ゆのきちです。
コロナも5類になって、街にも人が増え始めて少しずつ日常が戻り始めていると感じる今日この頃です。
それにしても長かった・・・。
あれだけ厳しい対策して、じゃぶじゃぶと税金を使い込んでおいて、その割には超過死亡が増えているみたいじゃないですか。
どっかの都知事さんは、都民からの血税で今まで溜め込んできた留保金をどうやらほとんどコロナ対策費で吐き出しちゃったとかなんとかって噂も(笑)。
そもそも会社の1つや2つすら経営したこともない人が、自治体なんて経営できるわけがないんですよ(苦笑)。
・・・と、正直、色々言いたいことはあるのですが、人それぞれいろんなお立場があるでしょうから、これ以上は触れずにおきます(笑)。
さて、タイトルにもある通り、
「日本経済は全く終わっていない」
ということについて今日は話すと共に、何かと話題に挙がりがちな
「ビッグマック指数」
に対する、私なりの考察を述べていきたいと思います。
なんと言いますか、やっぱり200カ国あるなかで日本という国に生まれたのは非常に恵まれていることだなあと思う次第であります。
日本経済は全く終わっていないという話と、ビッグマック指数に対する考察。
今はネット社会が加速して、スマホ1つあればさまざまなニュースを見ることができる時代ですよね。
それでニュースを見ると、決まって、
「日本経済がヤバい」
だとか
「日本経済は衰退の一途を辿るばかり」
とか、ネガティブなニュースがかなり目につきます。
ただ私から言わせてもらうと、日本経済が終わってるんじゃないんです。
日本経済は全然ヤバくもなければ終わってもいなくて、終わっているのは、日本経済が終わってると言っている人たちなんです(笑)。
『日本経済が終わっていると言っている”あなた様”が終わっているだけですよ』
という話です。
私がそう思う理由を、今から説明していきます。
それでまず言わせていただきたいのが、日本ほど豊かな国はほとんどないということです。
GDPは世界第3位、北海道から沖縄まで全国あらゆる箇所に道路や交通網などのインフラが充実していて、病気になればすぐに医者にかかれて、餓死者も事実上ゼロで、みんなが等しく中学校までの義務教育を無料で受けられる。
これだけ条件の揃った国、他にどのくらいあると思いますか?
一見、アメリカなんかは日本とは比にならないくらい経済が強いと思われがちですが、アメリカに行けば分かりますが、とてつもない貧富の差があります。
日本の常識で物事を考えている人は、おそらくアメリカの貧富の差を見たら言葉を失います。
えげつないくらいにお金を持っている超富裕層もアメリカには多いですが、「スラム街」と呼ばれる地区もまた、アメリカにはかなりあり、正直そのスラム街の人たちの生活は、言い方は悪いのですが日本の最底辺の暮らしよりも格段に「下」です。
日本って生活保護もかなり充実していますし、お金がない人が格安で住める公営団地も非常に多いですし、日本で貧しくなろうと思っても、そもそもそこまで貧しくなれません。
で、こんなことを話すと、
『そういう意味での豊かさがあるのは分かるけど、それでもやっぱり日本は年々貧しくなってませんか?』
とおっしゃる人もいます。
まあ、何をもって貧しいと捉えるかどうかにもよると思うのですが、私は貧しくなっているとは全く思わないんですよね。
ビッグマック指数に対する私の考察。
たとえば、割と話題になることがある、
「ビッグマック指数」
ってありますよね?
ビッグマック指数とは、世界各国のマクドナルドのビッグマックの値段を比較した経済指標のことです。
ビッグマックは世界の多くの国で販売されていて、材料や調理法などがほぼ共通しており、基本的にどの国でも同じ商品です。
そこでビッグマックの価格を基準にして、各国の物価水準などを比較しようというのがビッグマック指数という経済指標です。
たとえば、2022年のビッグマック価格ランキングで、日本は33位に付けています。
参考までに、下記にランキング表を載せておきます。
【2022年のビッグマック価格ランキング】
1位:スイス 804円
2位:ノルウェー 737円
3位:アメリカ 669円
4位:スウェーデン 667円
5位:ウルグアイ 625円
6位:イスラエル 616円
7位:カナダ 613円
8位:ベネズエラ 583円
9位:ユーロ圏 571円
10位:デンマーク 556円
11位:イギリス 555円
12位:アラブ首長国連邦 533円
13位:ニュージーランド 530円
14位:オーストラリア 520円
15位:シンガポール 503円
16位:ブラジル 497円
17位:アルゼンチン 494円
18位:スリランカ 478円
19位:クウェート 476円
20位:コスタリカ 475円
21位:チェコ 473円
22位:サウジアラビア 461円
23位:バーレーン 458円
24位:チリ 447円
25位:タイ 443円
26位:中国 442円
27位:韓国 440円
28位:ニカラグア 435円
29位:ホンジュラス 417円
30位:カタール 411円
31位:クロアチア 406円
32位:ポーランド 396円
33位:日本 390円 ★
34位:グアテマラ 390円
35位:ペルー 387円
36位:パキスタン 385円
37位:メキシコ 385円
38位:コロンビア 379円
39位:レバノン 375円
40位:ハンガリー 356円
いかがでしょう?
