上がらないから行動に移せない。どうやってモチベーションを上げたらいいだろう?』
と悩む方がいらっしゃるのですが、これは心理学の観点から考えると間違った考え方になります。
なぜなら、モチベーションは上げようと思っても上げることができないからです。
感情は直接コントロールできないので感情の一種であるモチベーションも上げようと思っても上げることはできません。
ですから、
「行動のためにモチベーションを上げよう」
という考えがそもそも間違いと言いますか、諸悪の根源なのです。
もちろんそう考える気持ちは分かります。
過去の私も、行動するのが面倒な時などは
「どうしたらモチベーションを上げられるだろう?
(モチベーションさえ上げてしまえば行動できるはず)」
だと思い込んでしまっていた時期がありましたので。
しかし、
「行動が感情を作る」
という心理学上の”事実”を知ってからの私は、この考え方を180度変えました。
モチベーションというのは、上げようと思って上げられるものではないので、モチベーションが高い低いに関わらず、
「まず行動してしまう」
んです。
輸入ビジネスで言えば、やるべき作業があるけど腰が重くてなかなか取りかかれないと。
そういうモチベーションが低い時、どう頑張ってもモチベーションを上げることはできないので、それならもう
「モチベーションが低くても行動してしまう」
これしかないわけです。
具体的には
- とりあえずパソコンの電源だけ入れてみる
- とりあえず2分だけ作業してみる
といった具合に、確実に実行できるレベルまで行動ボリュームを下げて、そしてまず「取り掛かる」ということだけしてみます。
「2分だけ作業してみて、それでも面倒ならやめてしまってもいい」
そのくらいの適当さ加減で、「取り掛かる」ことだけにフォーカスを当てます。
そうすると不思議なんですが、あんなに「やりたくない」とか「めんどうくさい」とか思っていた作業に、気づけば少しずつ没頭していく自分がいるんです。
あれだけ「2分だけ」と言っていたのに、それが高確率で「もっとやりたい」に変わっていったりします。笑
これは「作業興奮」と呼んだりする現象なのですが、要するに「行動が感情を作る」ことの証明です。
「パソコンの電源だけ入れる」「2分だけ作業する」という「行動」をしたことによって、「もっとやってやろう」というモチベーション(感情)が作られるということですね。
あなたも、こんな経験はありませんか?
部屋の掃除が面倒くさくて、ずっと後回しにしていたものの、何かのきっかけで一度スタートしてしまうと、次から次へと綺麗にしたいところが見つかり、気づけば夢中で掃除していたような経験です。
これも作業興奮であり、まさしく「行動が感情を作る」ということなんです。
この心理学の仕組みを理解すると、
「作業のためにモチベーションを上げる」
という考えが、いかに”絵に描いた餅”なのかがお分かりいただけると思います。
モチベーションなんてそもそも上げようと思っても上げられないんです。
ですから、
「作業のためにモチベーションを上げる」
のは土台無理な話で、私たちにできることがあるとすれば、
「モチベーションを上げるために作業する」
これだけです。
でも、多くの人はそれを理解していないので、
「なんとかモチベーションを上げるぞ」
ということに躍起になります。
そして、あらゆる情報をリサーチしたり、あらゆる取り組みをして
「よしモチベーションを上げてやる」
という”努力”をするのですが、その努力も虚しくいつまでもモチベーションが上がらず、モチベーションが上がらないから、その日は結局、作業に取り掛かることもできず
『自分はなんて意思が弱いんだ』
『モチベーションが上がらなくて今日もまた作業できなかった』
『ここ3日連続でモチベーションが上がらず作業を休んでいる自分なさけねー』
となり、自分のことがだんだん嫌いになっていったりするわけです。
それがセルフイメージを下げてしまい、ますますモチベーションが下がり、そのせいでますます「やるべきこと」に手をつけられない。
そんな負のスパイラルにすら陥るかもしれません。
でも、今日この「心理学」を学んだあなたなら、そんな負のスパイラルに陥ることは絶対に防げるはずです。
「行動が感情を作る」ということを理解しているあなたなら、
「どう頑張ったってモチベーションは上げられないのだから、それならいっそのこと作業を開始してしまえばいい。作業さえ開始すればあとからモチベーションは自然と湧き上がってくる。」
このように考えていけるはずだからです。
モチベーションというものを「上げるもの」と考えているうちは、「いつまでも上げられないモチベーション」に悩み続けることでしょう。
しかし、モチベーションというものは「上がるもの」という事実を知っていれば、「行動してしまうしかない」ということに早い段階で気づくことができ、
「上げられないモチベーションを上げようとして時間と精神をすりへらす」
ということもなくなるはずです。
「行動が感情を作る」わけですから、どんなことでもいいので、まずは作業に取り掛かってしまうことです。
大変なのは最初の1〜2分だけです。
そこを過ぎれば、「作業興奮」という現象が起こり、自然とモチベーションも上がってくるはずですので。
しかも幸いなことに、私たちの脳は日々繰り返すことを習慣として定着させる仕組みがあります。
ですから、モチベーションが低い状態で、
「まずは作業に取り掛かってしまう」
というのは、あとからモチベーションが湧いてくるにしても、やはり「取り掛かり」のその瞬間が大変なのは事実なのですが、しかし、それすらも継続していくことができれば、
「まずは作業に取り掛かってしまう」
ということが習慣になるので、大して辛くもなく「取り掛かり」ができるようになっていきます。
そうなれば、もうこっちのものですね。
取り掛かりも大して辛くないし、しかもいざ取り掛かれば作業興奮のおかげでモチベーションも湧いてくる。
そんな状態になっているころには、どんどん作業もこなせるようになっているはずですし、間違いなく輸入ビジネスの結果も変わっているはずです。
というわけで、以上、「モチベーションの上げ方」の話でした。
感情が行動を作るのではなく、行動が感情を作る。
なので、先にどんなに小さくてもいいので行動をしてしまう。
そうすることで自然と感情(モチベーション)が作られていく。
そんな内容でした。
よろしければ参考になさってみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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