ゆのきちです。
ネットビジネスで成功できる人とできない人は、何が違うのか。
細かい要素はいくつかあると思いますが、根本的に異なるのは「思考」だと私は考えています。
私自身、思考を変えたことで結果が変わったというのもありますし、多くのコンサル生さんを拝見していても、やはり、成功できる人は「成功できる思考」を持っているのは間違いないと確信しています。
なぜなら「思考」がその人の「行動」を作り、「行動」が「結果」を作るからです。
ですから「結果」を変えたければ「思考」を変える必要があるわけですが、ビジネスの世界で成功できる「思考」とは、一体どんな思考なのか。
それが今回の記事のテーマになります。
それで、単刀直入に言わせてください。
もしあなたが、今から話すこの「思考」を持つことができたら、間違いなくビジネスの世界で上手くいくようになり、成功も手にできます。
ですが、この「思考」は実践がとにかくむずかしい。
この「思考」はとにかく私たちの持つ”本能”とは真逆の性質を持つものであり、それであるが故に、実践するのには相応の覚悟が必要になります。
しかし、それでもこの「思考」を持ち続け、実践していくことができたなら、間違いなくあなたのビジネスは上手くいきます。
それは私が保証します。
私自身、この思考を身につけたことによってネットビジネスの世界で独立できるようになったと思っているのと、あとはこの思考を本当の意味で身につけている人で稼げていない経営者は、私の周りには一人もいません。
いわば、稼げる経営者の根幹をなす「思考」なわけです。
それについて書いていきますので、よければ読んでみてください。
ネットビジネスで成功できる人の思考。
結論から書きます。
ビジネスの世界で成功できる人が持つ思考とは、
「自責思考」
これです。
対して、成功できない人はまず例外なく
「他責思考」
を持っています。
成功できる人の思考 = 自責思考
成功できない人の思考 = 他責思考
ということですね。
それで、まず「自責思考」とは何かというと、自責思考とは、
「自分に起こる良いことも悪いことも含めて、すべて自分の責任である」
と考える思考のことです。
もう片方の「他責思考」とは、
「自分の身に起こる悪いことは、誰かのせいである」
と考える思考のことです。
自責思考とはすべてのことを「自分の責任」として捉え、他責思考とはすべてのことを「他者の責任」として捉える、そういう意味です。
そして、もしあなたがネットビジネスで成功したいならば
「自分に起こる良いことも悪いことも含めて、すべて自分の責任である」
このような「自責思考」を持つ必要があります。
逆に、もしあなたが、
「自分の身に起こる悪いことは、誰かのせいである」
という「他責思考」を持ってしまったならば、成功することはまず難しいと思ってください。
言っていることはすごくシンプルだと思いますが、これは「言うは易く行なうは難し」であり、私も含めて、自責思考を持つのはなかなかに骨が折れます。
自責思考を持つのって、そもそもかなり大変なことなんです。
その大変なことというのは、普通の人はなかなかできないのですが、普通の人ができないことをしようと努力するからこそ、普通ではない結果、普通ではない人生(要するに成功)を送ることができます。
普通の人と同じことをしていれば、普通の人と同じ人生になりますし、普通の人と違うことができたなら、普通の人と違う人生を送ることができる。
まずそういう考えを念頭に置いた上で、よければこのまま読み進めていただきたいのですが、まあ、一つ言えるのは、私も含めて人間というのは、とやかく誰かのせいにしたがる生き物だと思います。
- 給料が上がらないのは会社のせいだ
- 家が汚いのは嫁のせいだ
- 生活が苦しいのは旦那のせいだ
- 私の言い分が理解されないのはあいつの理解力が無いからだ
などなど、何かにつけて他人のせいにしたがる生き物な気がします。
というより、過去の稼げていなかった頃の私が、まさにそうでした。笑
自分にとって不都合なことは、なんでも人のせいや社会のせいにしていました。笑
そうやって人のせいや社会のせいにした方が「ラク」だったからです。
ただ、そういう「他責思考」でいた時の私は、全然稼げなかったんですね。
