ゆのきちです。
私が主宰するYMCというオンライン講座の方では、BUYMAを活用した無在庫販売のノウハウなどを指南していますが、その参加者の方から頂くご質問に、こういう類のものがあります。
『BUYMAで稼げるおすすめのブランドを教えてくれませんか?』
『BUYMAでは、どのブランドを扱えば稼げるのか、そのブランド名を教えてもらえませんか?』
そして、こういうご質問を頂くと、私はいつも、
『ああ、この方はきっと、近道を探してるんだろうなあ・・・』
と思ってしまいます。
稼げるブランドをピンポイントに聞き出す事ができれば、そのブランドを扱うだけで稼げてしまうわけですから、確かにその人にとっては、それが「近道」になるのは間違いありません。
稼げるブランド名そのものズバリを知れば、「商品リサーチ」という面倒な段階をすっ飛ばす事ができますからね。
それで、別にこうして近道を探すのは悪い事ではないと思っています。
誰だって、近道してラクに稼ぎたいと考えるのが普通だと思うからです。
しかしながら、私はこの手の質問を頂いても、ブランド名を教えるという事は絶対にしません。
ですが、それは何も『教えると私自身が稼げなくなるから』とか、そんなセコい理由でもありません。
ある明確な理由があって、「あえて稼げるブランド名を教える事をしない」というスタンスでやらせてもらっているんです。
今日の記事では、そんな話をさせていただこうと思っています。
この事について、何か思うような節がある人は、お付き合いいただければと思います。
BUYMAで稼げるおすすめブランドを教えて下さいという質問に私が答えない理由。
なぜ私は、『稼げるおすすめブランドのブランド名を教えてください』という質問に答える事はないのか。
それには、2つの理由があります。
- その人の為にならないから
- 稼げるブランド名を教えた時点で稼げるブランドじゃなくなるから
こういう理由があるからこそ、稼げるブランド名を教えてください、という質問には断じて答えないようにしているんです。
では、このあたりをもう少し詳しく話していこうと思います。
その人の為にならないから
稼げるブランド名を、そのままズバリ教えたところで、その人の為にならないんです。
なぜなら、その人が本当の意味で成功する為には
「自分自身で稼げるブランドを見つけるべくして見つけ出せるようになる事」
が必要不可欠だと思うからです。
『魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ』という「ことわざ」があります。
これは、お腹を空かせた人に魚を与えたところで一時的な解決にしかならず、その釣り方を教えなければ根本の解決にはならないという事を表しているのですが、まさにこの考え方が私の根底にあるわけです。
稼げるブランドを教えたところで、その場しのぎになってしまうだけなんです。
稼げるブランドを教える(魚を与える)のではなく、稼げるブランドを見つけられるようになる術(魚の釣り方)を教えなければ、本当の意味での成功は果たせないと思っています。
だからこそ私は、YMCの講座の方で、動画マニュアルやテキストマニュアル、はたまたメール&通話サポートなどの環境を万全に用意して、その人自身で稼げるブランドを見つけられるようになってもらう術を全力で指導しているんです。
ですから、「魚の釣り方を教えてください」ではなく、「魚を恵んでください(稼げるブランドを教えてください)」というご質問には、そもそも答えるつもりもないんです。
もともと、YMCの講座には、「稼げるべくして稼げる本当の成功者を増やしていきたい」という目的も込めているので、そういう観点からも、「魚を恵んでください」的なスタンスの方は、正直、私からすれば「お呼びでない」という感じだったりします。
そういう「魚を恵んで欲しい人」は、YMCじゃなくて、他の講座で学べばいいと思っています。
まあ、他の講座で学んだからといって、果たして魚を恵んでもらえるのか、と言えば、疑問な部分もありますが・・・。
というのは、詳しくは後述しますが、そもそも稼げるブランドを教えてあげた時点で、そのブランドは稼げるブランドじゃなくなる可能性が高いんです。
魚を恵んでもらったは良いけど、実はそれは腐って食べられない魚だった、みたいな感じでしょうか(例えが微妙だったらすいません笑)。
では、それがどういう事なのかを説明していきます。
稼げるブランド名を教えた時点で稼げるブランドじゃなくなるから
私が、稼げるブランド名をそのままズバリ教える事をしないもう一つの理由が、まさにコレです。
「稼げるブランドを教えてください」と質問されるたびに、質問してきた全ての人に「◯◯◯というブランドが稼げますよ」と教えてしまうと、そのブランドはたちまち「稼げないブランド」になっていく可能性が極めて高いと言えます。
なぜなら、ビジネスの利益というものは、「需要」と「供給」のバランスで決まっているからです。
「需要」というのは「その商品を欲しい人」の事で、「供給」というのは「その商品を販売する人」の事ですね。
それで、このバランスが崩れると、そのビジネスは利益が出なくなります。
どういう事かというと、例えば「A」というブランドを欲しい人(需要)が10人いたとします。
それに対して、「A」というブランドを販売する人(供給)は5人いたとしますよね。
販売者が5人に対して、欲しい人が10人なわけですから、単純な計算でいくと、販売者一人あたり2個の商品を売る事ができるという事になります。
ところが、需要(欲しい人)がそのままで、供給(販売者)が増えるとどうなると思いますか?