見ていただくと分かるように、「スリランカ」や「タイ」や「ホンジュラス」といった、明らかに豊かではないと思われる国よりも日本では安い価格でビックマックが売られているわけです。
それどころか、下手したらそろそろ36位の「パキスタン」あたりにも越されそうな勢いです。笑
これだけを見たら、誰だって「日本経済ヤバくね?」と思ってしまうかもしれません。
東南アジアとかパキスタンとか、そういう国より日本のビッグマック安いじゃん・・・
それって日本が貧しいってことでしょ・・・?
大丈夫・・・?
と不安になる人もいらっしゃるでしょう。
まあ実際、このビッグマック指数のランキングが日本は年々下がってきているのは事実で、そのデータを見てマスコミなどは、
「日本のビッグマック指数が年々低下している = 日本は年々貧しくなっている」
といったニュースを流したりしていたりするのもよく見かけます。
しかしです。
あなたには、こういった「表面的な薄っぺらいデータ」には惑わされてほしくないんです。
どういうことかというと、たとえば私が「タイ」という国によく足を運ぶのは、これまでのブログ記事やメルマガでも何度か話したことがあると思いますが、タイのビッグマック指数は、現在、日本よりも上です。
タイのビッグマックは443円で、ランキングも25位に付けていますから、ビッグマック指数だけを見れば日本の33位よりも上なわけです。
ところが、それだけを見て、タイより日本の方が貧しいと思いますか?
決してそんなことはないです。
タイに行けば分かりますが、日本より明らかに貧しいです。
正直、タイがどんなに頑張っても、日本経済の足元にも及びません。
そのくらい日本とタイには経済力(豊かさ)の差があるんですね。
肌感覚でも、ざっと3倍くらい差はあります。
タイの3倍くらい、日本は豊かです。
それで、ここからが大事な話です。
実は、タイのマクドナルドに行けば分かるのですが、そもそも現地のタイ人はマクドナルドにほとんどいません。
それはなぜか。
「タイ人の給料水準から見れば、まだまだマクドナルドは高価」
だからです。
なのでタイ人がマクドナルドに行くとすれば、それなりに懐に余裕がある給料日後とか、そういう話になってしまうんです。笑
タイのマクドナルドで食事をしているのは、欧米の観光客であったり、我々日本からの観光客がほとんどです。
私が何を言いたいか、分かりますでしょうか?
確かにタイのビッグマック指数は日本よりも上で、タイでは日本より高い価格でビッグマックを販売しているのは事実なんですが、そもそもタイ人はマクドナルドが高くて食べられないんですよ。
タイのマクドナルドは、おそらくタイ人をメインターゲットにしていません。
企業の方針として、おそらく観光客向けに売上を作ろうと思っているはずです。
こういう実情に目を向けて考察してみたなら、物事の見方も変わりませんか?
マスコミが、
「ビッグマック指数がなんちゃら!」
などと、ただ単純に数字のデータだけを持ち出してきては不安をあおっていますが、そういう表面的な情報に惑わされないでください。
タイは確かにビッグマックは日本より高いですが、そもそもタイ人はビッグマックを高くて食べられませんって話です。(苦笑)
なのでビッグマックの値段だけを見て、経済力を指しはかろうなんていうのは、おこがましいにもほどがあると思っています。
というか、このビッグマック指数を見て、むしろ
「日本マクドナルド株式会社という企業は本当に凄いなあ」
と、私は改めて思いました。
だって、日本は人件費も土地代も食材費も、タイの3倍くらいは高くつきます。
つまりタイより3倍も高いコストがかかっていながら、おそらく徹底的な合理化、仕組み化などの経営努力・企業努力によって、タイよりも安い価格でビッグマックを販売しているんです。
これ、すごいことですよ。
日本企業の組織力や合理化に対するレベルは、間違いなく世界一です。
たとえばタイで食パンを買おうと思ったら、よくある8枚切りの一斤の食パンが60円くらいで買えてしまいます。
かたや日本のスーパーにいけば、今は食パンが180円くらいしますよね?
