輸入ビジネスで資金を上手に回すためには銀行口座を分けるべし。

ゆのきちです。

先日、こんなツイートをしました。

このツイートにもあるように、結局のところ、輸入ビジネスで手持ち資金を最大限に有効活用し、上手に資金を回していくためには、

「輸入ビジネス用の銀行口座と生活費用の銀行口座をきっちりと分ける」

という行為が非常に大切なんですよね。

特に輸入ビジネスの初心者の方こそ、輸入ビジネス用と生活費用で銀行口座を分けることを強く意識していくべきだと私は思っています。

というか、これを意識するだけで、輸入ビジネスをやる上での不安の大部分が解消されると思います。

結局、輸入ビジネスで稼いでいく上で付きまとう不安というのは、そのほとんどが「お金の管理」に起因するものなので。

そんなわけで、この辺りの話をさらに掘り下げていこうと思いますので、興味があれば読んでみてください。

それでは早速いってみましょう。

輸入ビジネスで資金を上手に回すためには銀行口座を分けるべし。

輸入ビジネスで手持ち資金を最大限に有効活用して、上手に回していくためには、

「輸入ビジネス用の銀行口座と生活費用の銀行口座をきっちりと分ける」

という行為が大切なのは前述した通りです。

これをすることで、見違えるように資金を管理しやすくなり、結果として、限られた資金の中で最大限の利益を得ていく事ができるようになります。

というか、これをしていない人は、おそらく輸入ビジネスで大きく稼いでいく事は難しいと思います。

稼ぐ金額が大きくなるほど、資金を上手く管理できない人はリスクが大きくなってしまうからです。

ですので、ビジネス用の銀行口座と生活費用の銀行口座を分けていないという人ほど、これから書いていく事は肝に銘じて欲しいと思います。

というわけで、話を進めていきますが、まず「ビジネス用の口座と生活費用の口座を分ける」とは、一体どういうことなのか。

その部分から説明していきますが、これはあまり難しく考える必要はありません。

ざっくりと説明するならば、

「輸入ビジネス専用に新しく銀行口座を用意して、その口座で売上を受け取り、仕入れ費用もその口座から出すようにする」

という事です。

どういう事かというと、まず、ビジネス専用に新しく銀行口座を用意してください。

これは別に、事業用口座とか、そういう種類の特別な口座を作りましょうということではなく、普通にどこかの銀行でいつも通りに銀行口座を開設するだけです。

近所にある銀行で全然OKです。

もっと言えば、新しく銀行口座を解説しなくても、すでに持っている銀行口座を利用する形でも構いません。

ですが、ここでのキーポイントは「ビジネス用の口座を用意する」という部分になるので、すでに持っている銀行口座に何かしらの引き落としが設定されている場合は、ビジネス以外のお金が引き落としになってしまう事になります。

たとえば、携帯電話やウォーターサーバーやジムの会費などが引き落とし設定されているような銀行口座は、今回の記事で言うところの「ビジネス用の口座」に設定してはいけないという事です。

したがって、すでに持っている銀行口座を利用する場合でも、何の引き落としも発生しない真っさらな銀行口座を利用するようにしてください。

まあ、個人的には、心機一転、気持ちを入れ替えて資金管理をしていくためにも、いっそのこと新しく銀行口座を作ってしまった方が良いと思いますけどね。

銀行口座自体は無料で開設できますから、費用もかかりませんので。

いずれにしても、まずは輸入ビジネス「だけ」に使うための銀行口座を用意してください。

そうしたら、あとはもう、やることは至ってシンプル。

新たにビジネス用に用意した銀行口座で、輸入ビジネスの売上を受け取り、商品を仕入れる時も、その口座から出すようにしてください。

これだけです。

これによって、売上の「入金」と仕入れの「出金」が「一つの銀行口座で完結」するようになるのですが、これが想像以上のメリットをもたらします。

輸入ビジネスだけに使う銀行口座を用意する事で入金と出金が一つの口座で完結し、仕入れにいくらまで使えるかが「見える化」する

私はこれまでに、かなり多くの方々に輸入ビジネスを教えてきましたが、輸入ビジネスでお金の管理が上手く出来ない人に限って、

「仕入れにいくらまでならお金を使って良いのか」

を把握してないんですよね。

仕入れに使えるお金がいくらあるのかを把握できていないがために、仕入れにブレーキをかけてしまったり、もしくは『こんなに仕入れたら今月の生活費が足りなくなるかも』とビクビクしながら仕入れをしてしまうので、結果的に思うような仕入れができず、収入を伸ばしていく事もできないんです。