その当時の私は、すでにネットビジネスに取り組んでいましたが、これといった結果も出せずにおり、全然稼げていませんでした。
でも今思い返すと、稼げていなかったのも当然のことで、他責思考のマインドを持っていた私が、ビジネスの世界で上手くいくわけがなかったんです。
ですが、そんな時期。
ある人物との出会いで、私の価値観が(良い意味で)180度変わってしまいました。
その当時の私は、まだ22歳くらいだったと思います。
そんな時に出会った、1つ年上の23歳の経営者の話を聞いたことで私の価値観は大きく変わり、それが人生のターニングポイントのひとつだったように思います。
23歳で年商2億円企業を作った経営者が持っていた強烈な「自責思考」。
その1つ年上の経営者は、23歳という年齢ながら、すでに年商2億円の企業を経営していました。
しかもネットビジネスではなく、その彼が経営していたのはリアルビジネスの会社でした。
それこそ今の令和の時代であれば、20歳そこそこの人がネットビジネスで起業して、1億2億と稼ぐのはそんなに珍しくもなくなりましたが、その当時(一応平成でした)に、しかもインターネットを一切使わずに起業して、23歳で年商2億円の企業を作るというのは、今思い返してもかなりレベルの高い経営者です。
それで、ある時にその経営者から、とある話(というか武勇伝?)を聞かされたんですね。
どういう話だったかというと、その経営者がまだ19歳だったころ、まだ起業の”き”の字も知らない時期で、フリーターをやりながらぷらぷら遊び歩いていたらしいのですが、急にバイクが欲しくなり、バイクを買うために牛丼屋さんでアルバイトを始めたらしいんです。
できるだけ早くバイクが欲しかったらしく、シフトもフルに入れまくり、朝から晩まで牛丼屋さんでアルバイトして(しかも時給670円ほどの時代)、なんとかバイクの購入資金である120万円を貯めたそうです。
『寝ずに働いたよ、人生で一番働いたかも』
と言っていたのですが、まあそんな努力の末に、120万円を貯めて念願のバイクを購入したわけです。
そして迎えた納車の日。
19歳という青春のほぼ全てをアルバイトに捧げて、ようやく手に入れたバイクですが、なんと納車されたその日に遊びに出かけた先で、なんとその新品のバイクを盗まれたらしいんです。笑
ちょっとしたレストランで食事をするために、そのバイクを店の外に停めておいたそうですが、鍵をかけていたのに、バイクごと窃盗団か何かに持って行かれたそうなんですね。
レストランで食事を終えて、ピカピカのバイクで帰ろうと思っていたその経営者は、外に出てバイクがないことに気づき、やがてすべての状況を飲み込みました。
『おれのバイク、盗まれたんだ・・・』
と。
そんな時、あなたならどう反応しますか?
私なら怒りが込み上げてくるでしょうし、盗んだ相手を憎むでしょう。
もちろんそれが普通の反応だと思うんですが、ただその経営者の反応は決して”普通じゃなかった”んですよね。
まあ、普通じゃなかったからこそ、普通じゃない結果(23歳で年商2億を創業)を得たとも考えられますが、さて、そのバイクが盗まれたことに対して、その経営者はどう”反応”したかというと、このように反応しました。
『120万円のバイクを盗まれてこんなに落ち込む俺。
すげーダセえ。
もし俺がビルゲイツばりのお金持ちなら、
たとえ120万のバイクを盗まれたところで、
120円の缶コーヒーをなくしたくらいにしか思わないだろう。ということはだ。
「ビルゲイツばりのお金持ちじゃない俺」が「悪い」ってことだよな。
もし俺がお金持ちならこんなに落ち込まないはずなのに。
落ち込むということは120万円のバイクを大金だと思ってしまっている、
そんな器の小さい俺のせいなんだ。それなら俺が稼げるようになればいいんだ。
もし俺が稼げるようになって、お金持ちになれたなら、
こんなバイクごときで落ち込まなかったはずだ。よし、じゃあとりあえず社長になって稼ぎまくるか。』
と、こう反応したらしいです。
明らかに”普通じゃない”ですよね。
この経営者は強烈な「自責思考」を持っていたわけです。
普通なら、バイクを盗んだ相手を責めます。
しかし、その経営者は、「バイクを盗まれて落ち込んでいる自分」を責めることをしました。
この違い、分かりますでしょうか?