これだけ見ても、そもそもの食材費がタイの方が圧倒的に安いんです。
そういうハンデを日本マクドナルドは背負いながら、タイよりも安い価格でビッグマックを販売することができていて、なおかつ日本マクドナルドは利益もかなり出しています。
これは間違いなく、日本マクドナルドの経営力の高さによるものです。
というかタイのマクドナルド、人件費や食材を考えればもっともっと安くできるんだから、もっと企業努力するなりして頑張れよって話ですが(苦笑)。
日本は地価もハンパなく高いので、その賃料を負担した上で、さらにこの安さでビッグマックを提供して、その上で利益を出しているんですから、おそらく「経営力」という点で言えば、日本マクドナルドは世界随一です。
すごいです、日本マクドナルド。
・・・で、私が何を言いたいかというと、
「どんな事実も、複数の見方ができる」
ということです。
ビッグマック指数が低いという事実を、ただ上辺だけ受け止めて
「日本経済ヤバい」
と、根拠もない不安を覚えるのか。
それともビッグマック指数が低いという事実を、深く考察してみて
「他国より高い人件費や地価なのに他国より安い価格でビッグマックを提供し、その上で利益を出しているという日本マクドナルドの経営力の高さがすごい」
という視点で捉えるのか。
つまり、どんな事実にも「良い面」と「悪い面」があって、その「良い面」にフォーカスするということは意識次第で誰にでもできます。
そしてビジネスの世界で結果を出せるのは、間違いなく良い面にフォーカスできた人です。
悪い面にばかりフォーカスしている人からは、そもそも前に進もうというエネルギーは絶対に湧きませんので。
いずれにしても、やっぱり日本の企業はすごいです。
日本マクドナルドもすごいですが、そもそも日本企業自体が私はすごいと思います。
世界的に見ても、日本の企業の安定性や堅実性はトップクラスというかトップだと思います。
たとえば、この世界には創業200年以上の企業が5600社あると言われていますが、なんとその半数以上の約3100社が日本企業なんです。
しかも、創業1000年を超える企業は世界に12社しかないのですが、そのうちの9社がなんと日本企業という・・・。
アメリカ経済のような派手さは無いかもしれませんが、堅実さ、堅調さという点で言えば、間違いなく日本経済や日本企業が世界トップだと個人的には思います。
ここ最近も、日本株がかなり上昇していて、日本企業は海外の投資家からもかなり注目されていますし、これからさらに伸びていくと思います。
こちらの記事でも話しましたが、あの世界一の投資家であるウォーレンバフェット氏も日本株を今ガンガン買っているみたいですからね。
優れた投資家ほど、将来的に下がる株は絶対に買わないので、ウォーレンバフェットが日本株を買っている時点で、日本株(日本企業)はこれからも伸び続けると見て間違いありません。
なので、「日本経済が終わっている」なんていうのは、ただの気のせいです。
気のせいというか、マスコミが過剰に煽っていて、それを鵜呑みにした一部の人たちがヤバいヤバいと根拠もなく騒いでいるだけと思いますけどね。
最後に、ちょっとそのことについて書かせてください。
【最後に】ニュースはフラットな視点で見るべし
ニュースを見るたびに、マスコミはこぞって
「日本経済がヤバい」
「日本は貧しくなるばかり」
とか叫んでいますが、そもそもマスコミってそれが仕事です(苦笑)。
どういうことかというと、マスコミは主に広告収入で利益を得るビジネスモデルになっているので、1にも2にも「アクセス(PVや視聴率)」を集めるのが仕事です。
PVや視聴率が集まる記事やコンテンツほど、そこに広告を載せたい企業はいますから、アクセスを集めるほどにマスコミの広告収入は上がります。
身近なビジネスで考えればYouTubeも全く同じ仕組みですよね。
アップした動画の視聴回数が多ければ多いほど、多くの広告収入がユーチューバーに入りますが、ざっくり言えば、その事業規模を大きくしたのがマスコミなわけです。
それで、じゃあどうしたらアクセスを集められるかというと、手っ取り早いのは「不安をあおること」です。
安心なら誰もテレビも見ないし、誰もニュースを見ませんよね?