では、なぜ仕入れに使えるお金を把握できないかというと、そのほとんどが「ビジネス用のお金と生活費を混同しているから」というのが理由だったりします。

たとえば、会社からのお給料を受け取って生活費をやりくりしていく銀行口座に、輸入ビジネスの売上を入金させ、仕入れ費用もそこから出すようにしてしまうと、一体どうなると思いますか?

その銀行口座は、「お給料+輸入ビジネスの売上」を受け取る事になるので、輸入ビジネスを始める前よりも「残高」は増えていく事になるはずです。

残高が増えるという面だけを考えると、嬉しい気持ちになりますよね。

しかし、その銀行口座からは「生活費」も出ていきますし、何より「仕入れ」の費用も出ていく事になります。

つまり、口座を分けていないと、「生活費」と「ビジネスのお金」が混同してしまうんですよね。

それによって何が起こるかと言うと、

「仕入れを行うたびに、生活費が減っていくような錯覚を覚える」

という事になりかねないんです。

本来、仕入れというのは売上を伸ばすために行なう、正しい行為です。

しかし、生活費を入れている口座から仕入れ費用を出してしまう事によって、「売上を伸ばすため」という本来の目的よりも、「生活費が減っていく錯覚」というネガティブな側面に強く意識がいきがちになります。

もちろん、厳密には生活費が減るわけではないのかもしれません。

というのは、受け取った輸入ビジネスの売上の一部を仕入れに回すのであれば、生活費が減るわけではなく、単純に売上の一部を仕入れに置き換えただけだからです。

しかし、仕入れ費用を出す銀行口座は、「生活費が入っている口座」でもあるため、その口座から仕入れ費用を出してしまうと、「生活費の残高」が減っていくような「錯覚」を覚えても不思議ではありません。

つまり、仕入れに対して毎回「痛み」を感じてしまうため、仕入れることにブレーキがかかりやすくなり、結果として思ったような仕入れができないんです。

そればかりか、仕入れるたびに「お金が減る」という痛みを受けてしまい、輸入ビジネスで稼ぐ事がイヤになりビジネスを諦めてしまう可能性すらあります。

そうなってしまうのは本当にもったいないです。

だからこそ、生活費を入れておく口座と、ビジネスに使う口座は、完全に分けてしまうべきなんです。

例えば、ビジネス用の口座を新しく作って、以降、発生した輸入ビジネスの売上は全てその口座で受け取るようにしたとします。

仮に、5万円の売上が発生したなら、そのビジネス用の口座の残高は5万円となるわけですが、その口座の5万円を仕入れ資金として出したなら、少なくとも「生活費が減る」という感覚にはなりませんよね?

なぜなら、給料を受け取る生活費の口座は別にあるわけで、その口座からは1円たりとも出金することが無いからです。

あくまで、ビジネス用の口座に入ってきたお金を、そのまま仕入れ資金に換えてあげる。

そして、仕入れた商品が売れて売上が発生したら、その売り上げをまた、そのビジネス用口座で受け取る。

そしてそれをまた、そのまま仕入れに回していく。

これを繰り返す事によって、生活費用の口座の残高を一切影響させる事なく、資金の方はキレイに回転しながら増えていく事になります。

こうやって口座を完全に切り離してしまうことで、仕入れに使えるお金が「見える化」するので、「自分は今、仕入れにいくらまで使って良いのか」が1円単位で分かりますから、仕入れのアクセルも踏みやすいんですよね。

