BUYMA(バイマ)での在庫チェックは、どうやればいいのか?

ゆのきちです。

私が主宰しているBUYMAのオンライン講座「YMC」の方では、BUYMAに関する戦略的なご相談や、不明点に関するご質問などを日々、たくさん頂いておりますが、特に最近、多いと感じるのが、

「在庫チェック」

に関するご質問です。

BUYMAは無在庫で商品を販売するので、場合によっては、

「仕入れようと思ったら売り切れになっていて仕入れができない」

という事もあれば、

「仕入れようと商品が値上げされていて、このまま仕入れてしまうと赤字になる」

という事もあると思います。

このようなケースが続き、買付不可の取引が増えていくと、「買付成功率」が下がってしまい、BUYMAでのビジネスそのものに悪影響が及んでしまいます。

買付成功率が下がるほど、そのアカウントからは商品が売れづらくなるからです。

これを防ぐ為には、「在庫チェック」を日頃から行なう事が有効なわけですが、そうは言っても、出品数が多い人ほど、

「どのように在庫チェックをすればいいのか?」

という事に悩みがちだと思います。

出品数が多いほど、在庫チェックにかかる労力も増えてしまうからです。

そんな事もあり、YMCの参加者様の方からは

  • どのくらいの頻度で在庫チェックをするべきか?
  • 在庫チェックはどうやれば効率よく済ませられるか?

などのご質問が多く届いている現状であり、今回の記事では、この疑問について私なりにメスを入れていこうと思っています。

それでは早速、始めてまいります。

BUYMA(バイマ)の在庫チェックは、どうやればいいのか?

まず、在庫チェックに対する「考え方」としては2つのパターンがあると思います。

  • 在庫チェックをしない
  • 在庫チェックをする

この2パターンですね。

在庫チェックというのは、そもそも必ず行なう必要があるものではありません。

特にBUYMAのルール上にも、

「出品者は定期的に在庫チェックをしなければならない」

という記載などは一切「無い」ので、「在庫チェックをしない」という考え方も当然「アリ」なわけです。

実際、在庫チェックを一切行わずに稼いでいる出品者もたくさん存在しますので。

ただ、その一方で、「在庫チェックをする」という考え方を大切にしている出品者もいるわけで、どちらが正解かどうかは、一概には言えません。

人それぞれ考え方は違いますし、どちらの考え方を選ぼうと、上手くいっている人は上手くいっているからです。

ですが、「在庫チェックをしない」ならしないで、『在庫チェックをせずとも問題にならないビジネスの仕方』を知っておく必要がありますし、「在庫チェックをする」ならするで、『どのように在庫チェックを行うべきか』について知っておかなくてはなりません。

そこで、その辺りに関して、さらに掘り下げてお話を進めていこうと思います。

在庫チェックをしない場合

前述したように、別に「在庫チェックをしない」というのでも、問題は無いと思っています。

なぜなら、まず第一に、たとえ在庫チェックをせずとも、注文が入った商品の仕入れが出来るのであれば、何の問題にもならないからです。

あくまで在庫チェックをするのは、

「仕入れ不可を防ぐ為」

ですから、何らかの方法で仕入れ不可を避けていく事が出来るならば、わざわざ在庫チェックなどしなくても良いのです。

というのも、これは例のYMCの方でも口すっぱくお伝えしている事ですが、商品の仕入れ先は「そのブランドの公式サイト」にすべきであり、公式サイトを仕入れ先にしておけば、「仕入れができない」なんて事には、なりづらいです。

「仕入れができない」と嘆く人の大半が、公式サイトではなく、セレクトショップなどを仕入れ先にしている傾向にあります。

セレクトショップは「供給」も「販売価格」も安定しないので、セレクトショップを仕入れ先にしてしまうと、

  • いざ仕入れようと思ったら在庫が無い
  • いざ仕入れようと思ったら以前より値上げされていた

なんて事が良く起こります。

だからこそ、供給や販売価格が安定している、公式サイトを仕入れ先に据えるべきなんです。

もちろん、公式サイトを仕入れ先にしても、仕入れ不可というのは発生する可能性はあります。

ありますが、セレクトショップ仕入れに比べれば、その可能性は断然低いですし、公式サイトを仕入れ先にする事によって普段から買付不可が少なく出来ていれば、仮に1つや2つの買付不可が発生したくらいで、バイヤー評価は揺らぎません。

私の経験上、公式サイトを仕入れ先にして出品していけば、仮に在庫チェックをしていなかったとしても、10回の注文のうち、少なくとも9回は問題なく仕入れが出来ている傾向にあります。

その計算でいけば、買付成功率は90%という事になりますし、最低限90%の買付成功率を保てれば、十分に戦っていく事ができます。

ですから、公式サイトを仕入れ先にしておけば、在庫チェックをせずとも問題なくBUYMA活動が出来ると考えられるわけです。

まあ、そうは言っても、あくまでこれは「確率論」での話ですから、運次第な部分もあります。

というのは、取引回数が少ないうちは、確率は収束しきらないので、10回中9回の仕入れが成功する計算とは言っても、場合によっては10回中7回とか、10回中6回しか仕入れが成功しない事もあります。

