ゆのきちです。
この記事でお伝えしていくのは
「ランチ後の眠気を防ぐ工夫」
です。
ランチの後、眠くなってしまう事ってよくありませんか?
私は、この工夫を実践する前までは、もう本当にしょっちゅう眠くなっていました(笑)。
ただ、それだと仕事(ビジネス)の効率は上がりません。仕事で成功を収めたいのなら、ランチ後の眠気というのは厄介な存在の一つだと思います。
ランチ後も眠くならず、午後イチから生産性のある仕事ができれば、得られる成果は大きく変わってくるはずですからね。
という事で、ランチ後だろうと関係なくベストパフォーマンスで仕事ができるよう、「眠気」を防いでいく方法を伝授しています。
この方法は私も実証済みで、確かに効果ありです。
それでは早速いってみましょう。
成功のために試したい、ランチ後の眠気を防ぐ工夫(方法)。
どんな工夫をすればランチ後の眠気を防げるかというと、これはズバリ「眠くなりにくいランチメニュー(食事メニュー)にする」というのが答えになります。
ランチ後の眠気を防ぐ方法っていくつかあるんですが、私が色々試した中で最も効果があったのが、この方法(工夫)だったんですね。
じゃあ、どんなメニューを摂れば良いかという事で、その答えは、
「血糖値を急激に上昇させないメニュー(食事)」
なのですが、そんな事を言っても「ん??」という感じだと思いますので、具体的にそれがどんなメニューなのか、これからしっかりとお伝えしていきます。
ただ、その前にランチ後の眠くなってしまう理由を理解された方が、話も伝わりやすいと思いますので、先にその理由についてお話させてください。
ランチ後に眠くなってしまう理由について
昼食を食べた後に眠くなるのは以下の2つの理由が関係しています。
- 食べ過ぎが原因で脳に血液が行き渡らなくなる
- インシュリンの分泌によって低血糖状態になる
ちょっとこれらを簡単に補足します。
昼食後の眠気の原因その1:食べ過ぎが原因で脳に血液が行き渡らなくなる
食事を食べ過ぎると、その食事を消化しようとして、大量の血液が消化器官に集中します。体の中の血液量は限られていますから、血液が消化器官に集中してしまうと、必然的に「脳」に行き渡る血液が少なくなってしまうのです。
血液というのは酸素や栄養素を運ぶ重要な役割を担っていますから、脳へ血液の循環が減るということは脳全体の活動が穏やかになる事を意味します。
つまり、それによって眠気が促されるわけですね。これがランチ後に眠くなる理由の一つになります。
満腹まで食べて眠くなってしまった経験ってあると思いますが、原理的にはこういった仕組みで眠くなっていたんです。
この対策としてはもう、「食べる量を減らす」しかありませんが、そうは言っても「食べるのが楽しみ」という人もいると思いますし、いきなり量を減らすのに抵抗がある人もいると思います
そんな人に有効な眠気を抑える工夫というのが、
「食べるメニューを工夫する(眠くならないランチメニューにする)」
であり、これから解説していく、もう一つの眠気の原因に繋がってきます。
昼食後の眠気の原因その2:インシュリンの分泌によって低血糖状態になる
ちょっと専門用語が出てきてしまいましたが、ランチ後の眠気は「インシュリン」というものが深く関わってきます。
インシュリンというのは大雑把に説明すると、「血糖値」を下げる役割を持つホルモンの事です。
食事をすると基本的に血糖値が上昇していきます。
(炭水化物に含まれる「糖質」が体内で消化され、「ブドウ糖」に変化するため。)
そして食事により急激に血糖値が上昇すると、それを下げようとして、「インシュリン」が”過剰”に分泌されるんですね。
これにより、過剰に分泌されてしまったインスリンが原因で一気に血糖値が下がってしまい「低血糖状態」に陥ります。
そしてその低血糖状態こそが、眠くなってしまう原因なのです。「低血糖」とは、血液中のブドウ糖が足りていない状態のこと。
ブドウ糖は脳の活動に不可欠な成分なので、ブドウ糖が少ない状態では脳の活動が低下し、その結果眠くなってしまうという事ですね。
ではこれをどうやって防げばいいかというと、
「血糖値を急激に上昇させない食事メニューにする」
というのが有効になってきます。
血糖値を急激に上昇させなければ、過剰にインシュリンが分泌される事もなくなり、低血糖を防ぐ事ができるからです。
食事後の低血糖を防げれば、おのずと眠気も防いでいく事ができます。そして、そのためにふさわしい食事メニューというのが、
「低GI値」
を中心としたメニューになります。
GI値というのは、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったもの。
このGI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌も抑えられるため、
そういった食事を摂る事が、ランチ後の眠気を防ぐ事に繋がっていきます。
GI値の低い「主食」を具体的に示すと、以下のような感じです。
- 玄米
- 五穀米
- そば
- 全粒粉パスタ
- ライ麦パン
これを見ても分かるように、精白されたものよりも、そうでないもののほうが低GI値の食品だと言えます。
「白米」よりも「玄米」や「五穀米」、「うどん」よりも「そば」、「普通のパン」よりも「ライ麦パン」。
こんな感じで主食をチョイスしていく事で、インシュリンの過剰分泌を防ぎ、ランチ後に眠くなりにくくなります。
ただ、時には低GI値の食事を選べない場合もあると思います。そんな時に有効なのは、「食べる順番」です。
最初に食物繊維が含まれた食材から食べると血糖値の上昇を緩やかにしますので、次の順番で食べるようにするのがおすすめです。
- 食物繊維が含まれる野菜など
- タンパク質が中心のメインのおかず
- 炭水化物を含む主食(ご飯や麺類など)
こうする事で、血糖値の上昇を防ぎ、結果的にランチ後に眠くなりにくくなるわけです。
ですから、それを考えると「丼ぶりもの」のメニューよりも、おかずなどが付いてくる「定食」にした方が眠気対策としては有効ですね。
さらに丼ぶりだと「おかず」が少ないどころか、糖質が多めの「汁」が全てご飯に吸収されますので、それを食べると血糖値が上がりやすくなります。
例えば、”牛皿定食”だと「汁」は別皿なので、その汁を飲まない限りは全て摂取する事はありませんが、”牛丼”だとご飯に汁が吸収されていますからね。
だから血糖値の上昇を抑えて眠気を防ぐなら、丼ぶりものよりも「定食」を選ぶべきですし、食べる順番にも気をつける事ができれば尚良しです。
という事で、このように「食べるメニューの工夫」だったり、「食べる順番(食べ方)」に気をつける事がランチ後の眠気を防ぎ、効率よく仕事をこなしていくための工夫になってきます。
私自身このような工夫を実践するようにしてからというもの、ランチタイムの後も、かなり生産的に仕事ができるようになっています。
さらに嬉しいのが、低GI値の食品の方が、そうでない食品よりもダイエットに効果があるという点です。
インシュリンを低くおさえる食品を取ることで血糖値を低く保ち、インシュリンの脂肪合成を阻止し、脂肪燃焼をすすめるからです。
「低インシュリンダイエット」というダイエット方法もありますが、そういった意味でも、食事メニューを工夫する事は一石二鳥ですよね。
もしあなたが、
「ランチ後はどうも仕事が進まない」
なんて事を考えていたら、試しに食事メニューを工夫してみてはいかがでしょうか。きっと、良い変化を実感できるはずです。
という事で、以上ここまでが、
「ランチ後の眠気を防ぐ工夫(方法)」
になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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