だって、ビジネス用の口座に10万円が入っていたなら、「今は10万円までなら仕入れに使える」っていう事が考えるまでもなく一瞬で分かりますからね。

これがもし、生活費もビジネスのお金も一つの口座で管理していたら、ビジネスの収支表を1円単位で管理している人でない限り、

「今月はいくらまで仕入れに使えて、いくらまで生活費として使えるのか」

というのが全く分からないという状況になってしまいます。

そういう状況では、仕入れに対してどうしてもブレーキがかかりやすくなってしまいますから、売上も伸ばしづらいです。

輸入ビジネスは、仕入れて売って稼ぐビジネスなので、仕入れを増やせないイコール、売上も増やせないわけですからね。

だからこそ、ビジネス用のお金はビジネス用の口座に入れて管理する事で、ビジネスに使えるお金が「見える化」させて欲しいんです。

それによってギリギリまでアクセルを踏む(仕入れを増やす)という事ができるようになるので、結果的に売上も伸びていきやすくなるはずです。

仕入れでお金を出すときのポイント

さて、ここまでの説明で、

「輸入ビジネス専用に新しく銀行口座を用意して、その口座で売上を受け取り、仕入れ費用もその口座から出すようにする」

という事をすることによって、ビジネスと生活費のお金を完全に分離させることができ、資金管理がしやすくなるという話をしてきましたが、最後に、ちょっとした補足をさせてください。

というのも、「ビジネス用の口座で売上を受け取る」というのはイメージできると思いますが、「仕入れ費用をビジネス用の口座から出すようにする」というイメージが沸きにくい人もいると思うんです。

「ビジネス用の口座で売上を受け取る」のであれば、輸入ビジネスで使っているプラットフォームの受け取り口座の設定を、ビジネス用の口座に設定しなおせばいいだけなので簡単ですよね。

メルカリを使っているなら、メルカリの売上の受け取り口座をビジネス用口座に設定し直す。

BUYMAなら、BUYMAの売上の受け取り口座をビジネス用口座に設定し直す。

これだけで済みますが、「仕入れ費用をビジネス用の口座から出すようにする」というのは、そう簡単にはいかないと思う人も多いはずです。

というのも、クレジットカードで仕入れを行なっている人の場合、そのクレジットカードで生活費なども一緒に決済するケースも発生することがあるはずだからです。

「仕入れ専用」にクレジットカードを用意していない限りは、普段の買い物用途などに作成したクレジットカードを利用して仕入れを行なう事になると思います。

つまり、クレジットカードの引き落としが、「生活費」と「仕入れ」で合算されてしまうわけですね。

クレジットカードの引き落としというのは、

「この買い物とこの買い物はAの口座から引き落としにして、この仕入れとあの仕入れはBの口座から引き落としにする」

なんてことは「できない」ですよね。

そのカードで発生した決済は、用途に限らず、一つの口座からまとめて引き落としになってしまいます。

ですから、クレジットカードを仕入れを行なう人の大半は、

「仕入れ費用をビジネス用の口座から出すようにする」

という事が難しいことが多いと思います。

かといって、それをしなければ、結局は生活のお金とビジネスのお金が混同してしまっているままです。

では、このように、クレジットカードで仕入れを行なっている人はが、「仕入れ費用”だけ”をビジネス用の口座から出すようにする」にはどうしたらいいのか?

それには、2つのやり方があります。

まず1つ目が、仕入れ専用にクレジットカードを作ってしまう事。

そして、その仕入れ専用のクジレットカードでは、絶対に生活費などは決済せず、仕入れだけを決済し、その引き落とし口座を「ビジネス用の口座」に設定する。

これによって、クレジットカードを仕入れに使いながらも、「仕入れ費用をビジネス用の口座から出すようにする」を実現できます。

そして、2つ目のやり方が、クレジットカードではなく、「デビットカード」を使って仕入れを行なうやり方です。

デビットカードとは、その口座に入っているお金の範囲内でカード決済できるカードです。

例えば、口座に3万円のお金が入っていたら、3万円までの金額なら自由に決済ができ、決済後に即時引き落としとなります。

したがって、デビットカード対応の銀行口座をビジネス用として開設し、そのデビットカードで仕入れを行えば、「仕入れ費用をビジネス用の口座から出すようにする」ということが実現できるわけです。