普通の人は、バイクを盗んだ相手を責めるので、警察に被害届を出したりして、なんとかして相手を懲らしめようと奔走するでしょう。
その努力の末に、もしかしたらバイクも戻ってくるかもしれませんね。
しかしこの経営者は、相手を責めるのではなく、自分を責めました。
「たかだか120万円くらいのバイクがなくなってナヨナヨしている自分の弱さ」
を責めたわけです。
それによってどうなったかというと、
「じゃあ自分が稼げるようになればいいだけの話」
という考えになり、それが起業の原動力になったわけです
その結果として、3年後には年商2億円の企業を作っていたわけですが、この経営者は強烈な自責思考がゆえに、大きな果実を得ました。
他責思考で、盗んだ相手を責めているうちは、バイク1つが戻ってきて終わりでしょう。
しかし、そこをあえて自責思考で捉えたことによって、120万円のバイクが何台も、何十台も変えてしまうほど経済力を得たわけです。
もちろん、ここまでぶっ飛んだ自責思考になりましょうとあなたに言いたいわけではないのですが、いずれにしても
「自責思考なのか他責思考なのかで、そこから生まれる行動は雲泥の差である」
ということです。
この経営者の話を聞いてからというもの、私は日常のすべてを自責思考で過ごすことを意識するようにしました。
たとえば、電車に乗っていて、明らかに故意にぶつかられたとします。
相手から故意にぶつかってきているわけですから、普通なら、ぶつかってきた相手のせいにするのでしょうが、例の経営者の強烈な自責思考を垣間見た私は、そのようなケースにおいても、
「そもそもこの時間に電車に乗っているサラリーマンの自分が悪い。
独立して電車不要の生活を手に入れたら、こうやってぶつかられることもないのだから。」
と、グッと堪えて、このように考えることにしました。
故意にぶつかってきた相手ではなく、「そもそも電車に乗らざるを得ない自分が悪い」という方向で考えたんです。
そしてこのように考えたからこそ、「独立に向けた努力」という行動が生まれたわけです。
もし私が他責思考のままだったら、ぶつかってきた相手のせいにしたことでしょうから、それだと少なくとも自分の行動は生まれないわけです。
「ぶつかってきたのはお前のせいだ、お前が悪い」
で済ませてしまったら、良くも悪くもそれで終わり、ですからね。
相手のせいしておけば、自分の気は晴れますが、自分の気は晴れたとしてもそこからは何の行動も生まれません。
何の行動も生まれないので、人生は何も変わらないということです。
逆に、「自分のせい」と捉えることができれば、自分としては辛いのですが、ただ、そこから「自分の現実を変える」ための行動が生まれます。
行動すれば何かが必ず変わります。
これが「自責思考」なのか「他責思考」なのかの違いです。
もちろん、故意にぶつかってきたので相手のせいなのは間違いないのですが、ただそれを「相手のせい」とそのまま”普通”に捉えるようでは、やはり普通の人と同じ他責思考になってしまうわけです。
何度も言うように、普通の人と同じ考え方をしていれば普通の人と同じ生活しか送れません。
別に普通の人生を否定するわけでもありませんし、何も悪いことはないのですが、しかし当時の私が目指していたのは、普通じゃない生活、普通じゃない人生でした。
要するに
- 好きな時間に起きて
- 好きな場所に住めて
- 好きな人とだけ仕事ができて
- 寝ていても仕組みから収入が発生する
といった「普通じゃない人生」を私は目指していたんです。
だからこそ私は普通じゃない思考を持つように意識して、意図的に「自責思考」で物事を捉えるようにしていたということですね。
たとえば
「給料が上がらない」
という事実ひとつ考えても、
自責思考 ⇒ 自分のせいだ(だから自分がスキルアップするなり転職すればいい)
他責思考 ⇒ 会社のせいだ(会社のせいにして気分スッキリ)
という違いが生まれます。
他責思考なら、自分の気は晴れます。
しかし、気が晴れて終わりなので現実は何も変わりません。
しかし自責思考なら、自分としては辛いですし理不尽を感じるかもしれませんが、それでもスキルアップなり転職するなりといった「行動」が生まれるわけです。
結果として、現実も変わっていくということですね。
ですから私が何が言いたいかというと、自責思考なら「自分が変わるしかない」ので自然と行動が生まれますし、他責思考なら「相手のせい」にしておけば気が晴れますが現実は変わらないということ。
そして私も含めて、人間というのはラクをしたい生き物なのでほとんどの場合「他責思考」を選びます。
まあそれが普通の思考なんでしょうけど、普通の思考なら、またその人生も普通でしかないわけです。
しかし、自責思考という、普通の人がなかなかしない思考を意図的にでも持つことができたなら、普通じゃない人生を送ることができます。
自責思考は大変ですし、だからこそ冒頭で申し上げた通り、
「実践するには相応の覚悟が必要」
なのですが、それでも実践ができたなら確実に物事は上手くいくようになります。
ネットビジネスをやるにしても、成功したいなら、やはり「自責思考」であるべきです。
自責思考であり続ける限り、そこから生まれるのは「自分を変えるための行動」ですので。
他責思考から生まれる行動は「他人を変えるための行動」ですが、他人を変えることは決してできません。
変えられるのは自分だけですからね。
以上が、ネットビジネスで成功できる人の思考というテーマでの話でした。
ネットビジネスで成功できる人は、自責思考で物事を捉えている。
だから常に「自分を変えるための行動」ができるので、結果としてビジネスが成功するようになっていく、そんな話でした。
成功したいなら結局は大変な道を選ばなくてはいけないということですね。
自責思考と他責思考、大変なのはどう見ても自責思考の方です。
ところが多くの人はラクな方を選び、その結果として確かにラクではあるのですが、ただ現実は変わらず、多くの人がその他大勢の生活を送ることになります。
ラクな道を進んでいるように見えて、それだと現実を変えられないという以上は、結局はそれって大変な道な気がしますけどね。
私なら、一見すると大変に見える自責思考の道を選び、それによって現実を変えていったほうが、結局はそれこそがラクな道なんじゃないかと思う次第です。
そんな感じで、本日は以上とさせていただきます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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