不安だからテレビやニュースを見て情報を得たいと人は考えるわけです。
ですので、
「日本経済がヤバい!」
「ビッグマック指数がなんちゃら!」
とか叫んでおけば、適当にコンテンツを組んでも視聴率は取れますし、視聴率が上がればその分だけ広告収入が増えて、利益を出せるのがマスコミなわけです。
ちょうど、とがったユーチューバーが炎上ギリギリの動画を出して視聴回数を荒稼ぎしようとするのとその本質は一緒です。
まあ、さすがにマスコミのような社会的地位のある企業であれば、炎上ユーチューバーのようなあからさまに下劣な真似はできないのですが、それでも「不安をあおる」ことで視聴率が稼げるのは間違いないですから、それをやらない理由はありません。
マスコミも結局、民間企業であり、営利目的の企業なんですから、利益を出してナンボなので。
マスコミだって利益を出さなければ社員にも給料を払えないし、社員に給料を払えなくなれば、その社員の後ろにいる家族まで路頭に迷わせることにもなります。
利益を出さなければ株主にも利益を配当できないし、納税もできないから社会貢献にもならない。
だからマスコミも、やはり利益を追求しなければならないし、利益を追求してこそ社員やその家族の生活を守れるので、マスコミが利益を追求すること自体は悪いことではありません。
まあ、もちろんいたずらに不安を煽ってまで視聴率を取り、利益を追求するマスコミの行為は褒められたものじゃないですが、しかし、やはり「マスコミは営利企業である」という事実にしっかり目を向けるだけでも、ニュースなどの情報の受け取め方はいくらでも変わると思うんです。
マスコミは、国民のための聖者ではなく、あくまで利益を追求する、いち株式会社なんだと。
そうやって一歩引いた目線と言いますか、フラットな視点でニュースを見ていけば
「ああ、今はこういう情勢にフォーカスを当てて視聴率を取ろうという”企業努力”をしているんだ」
というフラットな受け止め方ができるようになり、変に惑わされなくなると思います。
そしてそういう冷静な目を国民一人一人がしっかり持てるなら、ここまでコロナで世間が分断することもなかった気がしますが・・・笑
まあその話は置いておいて、いずれにしても、「日本経済がヤバい」とかいうニュースを見たとしても、それに惑わされないでください。
そのニュースを発信している側はどういう意図で「日本経済がヤバい」と言っているのか、そしてそもそも本当に「日本経済がヤバい」のかどうなのか、それをあらゆる視点から”考察”してみるクセを持つことです。
そもそも日本経済、全然ヤバくないって話で、むしろ伸び続けているんですけどね。
というわけで、以上、私が書きたいことを書かせていただきました。
日本ほど豊かな国は、世界的に見てもほとんどないし、なんなら個人的には「世界で一番豊か」な気がしているくらいです。
そこに「派手さ」がないので、ついついアメリカに遅れをとっているように見えてしまいますが、派手さだけが経済力や豊かさではありませんからね。
そんな豊かな国でこうしてビジネスができる人生に生まれたことに私自身、心から感謝しています。
先日も、私が運営するネットショップの方で、「39000円(原価12,000円ほど)」のOEM商品を販売開始したのですが、初日からガンガン注文が入っています。
ちょうど販売から1週間くらいが経過しましたが、この1週間で26個が売れているので、
39000円 × 26個
で、「101万4000円」の売上が立ちました。
この39000円の商品はアクセサリーなので完全に「嗜好品」なのですが、本当に日本経済がヤバかったら、嗜好品が売れるわけもありません。
嗜好品なんてあってもなくても生きていけますから、本当に不景気な時や、貧しい国では嗜好品は売れないんです。
しかも「39000円」という高額な嗜好品にも関わらず飛ぶように売れているのは、やっぱり「日本経済の強さ」のおかげかなあと。
あらためて日本経済の強さ、豊かさに感謝です。
ただ別にこれは決して自慢したいわけでもなんでもなく、その気になればいくらでも豊かになれる日本という国に我々は生まれているんだということをあなたにお伝えしたくて書かせていただきました。
ですから、我々は本当に恵まれているんです。
その恵まれているという事実に気づいてコツコツと行動していくのか。
それとも日々流れるネガティブで表面的なニュースに惑わされて根拠ない絶望を感じて生きていくのか。
心がけ次第でそのどちらを選ぶこともできます。
それでは本日は以上になります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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