もちろん、輸入ビジネスで発生した売上は、そのデビットカード対応のビジネス用の口座で受け取るようにしてくださいね。

それによって、ビジネス用口座で売上を受け取り、ビジエス用口座から仕入れ費用を出すということが可能になります。

デビットカードに対応した銀行口座は、今はかなりの種類がありますが、「楽天銀行」や「PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)」などが割とポピュラーかと思います。

というわけで、「仕入れ費用をビジネス用の口座から出すようにする」ためには、

  1. 仕入れ専用のクレジットカードを作る
  2. デビットカードで仕入れを行なう

このいずれかの方法を選ぶことで実現できるという話でした。

どちらが正解とかはありませんので、ご自身がやりやすい方を選べばいいと思います。

ただ、個人的には、「慎重に行きたい人」ならデビットカードを使ったやり方が良いんじゃないかと思います。

クレジットカードで仕入れをする場合、「与信枠」というものがありますから、手持ちの資金がなくても、与信枠の限度までは仕入れを行なうことができます。

これはこれで、「手持ち資金以上の仕入れができる」というメリットがありますが、それを良い事に仕入れを「攻めすぎ」てしまい、最悪の場合、仕入れ費用の引き落としが支払えなくなってしまうという危険性もあります。

まあ、そこはきちんと自分で仕入れの量をコントロールすれば良いだけなんですけどね。

ただ、そういう危ない橋を渡すことはせず、とにかく慎重に稼いでいきたいという人にとってはデビットカードでの仕入れが向いていると思っています。

デビットカードなら、「ビジネス用の口座に入っているお金」の金額の範囲でしか仕入れ(決済)ができませんから、クレジットカードのようなリスクがありません。

輸入ビジネスの売上を全てデビットカード対応のビジネス用口座で受け取り、その受け取ったお金をそのままデビットカードで決済してしまえば、

「ビジネス用の口座で売上を受け取り、仕入れ費用もその口座から出すようにする」

という、今回の記事でお伝えした資金管理のやり方を、この上なくシンプルに実行することができますので。

ちなみに私の場合、プロフィールでも触れていますが、事情があってクレジットカードが作れなかったこともあり、輸入ビジネスを始めたときからずっとデビットカードを利用してきました。

私が使用しているのは楽天銀行のデビットカードでしたが、楽天銀行で輸入ビジネスの売上を受け取り、その楽天銀行のデビットカードで仕入れの決済を行なっていたという感じです。

以上、参考になれば幸いです。

というわけで、今回の記事は以上になります。

いずれにしても、輸入ビジネスで資金を上手に回し、限られた資金の中で収入を最大化させていくためには、

「輸入ビジネス用の銀行口座と生活費用の銀行口座をきっちりと分ける」

というのが大切だというお話でした。

良かったら、是非実践してみてください。

「以前よりも資金繰りが楽になった」などの効果をきっと感じられるはずです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

※追伸

ちなみにデビットカードを使って仕入れを行なっていくやり方は、この上なくシンプルに資金管理ができますし、クレジットカードと違って安全性も高いというメリットがありますが、一つだけ「デメリット」があります。

そのデメリットとは、「稼げる金額が手持ちの資金量に左右されてしまう」ということです。

手持ち資金で5万円しか持っていなければ、仕入れは5万円しかできませんから、稼げる金額もその分だけとなってしまいます。

輸入ビジネスでは、「稼ぎたい金額の最低5倍の資金」が必要と言われていますので、月収10万円を稼ぎたいなら最低でも「50万円」の資金を用意する必要があります。

月収20万円なら100万円の資金、月収30万円なら150万円の資金が最低でも必要なわけですね。

このように、「稼げる金額が手持ちの資金量に左右されてしまう」のがデビットカード仕入れのデメリットなのですが、実は、このデメリットを解消できる方法が一つだけあります。

この方法を使えば、たとえ手持ち資金が「ゼロ円」だとしても、月収100万円でも200万円でも稼げてしまいます。

しかも、デビットカードでの仕入れを行えるので、クレジットカードのようなリスクもありません。

私自身、その方法を使って、クレカも作れず、手持ち資金もゼロの状態から1年で月収200万円を達成しました。

その方法についてですが、私の無料メール講座にご登録いただいた方に特別に伝授していますので、もし興味があれば無料メール講座を購読してみてください。

以上、追伸でした。

 



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