あくまで、取引回数を一定数重ねていけば、「10回中9回の仕入れが成功する」という確率に収束していくだけの話ですから、そう考えると、ビジネスに正確さを求める人にとっては、「在庫チェックをしない」というやり方は、あまりおすすめできないかもしれません。

しかしながら、「在庫チェックをしない」と割り切る事ができたなら、その在庫チェックに費やすはずだった時間や労力などを、「商品リサーチ」などの利益に直結する作業に充てる事ができるようになりますので、それこそ「攻め」の姿勢を貫きたい人にとってはピッタリだと思います。

在庫チェックをするというのは、あくまで「守り」ですので、少なくともその作業自体は利益を生みません。

利益を生むのは、商品リサーチなどの「攻め」の作業ですので、

「守りに入るのではなく、攻め続けていきたい」

という価値観の人は、在庫チェックをせずにどんどん攻めていけばいいと思います。

その価値観自体は否定しませんし、実際そういう価値観で攻めて稼いでいる人もたくさんいますので。

ただ、そういった部分を加味して、やはり「在庫チェックをしたい」と感じたならば、今から説明していく内容が参考になるかと思います。

在庫チェックをする場合

在庫チェックをすると言っても、そのやり方は、大きく2つに分ける事ができます。

  • 自分自身で在庫チェックをする
  • 第三者に在庫チェックをしてもらう

まず、自分自身で在庫チェックをする場合ですが、これは文字通り、自分自身の時間と労力を使って在庫チェックをしていきます。

やる事は単純で、出品している商品の仕入れ先ページにアクセスし、仕入れ可能な状態かを調べるだけです。

基本的には、その商品が「仕入れ不可」ならば、そのページ上では「SOLD OUT」が表示がされ、商品をカート自体に入れる事ができないはずです。

逆に仕入れ可能な状態ならば、その商品を普通にカートに入れる事ができるはずなので、それを基準に在庫チェックを行なっていきます。

ただ、正直なところ、この「自分自身で在庫チェックをする」という方法は、全くもっておすすめできません。

なぜなら、在庫チェックという作業は一切利益につながらない作業ですので、限られた自分の貴重な時間や労力を、その利益につながらない作業に投じてしまう事になるからです。

そんな作業に時間や労力を使うくらいならば、前項で述べたような考え方をもとに、最初から在庫チェックなどせず、その時間や労力を商品リサーチなどの作業に投じていくべきだと思っています。

その方が、効率よく収入を伸ばしていけるからです。

したがって、一応は「自分自身で在庫チェックをする」という方法論もあるものの、実際にはこれは全くおすすめできない方法です。

どうしても在庫チェックをしたいというのであれば、「第三者に在庫チェックをしてもらう」という方法を選ぶ事をおすすめします。

自分ではなく、「他人」に在庫チェックをやってもらうという事ですね。

それであれば、自分の時間や労力を在庫チェックに投じなくても済む為、それによって生まれた時間や労力を、商品リサーチなどの利益に直結する作業に使っていく事ができるようになります。

それで、具体的に、どのように第三者に在庫チェックをしてもらうかですが、一般的には「外注」を使う事が多いです。

それこそ、「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトを利用して、

『BUYMAの在庫チェックをしていただける方を募集します』

というようなタイトルで募集を出せば、在庫チェックを引き受けてくれる外注さんは、いくらでも見つかると思います。

その際、「経験者さん募集」と書いておけば、経験のある人が集まるので、話がまとまるのも早いはずです。

もちろん、外注さんにお願いするという事は、費用が発生しますので、コスト的な部分も考えていく必要がありますが、身近に在庫チェックを無償でやってくれる人がいるような人でない限り、結局は外注さんにお金を払ってやってもらうしかないと思います。

それこそ、ご家族や身内の方で、在庫チェックを引き受けてくれるという環境があるのであれば、そこに甘えるのもアリだと思いますが、そういう恵まれた環境をお持ちの方は、ごくごく一部の方のみだと思います。

私自身、そういうアテが一切なかったので、在庫チェックをお願いする場合は、外注さんにお願いせざるを得ませんでした。

というより、ほとんどの人がそういう実状だと思いますので、ここはもう割り切って、外注さんにお金を払ってお願いしていくのが手取り早いです。

なお、その際の費用の相場ですが、相談次第にはなってくるものの、

「1件あたり50円程度」

を提示すれば、十分に引き受けてくれるはずです。

在庫チェックの頻度は、「1ヶ月に1回」で十分だと私は思っていますので、仮にBUYMAに100商品を出品している人であれば、

「100商品× 50円=5000円」

となり、5000円程度が1ヶ月のランニングコストとしてかかってくる計算になります。

月々5000円という金額をどう見るかは人それぞれだと思いますが、仮にそれを「高い」と感じるならば、ご自分のビジネスを見直した方が良いかもしれません。

というのは、100商品を出品していて、5000円のコストさえ渋るくらいであれば、やってる事が間違っている可能性が高いからです。

正しいやり方で100商品を出品できていれば、月収ベースで5万円~10万円程度は稼げていてもおかしくありません。

そして、そのくらいの利益を実際に稼げているならば、5000円のコストなど、渋る必要も無いと思うんです。

ところが、100商品の在庫チェックに対して5000円というコストを高く感じるのであれば、「BUYMAビジネス自体が上手くいっていない」という事になると思います。

それこそ、BUYMAでは、1度の販売で1万円の利益が取れる商品もザラにあるので、そういう商品をメインに100個出品し、その出品した商品のうちの5%でも売れれば月収は5万円です。