欲しい人が10人なのに、販売者が20人になったとしたら、10人の販売者は商品を売れるけど、残り10人は売れないという事になるわけです。
つまり、需要(欲しい人の数)に対して供給(販売者の数)が増えるなるほど、そのビジネスは利益が出なくなっていくんです。
そして認識して欲しいのが、「需要は基本的に大きくは変わらない」という事です。
その商品を人気芸能人が着用したりしない限り、急に需要が増えるという事はありません。
むしろ、商品にはブームというものがあるので、需要は一定どころか、緩やかに下降線をたどっていくものです。
それに対して、「供給」というのは、簡単に増えます。
それこそ、
『稼げるおすすめブランドを教えてくれませんか?』
という質問をしてきた全ての人に対して、
『◯◯◯というブランドが稼げますよ』
と答えてしまえば、あっという間に供給が増えてしまうわけです。
つまり、何が言いたいかというと、
「稼げるブランド名をそのままズバリ教えてしまうと、需要に対して供給が増えすぎてしまい、そのブランドが稼げなくなってしまう」
という事であり、そういう理由から私は、稼げるブランドを教えてくださいという質問には、一切答えないようにしているんです。
まあ、これは極端な話ですが、例えば10人に質問されたとして、そのうちの1人だけに限定して、「◯◯◯というブランドが稼げますよ」と「えこひいき」して回答するようにすれば、供給が増えすぎる事もないので、その教えられた人は、そのブランドで稼げるかもしれません。
残りの9人には「教えられません」と回答して、1人だけに特別に教えてあげるという感じですね。
ですが、そうやって「ひいき」する時点でフェアじゃないですし、YMCでは、そういうアンフェアな指導の仕方をするつもりもありません。
参加者さん一人一人と平等にお付き合いしていきたいと思っているからです。
したがって、最初から「稼げるブランドを教えてくださいという質問には回答しない」というスタンスを貫いた方が、不公平が生まれる事もないわけです。
ですので、私が稼げるブランド名をそのままズバリ教えないのも、結局は「参加者さんの為」なんですよね。
決して、『稼げるブランドを教えると私自身がそのブランドで稼げなくなるから』とか、そんなセコい理由ではありません。
むしろ、ちょっと言い方は悪いですが、私レベルになってしまえば稼げるブランドなんて、その気になればいくらでも見つけてしまう事ができます。
ですので、それを他人に教えたところで、また私は自分で稼げるブランドを見つければ良いだけの話です。
さらに言えば、私と同じブランド商品を扱われても、販売戦略などで差別化して勝てる自信があるので、そもそもそんなのどうでも良いのです。
でも、質問してきた人全員に稼げるブランドを教えてしまうと、その時点で、教えてあげた人の大半が稼げなくなってしまいます。
だからといって、特定の誰かだけを特別に「ひいき」して稼げるブランドを教えるというのもフェアじゃないんで、それなら最初から、
「この手の質問には一切回答しない」
というスタンスを貫くのが正解だと私は思っています。
以上のような理由から、私が主宰するYMCの方では、
「BUYMAで稼げるおすすめブランドを教えて下さいという質問には答えない」
という「方針」で指導させていただいているわけです。
そして、これはもう、私の方針がどうたら以前の話でもあります。
というのは、そもそも「需要と供給のバランスが崩れればそのビジネスは利益が出なくなる」というのは「真理そのもの」ですから、いかなる講座を受講しても、稼げるブランドをズバリ教えてもらう事は不可能だという事です。
もし教えてもらえたとしても、それは「腐りかけた魚」を恵んでもらうようなもので、稼げずに終わるか、一時的には利益が出たとしてもすぐに稼げるなくなるでしょう。
なぜなら、その指導者の人は、他の受講生にも同じように、その稼げるブランドを教えているはずだからです。
そうなると、需要の規模が変わらないまま、供給(販売者)だけが増えますから、需要と供給のバランスが崩れて、結局そのブランドは稼げなくなってしまうのです。
これが「真理」であり、それ以上でもそれ以下でもありませんね。
ですので、もしあなたがBUYMAで安定して利益を出し、本当の意味で成功したいと考えるなら、
「魚を恵んでもらうのではなく、魚の釣り方を教えてもらうつもりで学ぶ」
というマインドセットで取り組むべきです。
魚の釣り方、要するに稼げるブランドを見つけ出す方法さえ学べば、自らの力でどんな時も稼ぐべくして稼ぐ事ができるようになります。
魚を恵んでもらおう(稼げるブランドを教えてもらおう)というマインドでは、いつまで経っても実力は付きませんし、実力が付かないうちは稼ぐべくして稼ぐ事もできないわけです。
というか、何度も言うように、魚を恵んでもらう事自体が、ビジネスの真理から外れている行為なので、それを期待するだけムダだと思ってください。
そして最終的に、私がこの記事を通じて何をお伝えしたいかというと、
「近道はない」
という事です。
稼げるブランドを教えてもらえれば、それが近道になると考えている人もいるでしょうけど、それが土台無理な話なんですから、近道なんてないんです。
むしろ、近道を探す人ほど、それが遠回りになっている事に気づいていないなと思います。
近道なんてないのに、近道を探す事に時間をかけるあまり、それ自体が遠回りになっているという事ですね。
ですので、まずは「近道はない」という事を認識し、やるべき事から逃げずにコツコツ積み上げていくんだと覚悟を決める事が、実は一番の「近道」だったりするのです。
ぜひ、そういうマインドを意識して頑張ってみてください。
実際、私の周りを見ていても、そういうマインドでやっている人の方が結果的に早く成功できているのは間違い無いので。
そういう意味では、YMCの方では動画マニュアルなどを通じて、稼げるブランドを自力で見つけ出せるようになってもらう環境を提供していますから、すでに参加されている人は、ぜひその環境を活かし、「実力」を養う事にフォーカスしてもらえたらと思います。
一度身につけた実力は一生モノです。
自分の中に身につけた実力だけは、あなたを裏切りませんからね。
というわけで、本日の記事は以上になります。
「近道はないという事を知る事が近道」
これを肝に命じて頑張っていただければと存じます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
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