自分じゃなくても出来る仕事は人に任せてこそ成功できる。

ゆのきちです。

本日の講義は、

「自分じゃなくても出来る仕事は人に任せてこそ成功できる。」

というテーマで進めていきたいと思います。

このブログでも紹介しているようなネットビジネスは元より、ビジネス全般で言える事なのですが、「自分じゃなくても出来る仕事まで自分でやってしまっている人」で成功している人を見た事がありません。

逆を言えば、ビジネスの成功者というのは、「自分じゃなくても出来る仕事を他人に任せる」のが非常に上手いです。

というわけで、今回はそのあたりを掘り下げていきますので、ここまでの文章で何か心当たりがあるようであれば、ぜひ最後まで読んでみてください。

それでは早速いってみましょう。

自分じゃなくても出来る仕事は人に任せてこそ成功できる。

日々取り組んでいる仕事というのは、以下の2つに分けることができると思います。

  • 自分じゃないと出来ない仕事
  • 自分じゃなくても出来る仕事

前者は、自分が持っている特別なスキルなどが必要な仕事であり、基本的に他の人に任せると上手くいかなくなるような仕事です。

後者は、自分じゃなくても出来る仕事なので、自分がやろうと他人に任せようと、どっちにしても問題なくその仕事は進んでいきます。

「前者」をネットビジネスで例えるなら、マーケティングの戦略を立てたり、商品が売れる仕組みを作りあげるような仕事が該当します。

そして「後者」をネットビジネスで例えるならば、問い合わせメールの返信だったり、商品の発注や発送などの仕事がそれに当たるわけです。

で、ビジネスの成功者というのは「自分じゃないと出来ない仕事」にだけ自分の時間や労力を投じ、「自分じゃなくても出来る仕事」は他人に任せてしまいます。

なぜなら、成功する人たちは、それがビジネスを成功へ向かわせる”最短ルート”だと理解しているからです。

というより、その事実を理解していて、なおかつそれを実行していったからこそ成功できているんです。

成功者は時間を常に意識している

私たち人間には、「1日24時間」という時間が平等に与えられているわけですが、成功できる人と成功できない人とでは、その時間に対する意識が大きく違います。

成功者は「時間は有限」だという意識があるので、「自分じゃなくても出来る仕事」なんかに限られた時間を充てる事はしません。

「自分じゃなくても出来る仕事」は「自分じゃなくても価値を産める仕事」という事になるので、そんなものは他人に任せてしまいます。そして、他人に任せる事で生み出した時間を、「自分じゃないと出来ない仕事」に充てているんです。

「自分じゃないと出来ない仕事」は「自分じゃないと価値を産めない仕事」になりますので、自分がやらないと基本的には利益に結びつかないですし、もしくは人に任せたところで、極端に利益が下がってしまいます。

したがって、そのような仕事は自分自身がやるべきですし、その仕事に充てる時間を増やすためにも、「自分じゃなくても出来る仕事」はガンガン他人に任せていくべきなんです。

具体的にこれをネットビジネスに当てはめると・・・

ここまでは、ちょっと抽象的な内容だったので、もしかするとあまりピンと来ていないかもしれません。

なので、ここまで説明してきた内容を、ネットビジネスに当てはめて考えてみたいと思います。

たとえば、ネットショップを運営していたとしましょう。ネットショップを運営していくには、様々な作業(仕事)があるわけですが、成功できない人に限って、全ての作業を自分でやろうとします。

そういう人の本心としては大抵、

「他人に任せるとお金がかかるから、自分で全部やった方が儲かる」

というものだったりするわけですが、これは実は逆効果だったりするんです。

というのは、自分で全部やってしまうと、逆に儲からなくなるからなんですね。

そもそもネットショップ運営において発生する数々の作業(仕事)の中でも、本当に利益に直結する作業というのは、そう多くありません。

マーケティング戦略を練ったり、商品が売れやすい配置を見つけたり、新商品を考案(もしくはリサーチ)するなどが本当に利益に繋がる作業なんです。

そしてこういう作業は大抵、自分自身のスキルや経験がモノを言うので、「自分じゃないとできない仕事」に該当します。成功できる人というのは、このような作業だけに集中するという事なのです。

ネットショップの作業は他にも、商品の発注、発送、問い合わせ対応、入金確認などがありますが、こういう作業は基本的に利益を生み出しませんし、そもそも「自分じゃなくてもできる仕事」に当たります。

それこそ、自分がやったってアルバイトがやったって、そこには何の違いもないんです。

なのでそういう作業は他人に率先して任せてしまうべきであり、そこに自分の時間や労力を投じるのはNGだと思ってください。

あくまで自分が時間や労力をかけるのは、

  • マーケティング戦略を練る
  • 商品が売れやすい配置を見つける
  • 新商品を考案する(リサーチ)

etc…

などの、利益に直結する「自分にしかできない仕事」にするべきです。

確かに他人に仕事を任せるのはお金がかかりますので、一時的には利益が減るかもしれませんが、その空いた時間と労力を利益に繋がる作業に注ぐことができれば、それ以上のリターンを得る事は難しくありません。

というより、今以上の利益を出して成功するために他人に仕事を任せるわけですから、任せた分以上のリターンを得られるよう、必死でビジネスに取り組むべきですし、そうするからこそ成功できるんです。

私もネットショップを運営していますが、基本的に作業という作業はほぼ全て、自分以外の人に任せています。

商品の発送や発注はもちろん、メールや電話対応などのサイト運営全般をパートナーや外注業者に委託していて、自分がやっている事は「戦略を練る」ことぐらいです。

「戦略を練る」というと、簡単そうな仕事に見えるかもしれませんが、この戦略次第で利益が何百万、何千万と変わってくるわけで、そこに最大限の時間と労力を注ぎたいからこそ、それ以外の作業は他人に任せています。

そもそも、私じゃなくても出来る作業をわざわざ自分でやる必要もありませんし、やりたくもないですからね(笑)。

なので思い切って作業という作業は他人に任せるという方針を取っているわけですが、それが功を奏してか、自分1人でビジネスをやっていた時の、何倍もの利益が出せるようになりました。

いや、何倍どころか何十倍かもしれません。

いずれにしても、「自分じゃなくても出来る仕事」を任せたからこそ「自分じゃないと出来ない仕事」に時間と労力を注げるようになり、それが結果的に大きな利益アップに繋がっているのです。

とはいえ、そんな私も、最初は他人に任せるのは正直怖かったですし、不安でした。

任せた人はちゃんと作業してくれるのか、仕事を任せるのに費やした金額を上回るリターンを得られるようになるのか。

そういった不安は尽きなかったわけですが、これは結局、「慣れ」の問題だと思います。

ですので、最初は小さな仕事から任せていき、「他人に仕事を任せる」ということへの”免疫”をコツコツと育てていくと良い気がしますね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



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