つまり、95個は外してもいいんです。

たった5個、アタリを出品できていれば、月収5万円を稼げる計算になります。

100個のうち、たった10%でも売れれば月収は10万円です。

そう考えると、100個の商品を出品しているなら、月収で5万円~10万円程度は稼いでおきたいところですし、実際にそれだけ稼げていれば、在庫チェックにかかるコストなど、ほとんど気にならないと思います。

実際、私が主宰するYMCの参加者さんを見ていても、出品した商品の5%~10%程度が売れるというのは、十分に現実的なラインです。

それこそ、YMCには、完全にBUYMA未経験の方なども多いですが、そういう方でも、数十品程度を出品した段階で注文が入るようなご報告は、本当によくいただきます。

全てを挙げてもキリがありませんが、その中のごく一部をご紹介します↓

上に挙げたご報告は、みなさん完全に未経験という状態で取り組まれたものですが、そういう方でもこのくらいの実績を残せている事を考えると、100出品して月収5万円~10万円というのは十分に現実的なラインだと言えます。

まあ、YMCの参加者さんには、正しいやり方を徹底的にマニュアルに落とし込んで提供してるからこそ、こういう結果を出せているわけですが、いずれにせよ、正しいやり方ができていれば、このくらいの成果なら普通に出ます。

そして、そのくらいの成果を出せているならば、在庫チェックを自分でするのではなく、外注さんにお金を払ってやってもらうようにすべきだという事ですね。

月収で5万円~10万円を稼ぐ頃には、ご自身の「時給」もそれなりの金額になっているはずですので、自分自身で在庫チェックをして時間を潰してしまうのは、あまりにも勿体ないですからね。

とはいえ・・・。

そもそもの話になってしまいますが、BUYMAなんてやっているからこそ、在庫チェックについてどうするか悩むのであって、根本的に「そこ」を変えてあげれば、もっと楽に稼いでいけるんですけどね。

具体的には、BUYMAに出品するのではなく、自分でネットショップを用意して、そこで無在庫販売すればいいんです。

俗に言う「無在庫ネットショップ」というやつですね。

無在庫ネットショップならば、BUYMAと違ってバイヤー評価やら買付成功率やら、そんな指標は一切無いので、在庫チェックなどに気をわずらわせる必要もありません。

注文が入って、万が一にでも買付ができなければ、注文をキャンセルすればいいんです。

まあ、そのあたりの話については、掘り下げていくとこの記事の趣旨が変わってしまうので、これ以上は話しません。

もしそのあたりに興味があれば、以下の記事で割と近しい話をしていますので、必要があれば目を通されてみてください。

BUYMAで稼いでる人が無在庫ネットショップをやらないのは勿体なすぎる。

というわけで、今回の記事は以上となります。

最後にこの記事の内容を簡単にまとめて終わりにしたいと思います。

まとめ

  • 在庫チェックは必ずしもしないといけないわけでは無い
  • 在庫チェックをしないという方向性もアリ
  • 在庫チェックをしないのであれば、仕入れを安定させるためにも、そのブランドの公式サイトを仕入れ先に定める
  • 在庫チェックをする場合、自分自身でやるか、第三者にやってもらうかのいずれか。
  • 自分自身で在庫チェックをするのはおすすめできない(在庫チェック自体は利益を生まない作業のため)
  • したがって、在庫チェックをするのであれば、外注さんにお願いするのがおすすめ
  • 在庫チェックの費用は1件あたり50円程度が相場
  • 在庫チェックの頻度は1ヶ月に1回程度で問題ない

以上がまとめになります。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。



輸入ビジネスの売上をアップさせるための記事一覧


輸入ビジネスの売上をアップさせるために役立つ情報を記事にしてまとめています。興味があれば以下より学んでいただければと思います。

>記事一覧へ


資金量に一切左右されずに利益を伸ばしていける輸入ビジネスの手法について解説するメール講座

「資金がなければ稼げない」という輸入ビジネスの常識を真っ向から否定する、とある輸入ビジネスの手法を無料メール講座で解説することにしました。この手法は、大手企業なども採用しているビジネスモデルの1つですが、それを輸入ビジネスに落とし込んで実践している人は皆無というのが実際のところです。「資金量に一切左右されずに青天井に利益を伸ばしていく」ということに興味があれば、以下よりメール講座を購読してみてください。

>無料メール講座の詳細はこちら